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2008年6月26日(木)

DSで楽しく単語を勉強 都内の中学校で教科書準拠のDSソフトを使った授業実施

文:電撃オンライン

 パオンから発売されているDS用ソフト『ニューホライズン イングリッシュコースDS(以下、ニューホライズンDS)』を用いた授業が、都内の東京女子学園中学校で行われた。

 『ニューホライズンDS』は、東京書籍から発行されている教科書「ニューホライズン イングリッシュコース」をベースにした学習ソフト。教科書準拠の問題集や単語帳をはじめ、テストの予定などを管理できる「Myノート」や、友だちと遊べる「通信対戦ミニゲーム」など、学習ソフトならではの機能も搭載している。

 東京女子学園中学校では、2008年5月~6月より全学年を対象に『ニューホライズンDS』を使った授業が行われている。本日6月26日、関係者向けの公開授業が実施されたので、以下でその模様をお届けする。

「DSを使った公開授業」 「DSを使った公開授業」
本日取材したのは、週に一度行われているという視聴覚教室を使った授業。担当教師・大久保素子さんのもとで、中学1年生の1クラス30名が英語を学んだ。

 授業は、単語を使ったビンゴゲームや、カセットテープの音源を使った会話のトレーニングなど、楽しい内容で進行。飽きずに英語が学べるよう工夫された構成になっていた。そして授業の後半では、生徒全員がDSを使い、教科書に出てきた単語の書き取り練習を行った。このトレーニングは、上画面に表示された日本語を見て、下画面に直接単語を書き入れるだけの簡単なもの。生徒たちはタッチペンを使い、熱心に取り組んでいた様子だった。

 授業終了後、先生や生徒に「DSを使った学習」について感想を聞いた。「ゲーム機」の印象があるDSだが、生徒たちは特に偏見なく勉強道具の1つとして受け止めているようで、「最初は驚いたけど、使ってみると楽しい。新鮮」との意見が多かった。効果音や音楽が出るのでサクサク進められるそうだ。中には「何回も繰り返しできるのがいい。飽きないし、ノートが節約できて紙のムダにもならないんじゃないかな」と鋭い意見を述べる生徒も。

「DSを使った公開授業」 「DSを使った公開授業」
真剣な表情でDSに向かう生徒たち。大久保さんは「自分のペースでできるのもいいですね」と話していた。

 担当教師の大久保さんも、「生徒が集中して単語を書いてくれますね。とっつきやすいのも、いいと思います」とうれしそうに語る。「DSを使うことで単語を書く機会が増えました。単語を覚えるのは、見ているだけより書いた方がいいので」と、DSでの学習に手ごたえを感じているようだった。

 また、ほとんどの生徒がプライベートでもDSを持っているそうで、「学校に持ってきてはいけない」と禁止されているDSを「勉強」という名目で堂々と使えるのも楽しいポイントなのではないか、と話していた。そんな大久保さんも、授業で導入する前からDSを使っていたそう。他の先生たちもDSのことはよく知っているらしく、授業に取り入れるのに抵抗はなかったとのことだった。

「DSを使った公開授業」 「DSを使った公開授業」
授業で使うDSとソフトは、学校側が生徒全員分を用意しており、授業に応じて貸し出す仕組みを取っていた。
「DSを使った公開授業」 「DSを使った公開授業」
単語を下画面に直接書き込んで回答する。内容は教科書にそっているので、「ニューホライズン イングリッシュコース」を使っている人はこのソフトで勉強してみると、授業がもっと楽しくなるかも!?

データ

▼『ニューホライズン イングリッシュコース1 DS』
■メーカー:パオン
■ジャンル:ETC
■対応機種:DS
■発売日:発売中(2008年4月24日)
■価格:3,990円(税込)
 
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▼『ニューホライズン イングリッシュコース2 DS』
■メーカー:パオン
■ジャンル:ETC
■対応機種:DS
■発売日:発売中(2008年4月24日)
■価格:3,990円(税込)
 
■『ニューホライズン イングリッシュコース2 DS』の購入はこちら
Amazon
▼『ニューホライズン イングリッシュコース3 DS』
■メーカー:パオン
■ジャンル:ETC
■対応機種:DS
■発売日:発売中(2008年4月24日)
■価格:3,990円(税込)
 
■『ニューホライズン イングリッシュコース3 DS』の購入はこちら
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