2008年8月19日(火)
バンダイナムコゲームスより、10月16日に発売されるPS2用ソフト『機動戦士ガンダム00 ガンダムマイスターズ』のさらなる詳細が明らかとなった。
本作は、10月からセカンドシーズンが放映開始されるTVアニメ「機動戦士ガンダム00」をモチーフとしたアクションゲーム。「連続攻撃」や「チャージアタック」、「00モード」や「アクションムービー」などの多彩な攻撃、それらと高速移動を組み合わせたハイスピードアクションで、原作におけるガンダムの強さを楽しむことができるという。
前回もお伝えした通り、本作にはサンライズ制作の新規アニメーションが収録される。さらにオープニングアニメでは、原作でも使用された楽曲「Ash Like Snow」が、「the brilliant green」の歌声とともに流れる。またエンディングでは、原作では描かれなかったエピソードを見ることもできるそうだ。 |
今回は、本作に登場する新たなモビルスーツやパイロット、アクションのカギを握る「00モード」と「アクションムービー」の詳細が判明。原作ファン、アクションゲームファンは、以下を読んで本作への介入準備を整えてほしい。
基本的には、マイスターから1人を選んでミッションを進めていくのが、主なゲームプレイとなる。だがもちろん、原作でも物語を盛り上げたライバルやサブキャラクターたち、あるいはその搭乗モビルスーツが、本作にも多数登場する。今回明らかとなったのは、“グラハム・エーカー”、“ダリル・ダッチ”、“パトリック・コーラサワー”、“アレハンドロ・コーナー”、“リボンズ・アルマーク”の5人だ。
●グラハム・エーカー/ダリル・ダッジ●
米国を中心としたユニオンの軍に所属するパイロットで、対ガンダム調査隊を経て「オーバーフラッグス」所属となる。原作では幾度もガンダムと交戦した。
“グラハム”……ユニオン軍のエースパイロットにして、「オーバーフラッグス」では隊長を務める。フラッグ乗りであることにこだわり、幾度もガンダムに煮え湯を飲まされたことから、打倒ガンダムに執念を燃やしている。 | “ダリル”……ユニオン軍に所属するパイロットで、“グラハム”の部下。部下として、フラッグファイターとして、グラハムとともに戦いをともにする。 |
●オーバーフラッグ●
ユニオン軍内に、対ガンダム調査隊を母体として発足した正式部隊「オーバーフラッグス」。その部隊専用の機体であり、“グラハム”の搭乗するカスタムフラッグ同様に高出力型フライトユニットを装備する。ノーマルのフラッグと比べて各所に強化改造が加えられている。 |
●パトリック・コーラサワー/イナクト(デモカラー)●
●アレハンドロ・コーナー/リボンズ・アルマーク●
●GN-X(ジンクス)/アルヴァアロン●
さらに、“ティエリア”の乗るガンダムヴァーチェが装甲をパージした、「ガンダムナドレ」も登場する。
●ガンダムナドレ●
ガンダムヴァーチェの中に隠された機体であり、対ガンダムを想定したトライアルシステムを搭載した特殊なガンダムである。このシステムは、ソレスタルビーイングの創始者“イオリア・シュヘンベルグ”が用意した計画の崩壊を防ぐためのガードシステムの1つで、対ガンダム戦において圧倒的な優位を生み出せる。ただし、その効果範囲は狭い空間に限られている。 |
こちらは、ガンダムナドレの戦闘シーンの画面写真。原作ではガンダムエクシアとは異なる動きで、敵を翻弄したこの機体だけに、ハイスピードアクションをウリとする本作で、どんな風に動かせるか楽しみだ。 |
「00モード」を発動したガンダムナドレ。モードの詳細については後述するが、ボタン1つで敵を圧倒する、ガンダムらしい強さが体験できる。 |
ナドレが、「アクションムービー」を発動している場面。対ガンダム用ガンダムとしての面も持っているこの機体を操作して、ガンダムと戦うこともあるのだろうか? |
本作のゲーム画面には、周囲の敵を確認するためのレーダー、敵のロック状態を示すターゲットカーソル、自機の耐久力、ミッションの残り時間、自機の高度を示す高度計といったメカアクションゲームに必要な情報がひと通り表示される。
その他に重要となる画面表示が、右下に表示される「AMG(アドヴァンスド・ムーブ・ゲージ)」と、右上に表示される「0ゲージ(オフェンシヴ・ゲージ)」だ。こちら前者は、ブーストやため攻撃、防御を行う際に消費する。一定時間の経過、もしくは敵を倒すことでゲージは回復していく。また、「0ゲージ」も敵を撃破することでゲージが上昇。満タンになることで、「00モード」が発動できる。
一番左の画像では「0ゲージ」はゼロ。そこから敵を倒していくことで、だんだんとゲージがたまっていく。 |
「00モード」が発動したら、方向キーで指定されたアクションを行うことで、敵を連続で倒していくことが可能。敵を倒してチェイン数が上がれば上がるほど、アクションの入力速度とタイミングは難しくなっていくという。
「0ゲージ」が満タンになったら、「00モード」を発動。00モード中は、原作のガンダムのように敵をどんどん撃破していくことができる。ここで数多くの敵を倒せば、さらなる流れへと発展していく。 |
モード発動中に一定数の敵を倒すと、00モード終了時に「アクションムービー」が発動する。ここでの「アクションムービー」は、00モードで倒した敵の数によって、より強力に、より派手にパワーアップするそうだ。なお、00モードからアクションムービーへの一連の流れは、本作において「00(インフィニティ)チェイン」と呼ばれる。
アクションムービーが発動したガンダムエクシア。アクションムービーには、上下に移動するカーソルが中央にくるタイミングでボタンを押す「一撃必殺」、サークル状のバーがボタンアイコンに近づいたところでボタンを押す「タイミング」、時間内にボタン連打する「連打」、複数のアイコンボタンを順番に押す「複数ボタン早押し」の4タイプが用意されている。 |
アクションムービーは、オーバーフラッグやアルヴァアロンといった機体にも用意されている模様。原作では、顔に泥を塗らされ続けたガンダムに対し、オーバーフラッグで泥を塗り返すことが可能か!? |
アクションムービーの他にも、「フォーメーションアタック」なる攻撃方法もあるようだ。僚機をともなって出撃可能な、ミッションモードで使用できるのだろうか。 |
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