2008年9月17日(水)
10月5日よりチバテレビ他でスタートとなるTVアニメ「まかでみ・WAっしょい!」。そのアフレコレポートをお届けする。
「まかでみ・WAっしょい!」は、榊一郎原作のライトノベル「まじしゃんず・あかでみい」(エンターブレイン刊)シリーズをもとにしたアニメ作品。ケモノ耳美少女や二重人格のメガネっ子、おっとりお姉さん、はては仮想神格プログラムまで、さまざまなキャラクターが登場し、ハイテンションでハチャメチャなラブコメディが繰り広げられる。
そんな本作に出演する声優陣にインタビューを行ったので、以下に掲載する。
――まず、作品の感想をお願いします。
小清水亜美さん(“羽瀬川拓人”役):あまり慣れていない男の子の役なので、緊張しつつのアフレコです。ストーリーが明るく、毎回のアフレコをとても楽しく収録させていただいています。皆さまにも、きっと笑顔を届けられるんじゃないかなと思っています!!
伊瀬茉莉也さん(“タナロット”役):個性あるキャラクターがいっぱい出てくるので、毎回の収録が、お祭りみたいにドタバタしたテンポのよい感じです。わたし自身も作品にパワーをもらっているなと思います。
宮崎羽衣さん(“羽瀬川鈴穂”役):個性的なキャラクターたちがいっぱい出てくるんですが、みんなが主役というか、毎回毎回スポットが当たっているので、どのキャラクターのファンの人も楽しめると思います。ギャグも満載だし、笑っちゃうような要素もいっぱい入っています。
福井裕佳梨さん(“ファルチェ”役):皆さんが言われた通り、すごくにぎやかで、コメディの要素がたくさん詰め込まれている作品です。その中でも、ときどき、ドキッとするようなすごくいいお話もあったりして、毎回いろんなストーリーで楽しんでいただけます。
寺島拓篤氏(“佐久間榮太郎”役):ドタバタお祭り騒ぎの作品になっていまして、疲れてる時に見ると、逆にもっと疲れるのか、元気が出るのか、それは皆さま次第です。それ以外にも、オタク要素というか、小ネタが山ほど詰まっていまして、全部気づける人がいるのかなと思います。(ネタは)結構幅広い年代がカバーされていますので、僕もわかるものがあったりわからないものがあったり、それを探すのが意外と楽しかったりして。いろんな見方があるのかなと。そんなことを考えつつも結局はお祭りなので、そのドタバタした雰囲気を楽しんでいただければと思います。
生天目仁美さん(“ミヤビ”役):右に同じです。WAっしょいな感じです! もう、ないです(笑)。言うことが減ってきたのでWAっしょいWAっしょいです!
小林ゆうさん(“シンクラヴィア”役):魅力的なキャラクターがたくさん出てきて、いろんなキャラクターにクローズアップしていただけるので、すごく楽しいです。ほろっと涙してしまうような話もありまして、盛りだくさんな、WAっしょい! というイメージがある作品です。
南央美さん(“寒河江教授”役):すごくかわいいお嬢さん軍団や、神さまのような素敵なキャラクターも出てくるので、楽しみにしていただければと思います。モブシーンに出てくるキャラクターに注目してください。
木村亜希子さん(“トリンシア”役):あまりにもWAっしょい! 過ぎて本筋が今どこに向かっているのかなと思う時があります。そのくらいテンションが高くて楽しい作品です。
渡辺明乃さん(“メタリス”&“フェルミ”役):僕の本役はどっちなのか、未だにわかりません(笑)。ただ言えることは、両方とも人ではない、そして両方とも変態です。良心的な立場を持っている“拓人”くんや、アンチ良心である“榮太郎”さんに負けないように、これからも変態の道を歩いて行きたいと思います。とにかく、作品は「WAっしょい!」です(笑)。
――ご自身のキャラクターの魅力や見どころを教えてください。
小清水さん:“拓人”は、一応主役の男の子で、主役らしい、慎ましやかな少年です。一言で表すなら「被害者」という言葉がとても似合うキャラクターですね。演じる上ではなるべく物腰をやわらかく、中性的というか女の子に好かれるような男の子にしていきたいなと思いながら演じています。“拓人”の魅力は、被害者っぷりとやさしさだと思いますので、そのへんを注目してくれたらうれしいです。
伊瀬さん:“タナロット”は、“拓人”に召喚されて現れた、神族でも魔族でもないケモノ耳少女なんですけど、とにかくパワフルで、周りを巻き込んでしまう台風みたいな存在です。元気で明るい、時折擬音を発する女の子です。“タナロット”は本能のままに生きている女の子なので、天真爛漫な、破天荒なところを見て楽しんでもらえればと思います。
宮崎さん:“鈴穂”は、普段言葉を発することができず、ボードを使って伝えたいことを伝える女の子です。でもリボンを外すと性格が変わってテメェキャラになります。自分で演じていても「テメェ」って言うキャラクターが今までなかったのですごく新鮮だし、ストレス発散みたいなところもあって、演じ甲斐のあるキャラクターだと思っています。大人しい感じの“鈴穂”ちゃんと、リボンを外した時の凶暴な“鈴穂”ちゃんを見てください。
福井さん:“ファルチェ”は、見た目からすごくほんわかしていて、どんな時でもにこにこしていて、我が道を行くようなタイプの女の子です。“ファルチェ”はいつも幸せそうなので、気持ちも穏やかになります。演じさせていただけてうれしいです。
寺島氏:“榮太郎”は、オタクで、変態で、ドSで、事件を巻き起こす諸悪の根源であり、“拓人”と対比させるならば全体の加害者になっているキャラなんだと思いました。黙っていればカッコいいんですが、黙っていることはないので、ただのオタクで、変態で、ドSです。僕もオタクで変態なのは変わりないとは思うんですけど(笑)、“榮太郎”ほどテンションは高くないので、“榮太郎”のテンションの上がりっぷりと、変幻自在な行動力が見どころなんじゃないかなと思います。
生天目さん:“ミヤビ”は白虎です。いろいろ使命があって“タナロット”のもとにきたんですけど、今では“榮太郎”に使われている身分でございます。見どころとしましては、私、あまりMっ気のあるキャラをやったことがないので、こんなにいじめられるとは思っていませんでした。あと、ゆうちゃん(小林さん)とセットなので、そのへんの絡みを見ていただければなと。
小林さん:今ご紹介を受けました、セットで行動していただいています、魔鳥「セイレーン」の“シンクラヴィア”と申します。“シンクラヴィア”さんの特徴は、聞いたこともないようなイントネーションをお持ちの方だということなんです。とはいっても、わからないようなイントネーションは困りますので、スタッフさんにご指導いただいて、わかるイントネーションに戻させていただいています。あと、衣装がすごく素敵です。布の部分が少ない洋服です。“榮太郎”くんの横で“ミヤビ”さんといろいろさせられています。2人一緒に覚えていただけたらと思います。
南さん:“寒河江教授”のチャームポイントは、首が取れるところかな?(笑)。あと、あまりみんなの輪に入っていないというか、みんなと絡んでいないのが最大の特徴です。あと、いつも年齢を聞いているのですが、はぐらかされたままです。見た目はかわいいのですが、心の中ではおじいちゃんなのではと思っています。本当はどんな人なのか、いろいろ想像しながら見ていただければより楽しいかなと思います。
木村さん:“トリンシア”は、女の子の姿をしたコンピュータプログラムです。感情があまりなくて、事務的にしゃべります。学園の教務課にいるんですが、皆さんがドタバタしているところとは少し離れたところから、生徒の皆さんの手助けをする、補佐的な役どころです。8話で“トリンシア”が恋をする話があるので、そこを見てほしいです。
渡辺さん:“メタリス”の魅力は……暑苦しいとこですかね。あと、よく歌っています。登場した時に鼻歌を歌っていたら、その後“メタリス”が出る時は必ず鼻歌を歌うのが風習になり、よく歌っています。そしてなんと、この番組一番最初のキャラクターソングになりまして、大丈夫なのかなと思っております(笑)。“フェルミ”は、ドMなのが売りです。諏訪部っちに「構って構って」と言って構ってもらって、ひどいことをされてもイヤじゃない、むしろうれしいという女の子です。これから彼女がもっといい声で鳴けるように僕も頑張っていきたいと思います。
――最後に、ファンの方へのメッセージをお願いします。
小清水さん:とにかく、無駄なことは何も考えずに、ただただ見て楽しんでいただきたいです。皆さまに笑顔をお届けできると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
伊瀬さん:これだけ素敵なキャラクターが集まっているので、きっとお好みの女の子がいらっしゃると思います。ぜひ楽しんでください。WAっしょい!
宮崎さん:ストーリーが、割と楽な感じで見て笑ってもらえる作品になっていると思います。楽しんでください。
福井さん:すごくにぎやかで、お祭りのような作品です。夏を思い出すような気持ちで、「WAっしょい!」と一緒に盛り上がってください。
寺島氏:何も考えずに、TVの前で一緒にWAっしょい! してもらえたらと思います。それ以外何も言うことはありません。
生天目さん:テンションが高いので、乗り遅れないように。
小林さん:オープニングの曲が、すごくWAっしょい! な感じで素敵です。一緒に歌って、お祭りにきたような気持ちで楽しんでいただけたらうれしいです。
南さん:オープニングが始まる時にWAっしょい! って思って、エンディングが始まる時にWAっしょい! って思って、毎週WAっしょい! って思いながら見ていただけたらうれしいです。
木村さん:キャラクターに萌えていただくもよし、お話を楽しんでいただくもよし、何も考えずに見ていただくもよし。最後まで楽しんで見てください。
渡辺さん:見ている時にお菓子や飲み物を飲んだり食べたりしていると、吹き出すおそれがありますので、ぜひティッシュをご用意ください。キャスト一同力を込めてWAっしょい! していますので、最後までよろしくお願いします。
(C)2008 Ichiro Sakaki/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC./MA PROJECT
■TVアニメ「まかでみ・WAっしょい!」