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2008年5月21日(水)

ストーム隊を取り巻くキャラたちを紹介! 『フロントミッション2089』新情報

文:電撃オンライン

 スクウェア・エニックスは、5月29日に発売するDS用SLG『フロントミッション2089 ボーダー・オブ・マッドネス(以下、FM2089 BoM)』の新情報を公開した。

『フロントミッション2089』

 本作は、ケータイ用アプリとして制作された『フロントミッション2089』シリーズのDS移植作。移植にともない、キャラクターデザインや設定、シナリオ、マップ、戦闘シーン、エフェクトなどがリファインされている。『フロントミッション』シリーズでも重要な位置を占める架空の島「ハフマン島」を舞台に、「O.C.U.」と「U.S.N.」の2大勢力による争いと、傭兵“ストーム”たちの戦いが描かれていく。

 今回はストーム隊にかかわる人物たちと、ケータイ版『フロントミッション2089-II』からの登場キャラクターを紹介する。さらに吸血部隊「ヴァンパイアズ」の新機体の画像や、ミッション選択についても判明したのでチェックしておいてほしい。

『フロントミッション2089』

●フェイスレス●

「私は、特殊部隊に志願した時から過去を捨てた」

 O.C.U軍特殊部隊「デルタ」の隊長で、ミッション遂行に己の誇りをかける生粋の軍人。WAP(ヴァンツァー)パイロットとしての腕前はかなりのもののようだ。ストーム隊との共同戦線の際に、彼らの実力を認める。また、“ロイ”という名の親友がいる。

『フロントミッション2089』 『フロントミッション2089』
作戦をともにし、“ストーム”と“フェイスレス”はお互いを認め合う。どうやら“フェイスレス”には、ストーム隊に知人がいるようだが……?

『フロントミッション2089』

●ヘパイスト●

「もっと生を楽しめ。わしのようにな!」

 ストーム隊に加わる大ベテランのメカニック。補給車のドライバーとしても活躍する。セクハラ風の言動も見られるが、飄々(ひょうひょう)とした態度はなぜか憎めない。“ファルコン司令”の古い友人でもある。

『フロントミッション2089』
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おちゃめで憎めない老人だが、老兵ならではの含蓄ある言葉をさらりと言う場面もある。

『フロントミッション2089』

●バギー●

「生きて帰れるだけマシなのかもな……」

 “バギー”というコードネームを持つ、ストーム隊の追加隊員候補。がっしりとした肉体と陽気な態度のムードーメーカー的な存在で、“レイン”が以前所属していた部隊の、たった2人の生き残り。遠距離攻撃のスペシャリストでもある。

『フロントミッション2089』 『フロントミッション2089』
“バギー”は隊が壊滅した際に負傷し、現在もリハビリ中。“レイン”の過去を知っており、“レイン”が酒豪であることもストーム隊にばらしてしまう。

『フロントミッション2089』

●ライコフ●

「これは私の私物というか、趣味で組み上げたものでして……」

 ストーム隊を援助している企業からの派遣技術員。“ストーム”を「普通のパイロットではない」と感じ、そのWAP操縦技術の高さを買って、“ストーム”に新兵器のテストをさせる。少々変わり者だが、“ヘイパスト”いわく「奴は天才」。

『フロントミッション2089』 『フロントミッション2089』
“ストーム”を非常に高く買っている彼は、新兵器のテストをさせて戦闘データを収集している。また時には、メカ愛が暴走してしまうことも。

『フロントミッション2089』

●サーナ●

「ふむ。あの新人、なかなか筋が良いな」

 『フロントミッション2089-II』からの登場キャラクター。実戦経験豊富な傭兵部隊「チャリオット隊」の隊長でもある。補充傭兵視察のため基地に現れ、筋のよいパイロットを発見してスカウトしていく。

『フロントミッション2089』 『フロントミッション2089』
実務的な物言いをする“サーナ”隊長。“ストーム”と再び会う日は来るのだろうか?

『フロントミッション2089』

●トーネード●

「隊は違いますが、お互いがんばりましょう」

 『フロントミッション2089-II』の主人公。補充パイロット候補として、“チャンプ”、“オッドアイ”らとともに“ストーム”を相手とした実戦形式のテスト戦闘を行う。その戦闘で“ストーム”に一蹴されてしまうものの、その射撃センスは認められた。アサルトを欲していた“サーナ”にスカウトされ、「チャリオット隊」に配属される。

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“ストーム”から「操縦に迷いがある!」と指摘され、驚きを隠せない“トーネード”。彼とともに戦う時も来るのだろうか?

 また、吸血部隊「ヴァンパイアズ」の大型機動兵器も紹介する。名称・スペックともにまだ不明だが、四脚の安定性とその巨大さから、強力な火器を積んでいるのは間違いないだろう。また今回紹介した画像とは、武装が異なる機体の存在も判明している。

『フロントミッション2089』
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強力なミサイルで遠距離攻撃を仕掛けてくるナンバーズ専用の大型機動兵器。機体上面にセットされた主砲も強力な武装と思われる。右の画像は、ナンバーズ専用WAPとの戦闘シーン。

 さらに、ゲーム中での選択によって、異なるミッションをたどってストーリーを進められることが判明した。

『フロントミッション2089』
“ファルコン司令”より2つのミッションが提示された。アリーナの爆破阻止と、ジャーナリストの救出のどちらを選択するかによって、異なるミッションをプレイすることになる。選択によって出会う敵も変化し、違った展開が楽しめる。

『フロントミッション2089』 『フロントミッション2089』
『フロントミッション2089』 『フロントミッション2089』
アリーナの爆破阻止に向かうと、ミッション「アリーナ爆破予告」に進む。このミッションに登場する敵は「ナンバーズ」の1人“モンク”。格闘戦を得意とする彼への備えが必要となるだろう。ジャーナリストの救出に向かえば、ミッション「ジャーナリスト」をプレイすることになる。ここで敵となるのは、やはり「ナンバーズ」の1人である“デス”。任務遂行を何より重んじる彼を相手に、どうやってジャーナリストを守ればよいのだろうか?

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データ

▼『フロントミッション2089 ボーダー・オブ・マッドネス』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■ジャンル:S・RPG
■対応機種:DS
■発売日:2008年5月29日
■価格:5,040円(税込)
 
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