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2008年6月9日(月)

君の頭脳で天下をつかめ! 『国盗り頭脳バトル 信長の野望』の流れを紹介

文:電撃オンライン

 コーエーは、DS用ソフト『国盗り頭脳バトル 信長の野望』を6月26日に発売する。価格は4,800円(税抜)。

 本作は、戦国時代の日本を舞台に、大名となって領地争いをするボードゲーム。それぞれ特徴のあるコマを操り、ボードゲームならではの手軽さがありながら、領地争いの奥深い戦略性が楽しめる。ここでは、本作のゲームの流れを紹介する。

■まずは自らの軍団を編成しよう

『国盗り頭脳バトル 信長の野望』

 ゲームをスタートして大名を選択したら、自分の配下からコマとなる武将たちを最大8人まで選んで軍団を編成することになる。コマには「足軽」、「騎馬」、「鉄砲」の3種類の「兵科」が設定されており、武将の選択の際には、この「兵科」と、強力な効果を持つ「切り札」、戦闘時に一定の確率で発動する「特技」、武将のレベルが重要となってくる。

 また、武将には「知行」というコストのようなものが設定されており、知行の合計が「知行合算」の最大値を超えないように軍団を編成する必要がある。軍団の編成によって、ステージ攻略の難易度が大きく変わってくるので、育成したい武将を大量に投入したり、強い武将で少数精鋭を軍団を編成したりと、いろいろな編成を試してみよう。

■己の采配で敵地を進め!

 軍団を編成してステージを開始したら、勝利条件を満たすべくコマを進軍させていく。コマに設定された「戦力」の値が少ないものから順に行動し、タッチペンでコマをスライドさせるだけで移動できる。移動した先のマスは自分の領土となり、それを繰り返して領土を拡大していくことになる。支配したマスの石高に応じて毎月金収入が得られ、マスによっては、石高が高い「金山」や、後ほど説明する評定での「戦力増強」で足軽の戦力強化回数の増える「街」など、特殊な効果を持つマスもある。

 さらに、同じ兵科のコマはまとめて移動をさせて、戦闘でもまとまった戦力として敵に攻撃することができる。もちろん、別々に移動させることもできるので、戦力を集中させるか、展開させるかはプレイヤーの戦略次第だ。

『国盗り頭脳バトル 信長の野望』 『国盗り頭脳バトル 信長の野望』 『国盗り頭脳バトル 信長の野望』 『国盗り頭脳バトル 信長の野望』
コマを移動させて自分の領土としたマスは青くなる。同じ兵科をまとめて移動させれば高い戦力を持つようになるが、領土は拡大しにくい。一方、コマを広く展開すれば一気に領土は増えていくが、敵に各個撃破されやすくなってしまう。

■戦って領土を守り、勝ち取れ

 コマの移動した先のマスに敵のコマが配置されていると戦闘が起きる。戦闘の勝敗は、攻撃側と防御側の「戦力」によって決定し、戦闘に勝てばマスを支配可能だ。負けたコマは城まで退却し、3ターン後に戦力が回復して再び出陣できるようになる。

 なお戦闘では、攻撃側の「戦力」が高ければ問答無用で勝利となるが、それ以外の時は互いに攻撃しあって戦うことになる。この際のダメージは、兵科の相性やコマのクラスによって大きく変化する。足軽は鉄砲に強く、鉄砲は騎馬に強く、騎馬は足軽に強いという三すくみ状態になっているので、戦いを仕掛ける時は兵科にも注意する必要がある。なおコマを敗走させずに戦闘を繰り返すと、クラスが上がることがあり、クラスアップすれば戦闘でのダメージアップにつながる。さらに、先だって紹介した武将の「特技」によっても、戦闘の有利不利は変わってくるので、戦力が劣っていても、相手によっては十分に勝利できる。

『国盗り頭脳バトル 信長の野望』 『国盗り頭脳バトル 信長の野望』
戦闘では、まず「戦力」が重要となってくる。攻撃側の戦力が高くては防御側になすすべがないので、戦力の集中、分散をうまく使おう。
『国盗り頭脳バトル 信長の野望』 『国盗り頭脳バトル 信長の野望』
戦闘を繰り返してコマがクラスアップすれば、強さだけではなく見た目もパワーアップする。なお、クラスが1から2になっただけで戦闘で与えるダメージが倍になるので、お気に入りのコマは敗走させないようにしたい。
『国盗り頭脳バトル 信長の野望』 『国盗り頭脳バトル 信長の野望』
武将には、戦闘中に一定確率で特殊な効果が発動する「特技」が設定されている。先制で敵の戦力値を減らす「焼き討ち」など、強力なものがたくさん用意されている。

■「評定」で侵攻の足場を固めよう

 また6ターンごとに、「戦力増強」、「城増強」、「同盟」が行える「評定」が開かれる。「戦力増強」は、所持金を使うことでコマの最大戦力を上げるコマンド。街や鍛冶、馬産地など特定のマスの支配数によって1度の評定で増強できる回数が決まる。同じく所持金を使用する「城増強」では、自勢力の城の防御度を上げられる。

 「同盟」とは、その名の通り他勢力と同盟を結ぶコマンド。他の勢力と同盟を結べば「互いの不可侵」、「互いの領地の通行許可」、「互いの城での入城・出撃が可能」といった恩恵を得ることが可能だ。なお、同盟は次の評定が開かれるまで有効となる。評定が開かれると、まれに滅亡した勢力の武将が仕官してくることもある。

『国盗り頭脳バトル 信長の野望』 『国盗り頭脳バトル 信長の野望』 『国盗り頭脳バトル 信長の野望』 『国盗り頭脳バトル 信長の野望』
「戦力増強」、「城増強」で軍事力の強化を行い、争う必要のない勢力とは同盟を結んでおけば、敵勢力と戦いやすくなるだろう。

■「切り札」で形勢逆転!

 各武将の持つ「特技」は戦術で力を発揮するが、「切り札」は戦略でその効力を見せてくれる。使用することでマップ上のコマに影響するような強力な効果を発動するが、1つの「切り札」につき1枚しか札を切ることができない。

『国盗り頭脳バトル 信長の野望』 『国盗り頭脳バトル 信長の野望』
“伊達政宗”が切り札である「竜の毒」を発動する。敵勢力のコマの戦力と増強された最大戦力を-1することができる。

■勝利した後はさらなる戦力増強

 勝利条件を満たし、ステージをクリアすると名声をもらえる。もらった名声を使えば、新武将を獲得することが可能。さらにステージ終了後には、戦績が表示されてゲーム開始時からの戦績の変化を見られる他、経験値が一定以上にたまった武将がレベルアップする。ステージ終了後の戦力増強で、次の戦いに備えよう。

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ステージ終了後には、武将のレベルアップ、新武将の獲得などお楽しみが待っている。これまでの戦績の変化も確認できるので、自分の腕前の上昇を確認することも可能だ。

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データ

▼『国盗り頭脳バトル 信長の野望』
■メーカー:コーエー
■対応機種:DS
■ジャンル:TBL
■発売日:2008年6月26日
■価格:4,800円(税抜)
 
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