News

2008年9月23日(火)

『逆転裁判』が宝塚に! テーマはラブロマンス!? 『逆転裁判』発表会で電撃発表

文:電撃オンライン

『逆転裁判』

 カプコンは、本日9月23日に東京・渋谷のBunkamura オーチャードホールにおいて、「NEW逆転裁判 NOTゲーム」プロジェクト発表会および、「逆転裁判 特別法廷2008秋 オーケストラコンサート」を開催した。

 前半はプロジェクト発表会、後半はオーケストラコンサートという2部構成で行われた本日のイベント。1部の発表会では、シリーズお馴染みの登場キャラクター“裁判長”が観覧の際の諸注意を読み上げた後、『逆転裁判』と「宝塚歌劇」による特別舞台公演「逆転裁判 -蘇る真実-」が、2009年2月~3月にかけて行われると発表された。

 まず「舞台化」の文字がステージ上のスクリーンに現れると、会場からは「ええ!?」という驚きの声が。続いて「宝塚歌劇」のロゴが映し出され、歌劇団による華やかな舞台の様子が流れると、どよめきは大きな歓声へと変化していった。

『逆転裁判』 『逆転裁判』
『逆転裁判』 『逆転裁判』
『逆転裁判』 『逆転裁判』
『逆転裁判』 『逆転裁判』

 次いで、カプコンの『逆転裁判』シリーズプロデューサー・松川美苗さんと、舞台の脚本・演出を担当する宝塚歌劇団演出家・鈴木圭氏が登壇し、舞台について説明を行った。両名によると、主人公は“成歩堂龍一”で、宙組の男役スター・蘭寿とむさんが演じるという。なお、キャラクター名は“成歩堂”ではなく、海外版の役名である“フェニックス・ライト”を使用するとのことだ。

 また「逆転裁判 -蘇る真実-」には、“御剣怜侍”こと“マイルズ・エッジワース”をはじめとする主要キャストが、続々と登場することも明かされた。そんな中、鈴木氏の口から、今回の舞台のテーマが「ラブロマンス」であるという仰天発言が!? 氏は、驚く観客たちを前に、「“成歩堂龍一”くんのラブロマンスを、宝塚歌劇の舞台で作ってみようと思っています!」と、力強く語っていた。


『逆転裁判』 『逆転裁判』
▲宝塚歌劇団演出家・鈴木圭氏(写真左)と、『逆転裁判』シリーズプロデューサー・松川美苗さん(写真右)。鈴木氏は、4月に行われた『逆転裁判』のオーケストラコンサートを聴いて感動し、公演を行うことを決めたと明かしていた。
『逆転裁判』 『逆転裁判』
▲カプコン常務執行役員の稲船敬二氏(左写真)と、“フェニックス・ライト”役の蘭寿とむさん(右写真)がビデオレターで登場。蘭寿さんは、「逆転裁判オフィシャルブック」(カプコン刊)に収録されている「キャラクター性格診断チャート」に挑戦し、“御剣怜侍”と診断されていた。
『逆転裁判』 『逆転裁判』 『逆転裁判』
▲蘭寿さんは、鈴木氏が「歌にお芝居にとても長けている」と太鼓判を押す実力派だ。

 発表会の最後には、松川さんが「カプコンは、今まで映画化やアニメ化などコンテンツの拡大に挑戦してきました。今回の宝塚歌劇団さんによる『逆転裁判』の舞台化は、今まで以上の挑戦だと思っています。2009年2月、新しい『逆転裁判』と宝塚歌劇を楽しみにしていてください!」と挨拶し、発表会は終了した。

 「逆転裁判 -蘇る真実-」は、2009年2月5日~15日に兵庫県宝塚市「宝塚バウホール」で、2009年2月24日~3月2日に東京都新宿区「日本青年館」で行われる。宝塚バウホール公演の座席料金は全席6,000円(税込)で、一般前売りは12月20日から。「東京特別」公演はS席が7,500円、A席が5,000円で、一般前売りは2009年1月25日からとなっている。

 なお、オーケストラコンサートの模様は後日改めてレポートするので、楽しみに待っていてほしい。

(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)TAKARAZUKA REVUE COMPANY/ (C)CAPCOM

データ

■「逆転裁判 特別法廷2008秋 オーケストラコンサート」概要
【開催日】2008年9月23日(昼夜2回公演)※終了
【開催時間】
 ・昼公演……開場 12:00/開演 13:00
 ・夜公演……開場 16:30/開演 17:30
【開催会場】Bunkamura オーチャードホール

関連サイト