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公開前にボルテージは最高潮!! 「グレンラガン【紅蓮篇】」前夜祭イベントレポ!

2008年9月5日(金)

 9月6日より全国ロードショーされる映画「劇場版 天元突破グレンラガン【紅蓮篇】(以下、紅蓮篇)」。その前夜祭イベントが、「ウェルシティ東京(東京厚生年金会館)」にて8月10日に開催された。


 イベントには、主人公“シモン”役の柿原徹也氏をはじめ、“カミナ”役の小西克幸氏、“ヨーコ”役の井上麻里奈さん、“ニア”役の福井裕佳梨さん、“ブータ”役の伊藤静さん、“リーロン”役の小野坂昌也氏、“ロシウ”役の斎賀みつきさん、“ヴィラル”役の檜山修之氏、“キタン”役の谷山紀章氏といったキャスト陣が出演。それぞれがオススメするシーンを紹介したり、配役を入れ替えての生アフレコなどに加えて、「天元突破グレンラガン」のシリーズ構成と脚本を担当した中島かずき氏による一問一答や、BGMの生演奏などが行われた。以下に、イベントの模様を紹介していこう。

■名シーン「見てえものは見てえんだ!」■


 このコーナーでは、キャストが選んだ「天元突破グレンラガン」の名シーンを紹介。柿原氏と小西氏が選んだのは第11話「シモン、手をどけて。」で“シモン”が“カミナ”の死を乗り越え、口上を述べて必殺のギガドリルブレイクを放つシーン。柿原氏は、第8話で小西氏の演じる“カミナ”が死んでしまったことに触れながら「それでも小西さんがこのシーンを選んでくれていたことがうれしかったですね。それだけ“カミナ”の心に届いたのかな」と感動的なコメントを口にした……のだが、後ろでしゃべっていた小野坂氏と谷山氏を指して「後ろがうるさいんですよ~」と弱気な発言。柿原氏の発言にあるように、この日のイベントは“リーロン”風のメイクを施した小野坂氏によってかき回されていくのであった。


 そんな谷山氏&小野坂氏は、第8話から“カミナ”が死ぬシーンをチョイス。ここでも小野坂氏は「コレ「あしたの○ョー」のパクリね」と爆弾発言をカマして、司会のはりけ~んず・前田氏を困らせていた。また井上さんは、「助け出された時の「はぁ~」っていう芝居はゆかりん(福井さん)にしかできないと思いました!」との理由から第11話で“シモン”が“ニア”を救出するシーンをチョイス。その他に斎賀さんは、第23話で“ロシウ”が“シモン”に殴られて一喝されるシーン、伊藤さんと福井さんは第4話で空腹に苦しむ“カミナ”たちに“ブータ”がシッポを食べさせるくだり、谷山氏は第25話での壮絶な“キタン”の最期、そして福井さんは第27話での結婚式といった具合に、自分たちが演じたキャラクターの印象的だったシーンをピックアップしていた。

 とりわけ印象的だったのが、檜山氏が選んだシーン。それは“ヴィラル”が“アディーネ”にボコボコに殴られるシーンで、「オーディションの時にこのシーンを演じたんですが……「アッ! ウッ!」とかうめくだけで(会場笑)、まったく手ごたえのわからないオーディションでしたね(笑)。人生、何が起こるかわかりません」と振り返っていた。ちなみに小野坂氏や谷山氏たち(主に小野坂氏)は、各シーンの上映中も名台詞に声をかぶせてきたり、マイクに拾えない程度の声でちゃちゃを入れたりという無意味に手の込んだ(?)イタズラで、前田氏やキャストを翻弄していた。

■お前のネタで天を衝け!!■

 ここでは、「もしも「グレンラガン」のキャラクターが登校日に遅刻してきたら?」というお題や「怒っている“ロージェノム”」や「ヘコんでいる“シモン”」などキャラクターの心情を、大喜利形式で答えていくことに。


 このコーナーでは、谷山氏が「スミマセン、横浜でライブがあって遅れました!」と、以前に九段下で行われたイベントの時のネタをチョイスして客席を沸かしていた。しかし、堂々とボケられるこのコーナーでもっとも客席を沸かせていたのは、小野坂氏ではなく井上さん。登校日に遅刻してきた“ヨーコ”のセリフを「“カミナ”の10倍返しを受けていたから……」とセクシーに演じて、会場中の男性グレン団を魅了した。

 ちなみに上記のネタ2つはファンから事前に募集しておいたものだったのだが、その後自分で考えて答えていくところでは井上さんが「ヘコんでいる“シモン”」の心情を「俺……劇場版では声が変わってるんだよね」と言って柿原氏のド肝を抜いたりして、ザブトン3枚をゲット。見事、このコーナーの優勝者となっていた。

■「天元突破グレンラガン」BGMコンサート■


 休憩やプロモーションムービー、告知のコーナーをはさんで、「天元突破グレンラガン」本編で使用された楽曲を生演奏するコーナーへ。ここでは柿原氏と井上さんが司会進行を担当し、

 ・「モグラはモグラのままなのか?」
 ・「お前ら全員燃えてしまえっ!!!」
 ・「「萌え」っていったい何ですか?」
 ・「BafBaf!そんなに燃えるのが…好きかい?」
 ・「熱砂の荒野を抜けて大グレン団が行くのだ」
 ・「ボイン VS ボイン」
 ・「Love Conservative」
 ・「お前のXXXで天を衝け!!」

 などの曲が演奏された。先ほどまでの盛り上がりっぷりとうって変わって、会場の大グレン団メンバーたちも物語を彩ってきた楽曲に聞き入っていた。演奏終了後、楽曲を手掛けた岩崎琢氏が特別ゲストとして登場。柿原氏の「この作品に参加しての感想は?」という質問に、少し微笑みながら「作ってる時はイヤでイヤでしょうがなかった……ていうのはいろいろな場所で言ったんだけど、こうして自分の手を離れて聞いていると、ちょっと涙が出たりしましたね。さすがに」と感慨深そうに話していた。また、生演奏された曲はアレンジが施されたものだったのだが、それについては「今回、アレンジに関してはほとんど参加していないんですけれど、すごくいいメンバーが集まってくれました」と話し、「よくこんな難しい曲をアレンジしたなぁ、と感心しています」と感想を述べていた。ここで井上さんが「せっかくですから、会場の皆さんも岩崎さんの生演奏を聞きたいですよね?」と水を向け、岩崎氏はピアノでの生演奏を披露していた。


■中島かずきの一問一答コーナー■

 ここで、よりグレードアップした“リーロン”メイクを施した小野坂氏をはじめとする声優陣がステージに再登場。「天元突破グレンラガン」のキモと言うべき構成&脚本を担当した中島かずき氏を迎えて、一問一答コーナーを行っていくことに。


 まず「劇場版の後半の約23分が新規カットになっている」ことや「劇場版にあわせてシナリオを書き直した」ことなどが語られたが、そこから徐々に「中島ワールド」が展開! 「第4部の“ヨーコ”はあの服を喜んで着ていたのでしょうか?」という質問には「あの服には「螺旋族」の英知がつめられています。過去代々の螺旋族はああいう服を着ていたんですが、その一番イイ形があの服だったんですね。ですから“ヨーコ”も「そんなもんか」と思って着ています」。「動物の変な名前は中島さんが全部考えて……「ヘンじゃないです。ステキな名前です。ステキな名前にステキなイラストをつけていただきました!」と圧倒。さらにこのイベントのために「アオマキガイ、アカマキガニ、キマキガメ」など、声優陣にはなはだ不評だったステキ動物たちを紹介していた。

 さらに「テッペリンから捨てらる時に、“ニア”はどのようにして箱につめられたのですか」という質問には「コレは話せば長くなります」と前置きをした後、「“ニア”に「私ってなんですか」と質問をして、お父様を怒らせましたよね。怒ったお父様に頭にきた“ニア”は、「ニア専用ガンメン」に乗りました」「え?(キャスト&会場)」「で、戦いを挑みました。お父さんも「ラゼンガン」に乗って戦いました。でお父さんが“ニア”の乗ったガンメンをミキミキミキってつぶしまして。で、あの箱になったんですね」とにわかには信じがたい話を披露。その瞬間、それまで一番フリーダムだった小野坂氏が「今作ったでしょ!!」と猛攻撃! しかし中島氏はそんな激しいツッコミも「おれがオフィシャル(笑)」と一蹴し、さらに「箱に入っていた花。アレは緊急の時に酸素を作れるようにしていたんですね。(キャスト陣:日光ないじゃん!!)え? 日光なくても葉緑素と螺旋力あるから(酸素が)できるんです!」と勢いで押し切っていた。

 中島氏の暴走(?)はまったく衰えることなく「リットナー村にいた、包帯を巻いたイケメン青年の名前は?」との質問に「あれは“アーテン”といいます」と、どこかで聞き覚えのある名前を紹介。「え? “アーテン”って……」と不思議がる声優陣に「で、怪我して整形したら“アーテンボロー”になったんです」とまたもや会場を揺るがすほどの衝撃の事実を告白。しかし即座に「ウソです(笑)」とぶっちゃけて、キャストや会場を煙に巻いていた。

 それでも「“シモン”と“ニア”は最終決戦から結婚式までの間どうしていたんですか?」との質問では、「神がこの世を作ったのと同じ日にちだけ、2人は幸せに過ごしていました」とマジメに返答。続けて「“ダヤッカ”と“キヨウ”の馴れ初めは?」との質問に「佐藤利奈さんから「“ダヤッカ”がぼんやりしているところに“キヨウ”がアプローチしていったことにしてください!」との強い要望があったので、“キヨウ”から言ったことしました」とマジメに答え、会場中の大グレン団メンバーをうならせていた。しかし、マジメな顔は長く続かず、“ロシウ”と“キノン”の馴れ初めについては「ある日“キノン”がボーっとしてると、向こうからキラーンと光る人が来るんですワ。(斎賀さん:えっ!? ちょっと待って……!)んでそれは朝日に反射したデコで、ちょっとしたゲレンデ効果です」とネタに走った答えを返していた。

 そして小野坂氏からの「最終回のエンディングは、第1話を作った時から考えていたんですか?」との質問にはちょっとおどけた感じで「最初から考えてましたー!」と回答。「絶対ウソだと思う!!」と食い下がる小野坂氏に、「今石監督と最初に話していた時に「男の一生の話にしよう」と決めていたんですよ。ラストシーンは、歳をとった男が人生に悔いはないってところでラストにしようと決めていました。ホントです!」と力説。そして「もっともらしいことばっか言うんだもん!」と言う小野坂氏に「もっともらしいこと言うのが仕事なんですよっ!」と、言いえて妙な答えで切り返していた。

 最後の「なんで男の人は浮気するんですか?」という質問には、「螺旋の本能なんですね」との答え。「螺旋の力があったらいっちゃうでしょ、そりゃ」とまたも勢いで乗り切ろうとしていたが、ココはさすがに「螺旋カンケーない!」とキャスト陣から総攻撃を受け、中島氏サイドに座る前田氏の「信じるか信じないかは皆さん次第です」という言葉でコーナー終了となった。

■伊藤静のブータ語講座■

 作中では「ブーブー」しか言わない“ブータ”が、実は何を言っていたのかを当てていくクイズコーナー。いつも「アフレコの時は、“ブータ”のセリフをどういっているのか脚本に書いて演じていました」という伊藤さんと、「(“ブータ”が何を言っていたのか)全部考えてます!」と豪語する中島さんが審査員となってクイズスタート。


 まずは第25話でのコクピットでの“ヴィラル”とのやり取り。頭をひねってさまざまな答えを出すキャスト陣だがまったく当たらず。ちなみに伊藤さんによると「そこどけよザコ!!」だそう。“ヴィラル”役の檜山氏をはじめ騒然とする一同だったが、中島氏が「“ブータ”の中では背が低いほうがえらいんです。だから“シモン”と仲がいいんですネ」と解説。「今作った、絶対今作った!!」とあまり納得いかない様子の一同だったが、第2問に挑戦することに。第2問は第21話で全員集合したところで“ヨーコ”の胸に飛び込むシーン。そのシーンでは「ブー」と一声ないただけだったのだが、伊藤さんによると「あー、間違うたこっちや! これこれこの温もりや! 1年の倦怠が癒されますのォ~」と言っていたとのこと。

 最後は第1話で“シモン”にコアドリルを差し出したシーンで何を言っていたのかという問題。回答者たちからはさまざまな答えが出たものの、まったくカスらず。そして伊藤さんが答えを言うことになったのだが、ここで答えではなく「Happy Birthday」の文字がスクリーンに写され、同時に伊藤さんから「谷山紀章さん、お誕生日おめでとうございまーす!」とお祝いの声が。そう、これは8月11日が誕生日の谷山氏を祝うドッキリ企画だったのだ。会場全員で「ハッピーバースディ」の歌を歌った後、ローソクを吹き消す谷山氏。ケーキの正面に立った谷山氏は「本当に皆さん、ありがとうございました!」と感謝の言葉を述べるとともにケーキに顔を突っ込み、大きな拍手を浴びていた。


■入れ替え生アフレコ■

 キャストを入れ替えて、作中の名シーンを再現するという、声優ファンにはたまらないこのコーナー。まずは見本としてオリジナルのキャストが演じ、続けてキャストを入れ替えてアフレコに挑戦することになった。まずは第3話での「グレンラガン VS エンキドゥ」のシーン。ここで“カミナ”の小西氏が「グレンバリヤーッ!!」とアドリブを入れ、会場を沸かしていたが、入れ替わって“カミナ”を演じることになった福井さんも「グレンバリヤーッ!!」をしっかりと再現。また“シモン”を演じることになった谷山氏はちょっとオーバーな感じで柿原氏の演技をモノマネし、大きな笑いが起きていた。


 続いて第12話のシーンでは、檜山氏が“ヨーコ”を演じることに。最初は女声を作っていた檜山氏だったが、テンションが急激に上がるシーンで持ち前のカッコイイ声に戻ってしまっていた。


 次に第20話での“キタン”と“ロシウ”の会話シーンを小野坂氏と小西氏の悪ノリコンビが担当することに。「メッチャイイ感じで演じきります!!(小西氏)」「スッゲーやる気マンマンです!!(小野坂氏)」と意気込み満点で臨む2人だったが、大幅に画面を無視して熱血すぎる演技を披露。さらにセリフにはなかった「ギィガァ!! ドォリィルゥ!! ブレイクゥゥゥ!!」を2人でお見舞いし、会場は大爆笑に包まれた。終了後、全員で行き過ぎた2人の演技をとがめたものの、2人は「こいつらはねえ、口にこだわりすぎなんですよ! 自分の間でやればいいんだァ!」と逆ギレ。


 その後、アドリブ満載で第8話や第25話のシーンをお届けした後、最後は全員が参加して第27話のオープニングの見得切りシーンを演じることに。最後の「オレたちを誰だと思っていやがる!!」では、客席の大グレン団員たちも全員参加して大迫力の生アフレコとなった。

■書き下ろしショートストーリー「ヴィラルの甘い夢」■

 今回のイベントのために中島氏が書き下ろしたショートストーリーを、生アテレコで演じることに。タイトルからもわかるように、この話は“ヴィラル”が見た夢をテーマにしたギャグストーリー。こちらの詳細は、ぜひ12月17日発売のDVDで確認してもらいたい。



■キャスト陣からの挨拶&エンディング■

 3時間半にわたるイベントもここでエンディングへ。キャスト全員が挨拶し、最後は「紅蓮篇」の成功を願って、会場にいる全員で「天元突破グレンラガン」TVシリーズの主題歌「空色デイズ」を歌うことに。全員で熱唱した後に、小西氏の音頭のもと「お前のドリルで天を衝け!!」の掛け声を全員で叫び、大盛り上がりの中でイベントは幕を閉じた。

 この他にもイベントでは、中川翔子さんのビデオメッセージや、彼女が歌う「紅蓮篇」のOPテーマ「続く世界」のPV上映、さらに「紅蓮篇」の続編となる「劇場版 天元突破グレンラガン【螺巌篇】」が2009年春(GW)に公開予定であることなどが明かされ、会場に集まった大グレン団たちの注目を集めていた。


 →次ページでは、出演キャスト陣のメッセージを掲載だッ!!

(C)GAINAX・中島かずき/劇場版グレンラガン製作委員会

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