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4年半ぶりに群馬で酒を飲むぞ! 中村桜&清水彩香といく “清桜”バスツアー7杯目レポ

文:電撃オンライン

公開日時:

 電撃オンラインを御覧の皆様、大変ご無沙汰しております。清桜バスツアーです。

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 耳にタコかと思いますが、2020年以降コロナウィルスにより各種イベントは多大なる影響を受けました。当然、声優さんと行くバスツアーなどもってのほか! という空気の中、清桜バスツアーも2020年3月に予定していたバスツアーを断念しました。

 それから早4年……前回の清桜バスツアー6杯目からは4年半が経過してしまいました。昨今では状況も落ち着き、さまざまなところで以前のように声優イベントやバスツアーなども開催されるようになり、満を持して清桜バスツアーも再開! となったわけです。

 そんなこんなで、今回はビッグホリデー&
Catoptionさんにより2024年3月16~17日に開催された“清桜バスツアー7杯目”のレポートになります。飲み物片手にお楽しみくださいませ。

【電撃オンラインならびに清桜からのお願い】
 本記事内では飲酒を強く推奨しておりますが、どんなに美味しそうだなーと思っても、「お酒は20歳を過ぎてから!」は必ず守って下さい。20歳以上の方は、お酒を飲むときにお水もたくさん飲んで、健康的に楽しみましょう!

で、清桜って?


 本当に久しぶりですからご存じない方もいらっしゃるかと思いますので、改めて“清桜”についてご紹介します。

 マウスプロモーション所属の声優・清水彩香さん(
@ayaka__shimizu)と中村桜さん(@sakura__n)がみんなでお酒を飲みたいという要望で2015年末に生まれた2人ユニット。お二人の名前+お酒といえば……から名付けられたのが“清桜”です。

 電撃オンラインでは、最初のイベントからゆるゆるとレポート記事をアップし続けていますので、気になる方はぜひ遡ってチェックしてください。

⇒千葉は海と山と美食の楽園!? 中村桜&清水彩香の酒飲みユニット“清桜”バスツアー6杯目レポ

⇒お酒が飲みたい? そうだ、京都に行こう。中村桜&清水彩香の酒飲みユニット“清桜”バスツアー5杯目レポ

⇒『お酒が好きな人集まれ! 声優・中村桜&清水彩香の酒飲みユニット“清桜”バスツアー4杯目潜入レポ』はこちら

⇒『声優・中村桜&清水彩香の酒飲みユニット“清桜”バスツアー3杯目を写真多めで徹底レポート』はこちら

⇒『声優ユニット“清桜”の1泊2日バスツアーに潜入! 酒飲みイベントってどんなことするの?』のレポートはこちら

⇒ナナシス声優・清水彩香さん&中村桜さんのお酌で忘年会!? 超レアイベント“清桜”潜入レポ

俺達が知らないグンマを知ろう!



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▲清桜バスツアー、じつは天気に恵まれるんですよね。今回も快晴です。

 今回の目的地は群馬です。あまり観光地としてのイメージが沸かないかもしれませんが、伊香保や草津などの温泉地や富岡製糸場、尾瀬やわたらせ渓谷鐵道などなど、様々な見どころがあるエリアです。しかし、清桜の目的は違います。「酒」と「あて(酒の肴)」です。いや、もちろん観光もするんですけどね。

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▲4年半ぶりのこの写真が撮れたことに感動してしまいました。


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▲発射直後に缶ビールを開封して掲げるのが清桜バスツアーの通例。

 清桜バスツアー7杯目では、群馬の美味しいお酒やグルメを求めてひた走ることになります。ただの観光ツアーではありませんので、その点はご了承ください。

 そんなわけで、もちろん最初に訪れるのは酒造です。

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 群馬に入る手前、埼玉県比企郡小川町にある
晴雲酒造が最初の目的地。地元小川町の有機農家と契約して、地元に根づいた実直なお酒造りをされている酒造さんです。

 酒造見学ではお米の磨き具合の説明から工場の案内、そして季節に合わせたお酒の試飲などを楽しむことができます。

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▲スッキリした呑み口のものから、かなりパンチの効いたものまで3種類ほどいただきました。


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▲旅が始まったばかりだというのに、さっそく買い込む参加者たち。そしてその列に当たり前に並ぶ清水彩香さん。清桜の距離感はいつもこんな感じです。なお、清水さんのこのバスツアーの裏目的はいろんな種類の味噌を購入することだそうです。

 群馬まではそれなりに距離があるので、道の駅・玉村宿に立ち寄って昼食タイム。ちょうど桜がキレイに咲いていて、テラスでのご飯が一層美味しく感じます。

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 こちらの道の駅では地元の野菜やお肉を扱っており、料理好きな清水さんは物欲を刺激されまくっていました。まだバスツアー始まったばかりなので、生鮮食品のお買い求めはご遠慮ください。

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▲道の駅には注文を受けてから揚げてくれるフライのお店があり大盛況。チキンカツとハムカツサンド、大変美味しゅうございました。


食べてばかりじゃなく、食べるためのものを作ろう


 人間の胃袋には限界がありますので、移動時間があるとはいってもバスツアーの端から端まで食べたり飲んだりはできません。そこで、ここからは体験学習のコーナー。

 赤城山の麓にある
国立赤城青少年交流の家にて、お箸作り体験です!

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 食を大事にするならば、食器にもこだわりたいところ。自分が作ったマイ箸で食べる酒の肴は絶品であるに違いない、とそう思うわけです。……というお題目を掲げつつ、それなりに歳を重ねた参加者たちは“青少年“の学び舎にて数年~数十年ぶりの授業を受けることになりました。

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▲思った以上に「学校」だったためか、困惑する清桜。お箸を作りますよ。


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▲先生の指導の元、木の棒をカンナで削りお箸の形状に。カンナがけなんて、なかなか体験する機会もないですよね。


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▲と思ったら、本職っぽい参加者がいたりして……清桜ファンの幅の広さを感じました。


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▲ヤスリをかけていくと角材が丸いお箸っぽく! 削った分だけ滑らかになっていくのがめちゃくちゃ楽しい! これがモデラーの気分か……。


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▲中村桜さんはプラモデル作りが趣味なので「この工程はいくらでもやれる」と言っていました。番目の違う紙ヤスリを持参したかったそうです。


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▲ハンダごてで焼印をつけ、自分だけのお箸に。これは参加者の作品ですが、なんと可愛らしい!


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▲こちらは清水彩香さんの作品。「清桜」を開くと、中から清水さんのペットのキノちゃん(猫)が登場! 微笑ましいですね。


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▲これでご飯もさらに美味しくなるはず!


おまけ



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▲場内にあったハニワとの2ショットを自撮りする中村桜さん。

 箸作りを終えたバスツアー一行は、本日の宿に向かうのですが、その前にやるべきことがあります。そう、宴会用の買い出しです。

 清桜では夜の宴会が定番なのですが、そのときのお酒やらおつまみやらを仕入れるためのお買い物タイムがあります。1軒のコンビニを嵐のように駆け抜けただけでは飽き足らず、バスが向かったのは山深くにある酒屋さん一枡屋(いちますや)さん。

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 創業明治8年という老舗の酒屋さんです。品揃えが素晴らしいのはもちろん、ランダムくじで久保田の一升瓶が何本も当たったりする大盤振る舞いを魅せてくれました。そんなお店で見つけたのがコチラ、「紅しょうがのあげ玉」です。

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▲そのままおつまみとして食べても最高に美味しいのですが、ラーメンやうどんのトッピング、おにぎりの具材、お好み焼きや焼きそばにも使えるというスグレモノ。みんなが買っていました。


今日のお宿は山間の落ち着いたホテル「千の谷」



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 今回の宿泊は猿ヶ京温泉にある
和みの宿「千の谷」さん。

 旅の疲れ……なんてものはなく、さっそくご飯! バイキング形式! 最高!

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▲和洋中、すべてのニーズに応える充実のラインナップ。猿ヶ京温泉は魚沼にほど近く、ご飯(コシヒカリ)が特に美味しかったです。


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▲そしてライブキッチン! 眼の前でサーロインステーキを焼いてくれます! 何枚食べても怒られません!(食べ過ぎは良くないです)


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▲眼の前で揚げてくれる天ぷらをうどんに乗せて……最強ですよ。

 しっかりとお腹を満たしたあとは、清桜バスツアー恒例の宴会に突入です! 今回もホテルのバーラウンジを貸し切って、大人の無礼講タイム。

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 ……のはずが、少し様子が異なりまして、各テーブルに用紙を配りだす清桜の2人。

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 突然、抜き打ちの試験が始まりました。今日のバスツアー中に見たり聞いたりしたことを元に、全員参加の清桜テストです。

 完全にお酒を飲むモードに入っていたのに、頭を回転させられる参加者一同。あざ笑うかのようにビール片手にテーブルを周る清桜。鬼かな?

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 試験回答後は改めて乾杯。試練のあとのお酒は格別です。

 その後、様々なゲームやカラオケタイムなどあり、とても楽しい時間を過ごしました。ゲームの内容ですが、取材班としては清桜のお二人の名誉のために記録に残すことは避けたいと考えております。

 写真掲載でお許しください。きっと、当日参加の皆さんが伝承として語ってくれることでしょう。

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 宴会終了後は、箸作り体験で作ったマイ箸をいれるため、清桜ロゴが入った箸袋とコースターのセットを手渡しでプレゼント。

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 参加者はそれぞれのお部屋で2次会に花を咲かせていたようです。

 今回の清桜バスツアーは初参加のメンバーも多かったのですが、1日行動している間にすっかり仲良くなって、一人だけで寝ている~みたいな人はいませんでした。

 もちろん、お酒の飲み方は人それぞれで、強制されるものではありません。でも友人と楽しくお酒を酌み交わす時間は本当に楽しいものですよね。

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▲部屋飲みにサプライズで清桜がお邪魔、なんてシーンもありました。

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バスツアー2日目! 今日も食べるぞ!


 夜中まで飲んでいたのに、朝はスッキリ目が覚めるもので……。これもご飯が俺を呼んでいるからだと思うのです。

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▲もう全部美味しい。とくにコシヒカリが美味しい(昨晩に続いて2回目)。

 千の谷さんのすぐ近くにはダム湖があり、腹ごなしの朝の散歩に繰り出します。出発までお風呂に入ったり二度寝したりと、自分なりの時間を過ごせるのが良かったです。

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▲ダムが工事中で水位が下がってましたが、それでも湖面に映る雪山がキレイ!


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▲県指定の天然記念物「謙信のさかさ桜」。上杉謙信が出兵の際、桜の枝を逆さに地面に指して吉兆を占ったところ、その枝が根付いて芽吹いたと言われているそうです。まぢか。


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▲散歩してた黒ポメちゃん。

 朝食を食べた直後のバスツアー一行ですが、2日目の最初に訪れたのは、
生ゆば処「町田屋」さん!

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▲群馬県沼田市にある、湯葉と豆腐がメインのお店。公式サイトからしてちょっと面白いので、ぜひ見てみてください。

 ……は? おかしくない?

 ご飯食べたよ?

 と、思ったんですが、これを見たら「そうか、仕方ない」と思いました。

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▲一面湯葉! どんどん生まれる湯葉! できたてを食べ放題!

 人生で一番美味しい湯葉を食べました。まぁ、できたての湯葉を目の前で掬いながら食べるなんて経験がそもそもないんですけど、それでもめちゃくちゃ美味しいし、楽しい!

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▲これをこうやって……


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▲こう!

 さらに調味料はもちろん、ラーメンスープをかけて湯葉を食べたり、お店オリジナルの豆腐料理とか、お惣菜、豚汁、煮物、さらにはお酒も焼酎や梅酒、日本酒が飲み放題!

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 ホテルのバイキング並か、それ以上なんだが……?

 ……お店は大丈夫なの?

 お腹いっぱいで入らない! と思ったら、これが意外と食べられる食べられる。ああ、湯葉とか豆腐って優しいんだぁ……。むしろ、早く湯葉固まって! お願い! と、急かすほどに食が進みました。

 こちらの町田屋さん、いろいろなことに精力的なお店で、野菜が安く仕入れられたからといって「春のチンチロ祭り」をいきなり開催したり、店内のUFOキャッチャーで果物がもらえたり、とにかく楽しくて美味しいお店でした。沼田に訪れる機会がありましたら、ぜひ!

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▲「春のチンチロ祭り」では、2つのサイコロの合計値で野菜がもらえる。普通に考えても期待値は7。さらにゾロ目だとめっちゃもらえる。


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▲清桜の2人が挑戦しないわけがない。


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▲清水さんの出目は3。「3つか~」と思っていたら店員さんが「あー、3はね、振り直し」。え!?


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▲最終的に8つになりました。是が非でも野菜を大量に持っていかせようとする圧を感じました。


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▲桜さんも挑戦。お互いにサイコロを振るときは撮影する清桜。


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▲湯葉食べ放題のあとなのに、向かいのお店で群馬県の名物「焼きまんじゅう」を食べます。これが絶品!

 町田屋さんを後にして、次にバスが向かったのは
土田酒造さん。

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 ロゴなどのデザインもオシャレで、近代的な技術をふんだんに取り入れている酒造さんなのですが、お酒の製法は至ってシンプル。お米・米麹・水・菌のみを素材とし、添加物を一切使用しない生酛(きもと)造りなんだそうです。

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▲生酛造りは江戸時代の製法。冷蔵庫などもなかった時代だから、常温保存が可能なのも必然と言えますね。理にかなっている。


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▲こちらでも試飲しつつ、売店でお買い物。欲しいものだらけで困ります!

 そんなこんなで、バスは次の目的地に。今日は朝から食べるか飲むかしているだけのはずなのに、お昼ご飯の時間です。不思議ですね。

 1日中楽しめる道の駅、
川場田園プラザです。

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 川場田園プラザは、じゃらんの全国道の駅グランプリで2年連続1位という、道の駅のチャンピオンなのです。自然に満ちた園内には、川のせせらぎや子どもたちが楽しめる遊具、そして美味しいものが目白押し! もう、ここまできたら食べるよ! わかったよ!

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▲ピザ美味しかったよぉ。思わずお土産にベーコン買っちゃったよぉ。

 食い倒れツアー……いえ、清桜バスツアーの最後の立ち寄りポイントは榛名山の麓にある
しんとうワイナリーさん。

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 国内のワイン産地として有名な山梨や山形に負けじと、地元のぶどう農家さんらが共同でワイン造りに取り組んでいます。原料は国産ぶどうのみで、添加物を加えない基本に忠実な製法を守っているそうです。

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▲果実味をとても感じられる美味しいワインがたっぷり。全種類試飲しちゃいますよね、そりゃあ。

 食べたり飲んだり食べたり飲んだりの2日間もあっという間に過ぎ去ってしまいました。離れがたい気持ちを抑えつつ、最後は清桜のお二人のお見送りでバスツアーも終了となりました。

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 声優さんと行くバスツアーの数だけ魅力があり、楽しさがあります。清桜のみならず、「値段も安くないし、知り合いもいないバスツアーに行くのはちょっと……」とイベント参加に不安がある人にとって、このレポートがちょっと背中を押してくれるものになってくれた嬉しいです。

 これだけ食と酒に特化したものは珍しいかも、と思いますが、推しと同じ時間を過ごせるという貴重な体験にプラスアルファ、なにか楽しいことが見つけられたらいいですね。

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 清桜はバスツアーだけでなく、いろんなイベントを企画しています。5月6日には渋谷LOFT9さんで
「清桜 ~GWの締めは、清桜です~」が開催予定です。Xではハッシュタグ『#清桜』『#清桜バスツアー』で情報発信をしていますので、ぜひチェックしてみてください。

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