2008年4月4日(金)
4月某日。電撃乙女部部室に届いた1通のFAX。そこには、次のように書かれていた。
「4月4日、東京・新宿バルト9にて「劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事」完成披露試写会開催」
りえぽん「行くべきね(遊佐様……)」
まり蔵「行くべきですね(てらそま様……)」
やままや「行きましょう(鈴村様……)」
それぞれの想いを胸に立ち上がった乙女3人。しかし、車道に面したはずの部室に響く「プォーン」という電車の走る音。そしてぶち破られる窓!
キャナ☆メン「俺、参上! 乙女ども、クライマックス刑事の試写会に行くのはワタクシだー!(関様……)」
己を“仮面ライダー電王”と勘違いした顔で決めポーズをとるキャナ☆メン。そんな「痛い子」に歩み寄ったまり蔵は、以外にも素直にFAX書類を渡した。
まり蔵「窓ぶち壊したからタダ働きでよろ」
キャナ☆メン「はぃ……」
というわけで、いきなり飛び出て新入部員なキャナ☆メンが、「劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事(以下、クライマックス刑事)」完成披露試写会の模様をお届けです。
ちなみに「クライマックス刑事」は、大人気を博したTV特撮「仮面ライダー電王」と現在放送中の「仮面ライダーキバ」の登場人物やライダーたちが競演する劇場映画。今回は、時の列車デンライナーが「デンライナー署」として登場し、悪事を働くファンガイアやイマジン“ネガタロス”と、2つの作品のライダーたちが戦います。“モモタロス”らイマジンたち、“良太郎”や“渡”が活躍するのはもちろんのこと、“ネガタロス”がデンライナーパスを使って“ネガ電王”に変身もする本作品。ライダーファンはもちろんこと、関俊彦さんをはじめとした豪華声優陣が出演するこの映画は、お嬢様たちにもオススメとなっております。同時上映の「モモタロスのキバっていくぜ!」も見逃せませんよ。
さて4月4日の試写会では、金曜日ということもあり、大勢のちびっこが劇場に集結。もちろんお嬢様方も大勢いらしておりました。スクリーンを前にした観客たち&ワタクシが、今か今かと開始を待ちわびていると、とつぜん暗転したステージがウェイクアップ! もといライトアップ!
シアター内には、主題歌「Double-Action CLIMAX from」が流れ、“モモタロス”、“ウラタロス”、“キンタロス”、“リュウタロス”、4人のイマジンがステージに登場! 最初からクライマックスと言わんばかりに、関俊彦さん、遊佐浩二さん、てらそままさきさん、鈴村健一さんの生アフレコで踊り狂う4人。お嬢様方のボルテージもクライマックスで、静寂の場である劇場では二度と聞けないような大歓声が響いておりました。
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| ありえないくらいに踊り狂う“モモタロス”。ちょうど真正面に座っていたので、ワタクシも最初からクライマックスでした。 | ||
続いて現れたのは、本作でライダーたちの敵となる“ネガタロス”。彼が、オシリーナこと“ナオミ”役の秋山莉奈さんをさらってステージに登場したから、さあ大変です。しかし、ここで黙っていないのがヒーローというもの。観客席の間から、“仮面ライダー電王”と“仮面ライダーキバ”が「参上!」しました。
上映を前にしてタッグを組んだ2人のライダーは、“キバ”が秋山さんを助け、その間に“電王”が“ネガタロス”と戦うというみごとな連携を披露。2人の見せた「ダブルアクション」に恐れをなしたか(定かではない感じでしたが)、“ネガタロス”はステージ裏に撤収し、秋山さんを救った2人のライダーが観客の前に姿を見せてくれました。
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| TV本編ではムードメーカーとして活躍した“ナオミ”。秋山さんが両脇にライダーを従えて満面の笑みです! ちなみに左が“電王”、右が“キバ”となっております。 | ||
お嬢様方の胸の鼓動にブレーキのかからないまま、ステージにはキャスト陣と監督が登場。それぞれ、劇場公開にあたっての感想を聞かせてくださいました。
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| 左から、監督・金田治氏、“ネガタロス”役・緑川光さん、“鈴木一哉”役・村井良太さん、“ナオミ”役・秋山莉奈さん、“モモタロス”役・関俊彦さん、“ウラタロス”役・遊佐浩二さん、“キンタロス”役・てらそままさきさん、“リュウタロス”役・鈴村健一さん。 |
秋山さん:皆さんのおかげで劇場版を公開することができて、本当にうれしく思っています。今回(の作品で)は、衣装でチャイナ服を着たので、それにちなんで今日も着てきたのですが、動きにくくてすごく公開しています。(「仮面ライダー電王」は)1年間かかわってきた作品ですし、皆さん仲よく、一生懸命作ってきたので、今回で本当のクライマックスになってしまうのはすごく寂しいです。けれど最後まで一生懸命やったので、皆さん楽しんでいただけるとうれしいです。
村井さん:今回、「仮面ライダー電王&キバ」の劇場版に参加することができて、すごくうれしく思います。みんなで「キバワールド」、「電王ワールド」にどっぷり浸かっていただいて、楽しんでいただけたらと思います。(劇場版からの参加ということで、)最初はプレッシャーがあったんですが、皆さんのおかげで楽しく撮影に参加することができました。
関さん:全国の仮面ライダーファンが、まさに待ちに待った劇場版の公開ということで、「キバ」と「電王」のすばらしいコラボレーションが実現しました。なんとか皆さんのお力で、全国津々浦々まで、今回も大ヒットを飛ばしてくれることを祈っております。ありがとうございます。
遊佐さん:皆さん今日はありがとうございます。よい子のみんなも、たくさん来てくださってありがとうございます。ちゃんとお母さんと来てくれたかな?(笑) Vシネマ版として制作されるはずだったこの作品が、劇場版にまでなったということで、本当に皆様の声援のおかげだと思っております。ありがとうございます。(最初)Vシネマ版とお聞きしておりましたので、ちょっといやらしい部分を出しすぎたかもしれません(笑)。そのあたりがどこまで生かされているのか、僕も楽しみです。
てらそまさん:最初はVシネマということだったんですけれども、皆さんのご支援により、こういうふうに劇場版となりました。みんなで楽しんでください。これからも「電王」をお願いします。
鈴村さん:よい子のみんな、“リュウタロス”に声が似ている鈴村健一と申します(笑)。今回、「キバ」と「電王」がコラボレーションして映画になったというのはすばらしいことだと思います。僕は特撮が大好きなんですが、この作品は、「デビルマン対マジンガーZ」みたいな勢いをもっていると思います。夢の作品ができて、出演することができて、非常にうれしく思っています。
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緑川さん:「電王」はオンエアしている時から、「出たいな~」と思っていたんですが、そう思っている間にオンエアが終わってしまい、しょんぼりしていました。でも劇場のほうに出させていただいて、イマジンとライダー両方ともやらせていただき、とても光栄に思っています。
金田監督:この作品、TVのほうも4、5本くらい撮らせていただきまして、大好きな作品です。去年の12月24日にクランクインしまして、1カ月後の1月25日にアップしました。(撮影期間中には)雨の日も雪の日もありましたが、撮影の日だけはカラッと晴れました。本当に、スタッフの方々と、キャストの方々、寒い中よく頑張っていただきました。おもしろい作品になっています。TVの設定とはちょっと違って、型破りになっていますが、ぜひそこを楽しんでください。
以上でキャスト陣と監督の挨拶は終了し、あとはお待ちかねの上映を待つのみ……だったのですが、胸元にトキメキとは違うバイブレーションが。ケータロスのごとく赤い携帯電話を取ったワタクシ、まり蔵の言葉に絶句いたしました。
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まり蔵「もしもしー。さっさと記事あげたいから部室に戻ってくれる? 私たちは、後ろでこの映画見てるから」
ワタクシの敵はファンガイアと“ネガタロス”ではなく、どうやら原稿とまり蔵のようでした……。
■「劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事」[集計期間2012年 05月10日~05月16日]
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