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2008年8月18日(月)

アニメ「こどものじかん」第2期制作決定! とらのあなでのイベントをレポート!!

文:電撃オンライン

 アニメ「こどものじかん」の、OVA制作決定を記念したイベント「初夏の課外授業」が、7月27日に東京・秋葉原のとらのあな本店にて行われた。

 このイベントには、“九重りん”役の喜多村英梨さん、“鏡黒”役の真堂圭さん、“宇佐美々”役の門脇舞以さんが出席。配信中のWebラジオ「こじからじお」のように、小学校を連想させるコーナーを設けて進行した。

 1時間目は「推理」。出演者が来場者に「あてはまる人が1人だけ」と思われる質問を出し、その結果を競うという内容だ。1名に近いほど高得点になるが、誰も当てはまらなかった場合は当然得点にならない。

 また、人数が少なかった場合は、質問に該当した人に出演者らがサインやイラストを手書きした特製のシールがプレゼントされる。

「こどものじかん 2学期」
3人のランドセルには、特製シールが貼られていた。喜多村さんが「話しながら描いてたらたくさん描いちゃって」と話していた通り、シールはかなりの数が用意されていた。左から、真堂さん、喜多村さん、門脇さん。

 まずは真堂さんから「1週間以内にスキップして転んだ人」との質問が。真堂さん自身が、最近スキップして転んでしまったらしくこの質問を思い付いたそうだ。この質問には、2名が挙手。いい出だしとなった。だが、続く喜多村さんの「今日朝マックだった人」には大勢の人が手を上げてしまい、喜多村さんは「うーん……残念!」と一言。「多そうな気はしてたんだよね」ともらしていた。最後は門脇さんの「コミケのカタログを持ち歩いている人」に、3人の手が上がる。やはりコミケのカタログは重いのか、そうそう持ち歩いている人はいないようだ。

 そして質問は2周目に突入。真堂さんは「ケータイのふたがない人」との質問をぶつける。だが残念ながら結果は0人。喜多村さんの質問は「「ぽてまよ」の中の人がこの後UDXでイベントをやるんですけど、それに行く人!」というもの。会場が近いせいか、かなりの手が上がってしまった。「だよねー! 残念!」と、喜多村さんはさっくりコメントしていた。ラストの門脇さんの質問「コミックマーケット74で「こじか」関連の新刊を出す人」に、なんと1名が挙手。「3日目ですか?」との司会者の質問に、手を上げた来場者は迷わずうなずいていた。「そうですよねー」と司会者が返し、会場は笑いに包まれた。

 結果は門脇さん、真堂さん、喜多村さんの順になった。この成績は、後ほどの「給食」の内容に反映されていた。

「こどものじかん 2学期」 「こどものじかん 2学期」
趣向を凝らした質問をぶつける3人。「こどものじかん」のイベントながら、「ぽてまよ」の結果には予想以上の手が上がり、3人とも驚いていた様子だった。

 2時間目は「学級会」。「こどものじかん 2学期」について、来場者から事前に受け付けた質問に司会者が回答していくことに。いくつかの質問の内容と回答を、以下に掲載する。

・「今回もランドセルは付くんですか?」→「欲しいですか?」

・「OVAということで、TVシリーズよりも突っ込んだ内容になるのでしょうか?」→「見て確認してください」

・「ぶっちゃけTVシリーズよりエロいですか?」→「見て確認してください」

・「18禁になると聞きました。本当でしょうか?」→「そんなの発売できません」

・「“宝院”先生のポロリはありますか?」→「えーとね……この作品を何か勘違いしてるんじゃないかな?」

・「ライブイベントなどはやりますか?」→「たくさん売れたらやると思います」

・「「2学期」の意気込みを教えてください」→「頑張ります。楽しみにしていてもらっていいと思います。あんなシーンやこんなシーンも満載で、「こじか」らしい泣き笑いのシーンもあります」

・「実を言うと私はコミックもアニメも見ていません。こんな私でも「2学期」は楽しめますか?」→「DVDが1巻~6巻まで出ていますし、コミックはここで発売中ですので、ぜひ買ってもらえると、より楽しめると思います」

「こどものじかん 2学期」
質問はサクサク進行。「2学期」の具体的な内容については「見て確認してください」との回答が多かった。続報を期待しよう。

 ここでいよいよ、「給食」の時間が訪れた。今回のメニューは「かき氷」。ラジオで「ブルーハワイ」をリクエストしていた喜多村さんだったが、1時間目の結果を踏まえ、食べられそうにない空気を察知し残念がっていた。「私、舌が青くなって困っちゃうな~」とワザとらしく話す門脇さんに、「何言ってんだお前ー! じゃあ代わってやるよ!」と喜多村さんはツッコミを入れていた。

「こどものじかん 2学期」 「こどものじかん 2学期」
かき氷は、実際に目の前で氷をかいて用意された。真堂さんと門脇さんは練乳をかけて食べていたが、喜多村さんだけは氷のまま食べるハメに……。

 告知の時間を挟み、ここで「音楽」の時間に。3人は第1期OVAの主題歌「オトメチック初心者でーす」とTVシリーズの主題歌「れっつ!おひめさまだっこ」を披露した。

「こどものじかん 2学期」 「こどものじかん 2学期」
「こどものじかん 2学期」 「こどものじかん 2学期」
久しぶりのステージだったせいか、歌詞がいまいちあやしいところもあったが、強引に乗り切った3人。

 イベント終了後、出演者3人からコメントをもらったので、以下に掲載する。

「こどものじかん 2学期」

――イベントの感想をお願いします。

門脇さん:放送が始まる前からやっていたイベントということもあって、今までのことと、これからの期待を皆で共有できたと思います。いつも通り作品とあまり関係ないようなこともあり、「こじか」らしい素敵なイベントになったんじゃないでしょうか。

喜多村さん:「こじからじお」はまだ続いているので、お馴染みのメンバーという感じでした。OVAの曲を歌ったのは久しぶりだったんですが、新しいものというよりは今までの延長戦のような、オフ会のような、温かいイベントになったと思います。

真堂さん:「こじか」はイベントが多くて、毎度毎度楽しくやっているんですが、今日もミニゲームや歌で皆さんが楽しんでくださっているのがわかるいい雰囲気だったんじゃないかなと。皆さんが安全に楽しんでいただけるイベントを心がけていますので、まだ参加したことがないという人も、これから参加していただけたらと思います。

――「こどものじかん 2学期」への意気込みをお願いします。

門脇さん:声優もスタッフもみんな原作ファンになっています。原作4巻5巻では、これまで以上に複雑な部分が描かれているので難しいなとは思うのですが、こんなに皆さんに応援されてやりがいがある作品なので、ファンとしてでき上がりを楽しみにしつつ、一生懸命演じて行きたいと思います。

喜多村さん:1期の時は、自分の中に引き出しのない“りん”に対して、とても不安だったり緊張していたり、葛藤が多いアフレコだったんです。でも、こういう風にずっと“りん”に対して向きあってきているので、“りん”が自分の中に染み付いてきている状態になっています。「2学期」のほうは、“黒”ちゃんも“美々”ちゃんもクローズアップされると思うので、“りん”の喜多村が、それを支えられるような芝居を目指していけたらいいですね。

真堂さん:原作もたくさんエピソードがありますし、皆さんもこういうエピソードをやってほしいというのがあると思いますので、あったりなかったりを楽しんでいただけたらなと。私もすごく原作が好きなので、毎月毎月読んでいますし、これからも1ファンとして「こじか」を応援していきたいと思っています。3人のパワーを「2学期」にぶつけていきたいです。

「こどものじかん 2学期」 「こどものじかん 2学期」 「こどものじかん 2学期」
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今回のイベントは、コミックス第5巻の特別限定版を、とらのあな秋葉原店で購入した人を対象に行われた。こちらの画像は、特別限定版付属のDVDに収録されていた、「2学期」の先行PVのもの。
「こどものじかん 2学期」 「こどものじかん 2学期」 「こどものじかん 2学期」
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DVDシリーズは、全6巻が発売中だ。第1期をまだ見ていないという人は、原作コミックやDVDをチェックしておこう!

(C)私屋カヲル/こどものじかん製作委員会

データ

▼DVD「こどものじかん 6科目」
■発売・販売元:バンダイビジュアル
■発売日:発売中(2008年5月23日)
■価格:5,250円(税込)
 
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