2008年4月22日(火)
押忍押忍押忍押忍!(エコーサラウンド付き挨拶) 最近めっきりアクティが独壇場な「電撃ハード番長」第10回です。今回は、第9回に引き続きオールエイさんの製品をチョイス。8個のスピーカーシステムを搭載しながら実勢価格1万円台のヘッドホン「VIBRAR(ヴィブラ)」ですぜ!
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| ▲これがパッケージ。ヘッドホンとデコーダがすっきりと収納されています。撮影してたら透明のカバーに映りこんじゃった、テヘ(テヘじゃない)。 |
PS3とかXbox 360とか、5.1ch(チャンネル)サラウンドに対応するソフトが俄然増えてきた昨今。「そもそも5.1chって何さ」というと、5+1個のスピーカーシステムを使って音を鳴らすことを指します。聴く人の周囲にスピーカーを並べて、360度全方位から音が届いているかのような、臨場感たっぷりの音を聴ける仕組みです。多くの人が知っている「ステレオ」は2ch、「モノラル」は1chのことを表します。……これは皆さんも知ってますな。
これまで5.1chで音を再生するには、スピーカーを6個以上、それも視聴する人の周囲にキッチリと置かなければなりませんでした。でも、それってなかなか大変だし、深夜に音を鳴らすなんてもっての他だし。そんなメンドいことをすべて解決してくれるのが、このVIBRAR。ヘッドセットを頭に掛けるだけで簡単に5.1ch再生を可能にします。
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| ▲封入されているものたち……の一部。この他、説明書や光音声ケーブルが含まれています。 |
最近はヴァーチャルで5.1chをうたうヘッドホンが増えてきています。でも、こうしたヘッドホンはデコーダーなどで仮想的に「5.1chのような音」を2つのスピーカーシステムで鳴らすカラクリ(俗にいうダウンミックス)。VIBRARは、ヘッドセット内部に8個のスピーカーシステムを載っけているため、各スピーカーから別々の音がきちんと出る。つまり、ほぼ真に近い「リアル5.1ch」が体感できるワケです。
ちと説明が長くなりましたが、VIBRARを使えば、そうした臨場感のある音を手軽に鳴らせます。PS3やXbox 360の他、DVDやBlu-rayなどの機器に光音声ケーブルでつなぐだけと、取り扱いも簡単。
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| ▲光音声ケーブルは、同軸型と角型が1本ずつ入っています。両方のタイプを自由に使い分けられますので、ほぼどんな機器にも対応。こういった細かい配慮がウレシイ。 |
ここからは、実際の使用感をレポート。まずヘッドホンからではなく、付属のデコーダについて。デコーダへの入力信号は、当然ドルビーデジタル(AC-3)サラウンドに対応していて、BSデジタル放送に採用されているデジタルサラウンド「MPEG-2 AAC」にも完全対応。ちなみにリニアPCMもイケます。もう何でもアリな入力対応なので、このあたりは音楽を聴いたり、映画を見たりといった「ゲームをやる人以外」にウレシイ仕様では。
デコーダのサイズは103×69×24mmと、この手のデコーダにしては超コンパクト。持ち運びも非常にラクチンです。……あー、持ち運ぶことはあまりないかもですが。そうそう、ヘッドホンの端子が2つ付いてるのは、地味にポイントが高いですね。2人でゲームする時に便利。
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| ▲デコーダだけでなく、電源アダプタも極小サイズ。ケーブルの取り回しもいい感じ。電源のON/OFFと主ボリューム操作はデコーダ表面のスイッチで行えます。 | ||
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| ▲デコーダ側面に、接続用の端子がぎっしり。ヘッドホン端子は2つ(左写真)付けられます。側面奥には電源アダプタと光音声ケーブルの端子が(右写真)。光音声ケーブルの切り替えはスイッチ式で、どちらか一方を選択します。 | ||
出力では、光出力端子とアナログ5.1ch出力端子をバッチリ装備。ちょっとウラワザ気味ですが、専用のケーブルさえあれば、この端子を使えばヘッドホンを使わずデコーダー単体で音を聴けます。
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| ▲入力のみならず、出力も光に対応。光の他に、赤青緑のアナログ3本ケーブルを使えます。音のデコードだけさせてヘッドホンを使わず他の機器に信号を通せるので便利。 |
続いてヘッドホン。このヘッドホンの重量はケーブルを除いて約380g。8つのスピーカーシステムを積んでいるわりには軽い印象です。しっかり目な作りのイヤーパッドのおかげで、長時間の使用にも十分耐えられそう。アクティの場合、5時間ほど付けっぱなしにしていましたが、まったく問題ナシ。ただ「完全密閉」ではないので、外からの音はある程度入ってきます。これは仕方のないところ。ゲームに夢中だとまったく問題ないけどな。
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| ▲ヘッドホンだけ見ていると、とてもこの中に8個のスピーカーが入っているようには見えません。一体どんな構造になっているのだろうか……。それなりに軽く、良好な装着感。 |
ヘッドホンから出ているケーブルに、8chそれぞれの音量を個別調整するコントローラが付いています。FRONT、REAR、CEN(CENTER)、SUBの4つについて、それぞれ左右の音量が同一に変化する仕組み。音量調整は、まず上記の4つを最大音量にした上でデコーダ側のマスタ音量を調整し、改めて4つを個別に調整するのがいいようです。
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| ▲これがコントローラ。音量値が書かれていないので「現在の音量がどの程度か」わかりづらいのは残念。1世代前の「AL-DP100」には付いてたんだけどなあ……。自分の耳を信じて調整するしかない模様。 |
そんなこんなで、早速アクティもPS3とXbox 360のソフトをいろいろ試してみました。その中で一番スゲーと思ったのは、バンダイナムコゲームスのXbox 360用ソフト『エースコンバット6 解放への戦火(以下、ACE6)』。もともと音の臨場感には定評のあるソフトだったので、納得といえば納得。
まず、初っ端のムービーから音がビンビン伝わってきます。ゲーム中、空を飛んでいる時のサラウンドはそれに輪を掛けてスゴい。音質は、ピーキーさがなく「やわらかい」印象。多少音がボヤけてはいるものの、代わりにまっっっっったく音割れがないのは「バランスがいい」としか言いようがない。もう一度言います、コレはスゴい。低音バイブレーションが付いているのもいいですね。
ただし、視聴者の周囲にスピーカーを並べるような形式と違い、このヘッドホンではフロント(斜め前方)の音が「真横から」飛んできます。このため『ACE6』のプレイ時は、『ACE6』側の設定画面でスピーカー位置を調整するとよいかも。しっかり調整すればするほど、いい音を得られます。
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| ▲PS3の場合は、角形の光音声ケーブルを本体裏側の端子に挿すだけでOK。Xbox 360は挿す場所が死角で、上の写真のように映像&音声ケーブルの根元に端子がありますので注意。この状態でヘッドホンをデコーダに挿し、デコーダの電源をONにすると、VIBRARで音が鳴るようになります。音量調整時に耳を痛めないよう、くれぐれもご注意を。 |
つらつらダラダラと書いてきましたが、さすがに長くなってきたのでそろそろ終了。手軽に5.1ch環境を得たい方にはマジでオススメのヘッドホンです。欲を言うなら、まったく同じものでワイヤレスだったらなぁとも思ってしまうものの、それはさすがに欲張りすぎですか。(3万ぐらいまでなら出すのに……ッ!)
最近はサラウンド性能の向上により、ヴァーチャル方式5.1chヘッドホンでもかなりいい音質の製品が出回っています。が、5.1chを同時に発音できるのはスピーカーシステムが相当数なければ不可能。ヘタなヴァーチャルヘッドホンを買うぐらいなら、ぜひこのVIBRARを手にとっていただきたい。アクティが自信を持ってオススメします。
そして前回に続き、またまたオールエイさんから読者プレゼントをいただきました。なんと、VIBRARを抽選で2名にプレゼントしちゃいます! 欲しい人は以下のフォームに記入の上、ご応募くださいませ。締切は4月28日、来週月曜日中とさせていただきます。これ、マジでいいデキなので当たる方は本当にラッキーですよ!(アクティ)
(C)2008 ALLA CORPORATION
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