2008年5月27日（火）

大型機動兵器に搭乗可能！『フロントミッション2089』戦闘システム紹介

　スクウェア・エニックスは、5月29日に発売するDS用SLG『フロントミッション2089 ボーダー・オブ・マッドネス（以下、FM2089 BoM）』の新情報を公開した。

　本作は、ケータイ用アプリとして制作された『フロントミッション2089』シリーズのDS移植作。移植にともない、キャラクターデザインや設定、シナリオ、マップ、戦闘シーン、エフェクトなどがリファインされている。『フロントミッション』シリーズでも重要な位置を占める架空の島「ハフマン島」を舞台に、「O.C.U.」と「U.S.N.」の2大勢力による争いや、O.C.U所属傭兵“ストーム”たちと吸血部隊「ヴァンパイアズ」との戦いが描かれていく。

　今回明らかになったのは、吸血部隊・ヴァンパイアズのエリート隊員「ナンバーズ」の新たなメンバーと戦闘システム。間近に迫った発売に備えて、これらの情報をチェックしておいてほしい。

■「ナンバーズ」……新たなる4人

●ドラグーン●

「ならば……私がこの手で決着をつける」


「ナンバーズ」の1人。ハフマン島に来る前は、別の戦地で傭兵をしていた。彼が「ナンバーズ」になったのには、秘められた理由があるようだ。

●デーモン●

「単機で挑んで勝てる相手かどうか、見極めるのだ」


指揮官としてもパイロットとしても優秀な、「ナンバーズ」最強クラスの男。“ドラグーン”と連係してストーム隊に迫る。

●イフリート●

「イフリート隊、侵入者を焼き尽くすぞ！」


「ナンバーズ」の1人でイフリート隊の隊長。コードネームにふさわしく、部下たちも火炎放射器を装備した機体に搭乗している。

●ナイトメア●

「俺が一人ずつ拷問してやったよ」


「ナンバーズ」のメンバーは冷静なタイプが多いが、この男は例外。セリフからも分かるように極めて残忍な性格をしている。

　また、ナンバーズ専用ヴァンツァーのホバー脚タイプについても、イラストが公開となった。名称やスペックは不明だが、盾を装備した機体も中にはあるという。

■キャラクターに個性をつけて戦闘を有利にする「スキル」

　『フロントミッション』シリーズには、キャラクターのカスタマイズ要素として欠かせない「スキル」。本作でもさまざまなスキルで、キャラクターをカスタマイズ・強化することができる。スキルは、各キャラクターの能力ごとの経験値が、一定値を超えることで習得。FIGHTであれば格闘スキル、SHORTであれば射撃スキル、LONGであれば遠距離スキルを身につける。各スキルには、Lv.1、Lv.2、Lv.3、Lastのレベルが存在し、レベルが上がるほど発動率はアップ、Lastになれば100％発動するスキルもある。そのいくつかを以下に紹介する。


【First(ファースト)】通常は、射撃の後の攻撃となる格闘攻撃。しかし、この格闘スキルが発動すれば、先制攻撃ができる。


【Stun(スタン)】この格闘スキルが発動して攻撃が命中すれば、敵をStun状態にしてしばらくの間、行動不能にできる。


【Double(ダブル)】左右の装備が格闘武器（WAPの腕パーツ含む）の時、左右の攻撃を順に繰り出す格闘スキル。しかも2回目の攻撃で、再びDoubleが発動することもあるという。


【Duel(デュエル)】近距離用射撃武器を装備している時に発動し、任意のパーツを狙い撃つことができる。


【Speed(スピード)】マシンガンやショットガンなど、複数の弾を発射する武器の発射弾数を増やす射撃スキル。


【Switch(スイッチ)】両手に射撃武器(遠近両用を含む)を装備して近距離射撃をした時に発動する射撃スキル。左右の射撃武器で攻撃する。また、2回目の攻撃時に再びSwitchが発動することもある。


【Guide(ガイド)】遠距離用武器を装備している時に発動し、任意にパーツを狙い撃てる。

■大型機動兵器をストーム隊も運用できる！

　DS版『フロントミッション1ST』と同じように、本作でも大型機動兵器を使用できる。敵に回した時は大きな脅威となる兵器で、敵部隊を蹴散らそう。



画像では“レイン”が大型機動兵器に搭乗している。うまく使えば戦いがラクになる？

▼『フロントミッション2089 ボーダー・オブ・マッドネス』: ■メーカー：スクウェア・エニックス; ■ジャンル：S・RPG; ■対応機種：DS; ■発売日：2008年5月29日; ■価格：5,040円(税込); 　; ▼『フロントミッション2089 ボーダー・オブ・マッドネス』の予約・購入はこちら

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