2008年9月10日（水）
【CEDEC 2008】CEDEC AWARDSの受賞者発表！ 宮本茂氏が特別賞を受賞
コンピュータエンターテインメント協会（CESA）は、本日9月10日に「CESA DEVELOPERS CONFERENCE 2008」の会場において、「CEDEC AWARDS 第1回」の表彰式を開催した。
「CEDEC AWARDS」は、CEDECの開催10回目を記念して行われるもの。2008年3月31日までに発売されたゲームにかかわる、技術およびその開発者を対象に、「プログラミング・開発環境」、「ビジュアルアーツ」、「ゲームデザイン」、「サウンド」、「特別賞」の5部門が設置されている。ゲーム制作に用いられている技術にフォーカスし、技術面から開発者の功績を称え表彰することで、ゲーム開発技術の普及・啓蒙と産業の発展を目的にしているという。
本日、CEDEC AWARDS 第1回の受賞者が決定した。各部門の受賞者は以下の通り。
| ■ CEDEC AWARDS 第1回受賞者 ■ |
| プログラミング・開発環境部門 「MTフレームワーク」（カプコン） |
| ビジュアルアーツ部門 『ICO』（SCE） |
| ゲームデザイン部門 『スーパーマリオブラザーズ』シリーズ（任天堂） |
| サウンド部門 『ゼルダの伝説』シリーズ（任天堂） |
| 特別賞 任天堂専務取締役兼情報開発本部長・宮本茂氏 |
任天堂専務取締役兼情報開発本部長・宮本茂氏の受賞理由は、TVゲームの黎明期から現在に至るまで常にゲーム業界をリードし、ゲーム開発の礎（いしずえ）を築き上げるとともに、世界的なゲーム産業の発展・振興に寄与してきた点とのこと。表彰式で宮本氏は、「一番年寄りになってしていしまいそうですが、皆さんと一緒にお仕事できるように頑張ります。これからも、若い人たちがゲーム業界に入りたいと思うようなゲームが作れるよう頑張りましょう」とコメントした。
|
|---|
| ▲特別賞を受賞した、任天堂専務取締役兼情報開発本部長・宮本茂氏。 |
【開催日時】2008年9月9日～11日
【会場】東京・昭和女子大学
