2008年9月16日(火)
先日9月13日、都内の日本青年館において「北斗の拳」生誕25周年記念イベント「結魂式」が執り行われた。
このイベントは、今も人気を博し続けているコミック「北斗の拳」における救世主“ケンシロウ”と、ヒロイン“ユリア”の魂の結びつきを「ウエディング(結魂式)」として祝ったもの。式には原作を担当した武論尊氏、漫画を担当した原哲夫氏をはじめとして、多くのゲストが参列した。また抽選で選ばれたファン777名も招待され、ともに式へと参列していた。
式には、八木亜希子さん、三代目魚武濱田成夫氏、クリスタルキングのムッシュ吉崎氏、武論尊氏、原哲夫氏、堀江信彦氏、ペナルティの中川秀樹さん、脇田寧人さん、Jealkbのメンバー、梶浦由記さん、mina☆museさん、マッスルミュージカルのメンバーたちと、多くの著名人が顔を揃えた。 |
原氏は、今回の式にあたって「世紀末の話だし、結婚はできないと思っていた。今日はついにこの日を迎えられてうれしい。応援してくれたみんなのおかげ」とコメント。原作者の武論尊氏も「25年前は結魂式ができるなんて思ってもいなかった。毎週、毎週、最終回のつもりで全力で書いていた」と当時を振り返っていた。またメディアの面から「北斗の拳」を支え続ける堀江信彦氏も、「北斗の拳のファンは皆「北斗の子」。子どもたちに“ケンシロウ”と“ユリア”の結魂式を見せてあげたかった」と語った。
式では、駆けつけた梶浦由記さん、Jealkb、mina☆museさんらがライブで歌を披露し、“ケンシロウ”と“ユリア”を祝福した。また、「マッスルミュージカル」のメンバーや、詩人の三代目魚武濱田成夫氏らも自らの芸によって式を盛り上げ、盛大な「結魂式」が行われた。
最後には、クリスタルキングのムッシュ吉崎氏をはじめとしたゲスト、訪れたファンたちが、TVアニメ版の主題歌「愛をとりもどせ」を大合唱。“ケンシロウ”と“ユリア”の魂の結びつきを祝福した。
なお、コミックには語られない“ケンシロウ”と“ユリア”の愛を育んだ空白の時間は、10月に公開される映画「真救世主伝説 北斗の拳 ZERO ケンシロウ伝」で描かれる。今も世紀末を愛し続ける「北斗の拳」ファンは、こちらの映画もチェックしておこう。
(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983, (C)NSP 2008
■映画「真救世主伝説 北斗の拳 ZERO ケンシロウ伝」