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2008年6月16日(月)

『CHAOS;HEAD』シングル第2弾登場! 榊原ゆいさんコメントも

文:電撃オンライン

 5pb.は、PC用AVG『CHAOS;HEAD』の作品挿入歌「罪過に契約の血を」を、シングルCDとして6月25日に発売する。価格は1,260円(税込)。

 『CHAOS;HEAD』は、PCゲームメーカー・ニトロプラスと音楽制作&コンシューマゲームメーカー・5pb.がタッグを組んで贈る妄想科学AVG。コンテナハウスで大量の美少女フィギュアに囲まれながら生活する高校2年生“西條拓巳”を軸に、渋谷で起きる凄惨な連続猟奇殺人事件が語られていく。

こちらがCDのジャケットイラスト。“FES(岸本あやせ)”が十字架に貼り付けにされた、意味深なものとなっている。

 CD「罪過に契約の血を」は、作中で榊原ゆいさんが歌う同名曲にエンディングテーマ「グラジオール」、そしてそれぞれのオフボーカルバージョンを収録したもの。発売にあたり榊原さんからのコメントも到着したので、興味がある人はぜひチェックしてもらいたい。

■榊原ゆいさんコメント■
 今回のシングルの表題曲になっている挿入歌「罪過に契約の血を」は、どこか不思議な感じもあり、力強い感じもあり、ダークなイメージの曲なので、難しい歌だなと思いました。こういう系統の曲は、これまでに歌ってきた中ではなかったんじゃないかと思います。

 今回は、作中のバンド「ファンタズム」のボーカル“FES(岸本あやせ)”として歌っているんですけど、ストーリーの中で、私の演じている“岸本あやせ”が作詞をしたという設定になっています。皆に自分の心の叫びを聞かせたいという意味の歌だったので、“岸本あやせ”として、どうやって歌うかを悩みました。うまく表現するとか、自分として歌う以外にプラスαも必要な曲だったので、楽しかったですね。

 歌い方もいつもと変えて、あくまでも作品の世界観を崩さないように、“岸本あやせ”としての静かに凛とした感じを出しつつ、少し低めのトーンで……、でもサビに入ったらメッセージ性がドーンとのっかるように重みのある感じをイメージして歌っています。

 カップリング曲は、作品のエンディングにもなっている「グラジオール」という曲なんですが、グラジオールという言葉自体、かなり重要なキーポイントになる単語なんです。曲としては、こっちの方が微妙に怖い感じ。この曲は特に「“岸本あやせ”で歌ってください」と言われたわけではないんですけど、やっぱり少し彼女を意識した歌になっていて、どっちの曲も世界観はうまく統一されていると思います。

 私自身、いつも自分のやりたい事を真剣に、カッコよく、かわいく、「どうだ!」って見せられるかを考えているので、“岸本あやせ”も、これまで榊原が見せたことのなかった一面を見てもらえる役だと思います。ぜひゲームも歌も楽しんでいただければうれしいです。

(C) 2008 5pb./Nitroplus/RED FLAGSHIP

データ

▼「罪過に契約の血を」
■メーカー:5pb.
■品番:FVCG-1008
■発売日:2008年6月25日
■価格:1,260円(税込)
※初回特典として、ジャケットイラストのB2ポスターと「ファンタズム」のバンドステッカーが付属する。
 
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