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2008年9月4日(木)

DS『ブルードラゴン プラス』発売記念イベント開催! 植松氏が有楽町に降臨

文:電撃オンライン

 AQインタラクティブは本日9月4日に、DS用ソフト『ブルードラゴン プラス』の発売記念イベントをビックカメラ有楽町店本館において開催した。


 本作は、2006年12月にXbox 360でマイクロソフトより発売された『ブルードラゴン』の続編となる新作S・RPG。今作において“シュウ”たちは、邪悪の気を発するキューブと呼ばれる謎の建造物を調査することになる。そこで、影を操る強力なメカロボ軍団と、倒したはずの“ネネ”と遭遇し、新たな戦いを繰り広げていく。最大16人の仲間たちがリアルタイムで戦うゲームシステムが特徴で、製作総指揮は坂口博信氏、キャラクターデザインは鳥山明氏、音楽は植松伸夫氏がそれぞれ担当している。

 発売記念イベントには、本作の音楽を手掛けた植松氏が登場。集まったファンの拍手に迎えられた植松氏は、『ブルードラゴン プラス』のためにバトル用の新曲を作ったことに対して、「最近のハードは、スタジオで録音した音をそのままゲーム中で流せるけど、今回は内蔵音源を使っています。ボク個人としては、最近の機種の優れた音源もいいんだけど、制限がある方が作り手のおもしろさを出せると思うんです。その方が、やりがいがあっていいですね」と語り、音作りを楽しんでやれたことを披露した。同氏によれば、最終的に心に残る曲のよさは、和声の動きとメロディであるという。「その2つがしっかりした曲であれば音源に依存しないと思います」と続けた。

「音作りは制限がある方がやりがいがある」と語っていた植松氏。同氏の音楽へ対する熱意が表れたコメントだ。

 また最近の活動について聞かれた植松氏は、「ありがたいことに忙しい……んですが、教えられないことが多いんです……」と苦笑い。そんな植松氏だが、AQインタラクティブが10月16日に発売予定のDS用ソフト『AWAY シャッフルダンジョン』でも、メインテーマを作っているという。また、世の中に存在しない楽器を考えており、その楽器がゲーム中に登場することを明らかに。「レインボーストレングスという楽器で、3mくらいある大きさのホラ貝にクジラのヒゲで作られた弦を張って作ります。作りますといっても、存在はしないので設定だけですが(笑)」と付け加えた。

 最後に植松氏は集ったファンに対して、「新曲も入っているので、ぜひ買って遊んで聞いてみてください。また、AQインタラクティブさんとは『AWAY シャッフルダンジョン』も作っているのでよろしくお願いします」とメッセージを贈り、イベントは終了となった。

植松氏は、終始軽快なトークで参加者を笑わせていた。イベントが終了すると「もう飲みに行ってもいいのか?」とコメントし、観客はさらに爆笑。

 なお、『ブルードラゴン プラス』の新曲は、iTunesで配信中とのことなので、こちらもチェックしておこう。

またイベント開催前には、同社の宣伝・平塚浩志氏によるソフトの紹介も。新たな影の登場や、最大16キャラクターによる迫力あるバトルを楽しめる『ブルードラゴン プラス』。プレイヤーが作れるロボも存在し、カスタマイズして戦闘に参加させることが可能なことを説明した。

(C)2008 BIRD STUDIO / MISTWALKER / AQI
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データ

▼『ブルードラゴン プラス』
■メーカー:AQインタラクティブ
■開発:ミストウォーカー/フィールプラス
■対応機種:DS
■ジャンル:S・RPG
■発売日:2008年9月4日
■価格:5,229円(税込)
 
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