覇王、TVに降臨！ ラオウの生き様を描く「北斗の拳」外伝が10月より放送開始!!

文：電撃オンライン

　2008年10月より、TOKYO MXやテレビ愛知にてTVアニメ「北斗の拳ラオウ外伝 天の覇王」の放送がスタートする。

　本作は、武論尊氏原作、原哲夫氏作画のコミック「北斗の拳」の登場人物“ラオウ”の若き日にスポットをあてた作品だ。アニメの原作となるのは「週刊コミックバンチ」（新潮社刊）で連載され、大絶賛を受けたコミック「北斗の拳ラオウ外伝 天の覇王」。

　作中では、「北斗の拳」では描かれることのなかった「拳王府」の設立、“ラオウ”とその愛馬“黒王号”との出会い、“トキ”のカサンドラ幽閉の真相、そしてなぜ“ラオウ”は自らの覇道を目指していったのか、といった物語が壮大なスケールで描かれていく。またアニメのオリジナルキャラクターとして、謎の美女軍師“サクヤ”が登場するという。

　そんな本作の物語と登場人物をここで紹介していこう。

■「北斗の拳ラオウ外伝 天の覇王」あらすじ■

　人類が、与えられた平和をただむさぼるだけの暮らしを送っていたある時、ついに鉄槌はくだされ、核の炎が世界全土を焼きつくした……。

　すべてのものが破壊しつくされ、秩序も人の心さえも塵となった世紀末。わずかに生き残った人々は、「力こそが正義」という、暗黒の時代を迎えたのだった。

　その世紀末に、覇王たらんと1人の男が立ち上がった。その男の名は“ラオウ”。1,800年に渡り受け継がれてきた最強の暗殺拳「北斗神拳」の使い手である彼は、己の覇道を突き進むため自らを「拳王」と名乗り、近隣の軍閥をことごとく制圧していった。

　そして、北斗神拳四兄弟の末弟“ケンシロウ”や次兄“トキ”をはじめ、「修羅の国」から追ってきた軍師“ソウガ”や拳王親衛隊隊長“レイナ”、そして南斗鳳凰拳伝承者“サウザー”など、“ラオウ”はさまざまな人物とかかわっていくことになる。覇業のために生きる彼が得たもの、そして失ったものとは？　その生き様をしかと見届けよ!!

■「北斗の拳ラオウ外伝 天の覇王」登場人物■

北斗神拳四兄弟の長兄にして、「北斗神拳」の使い手。自らを「世紀末覇者」と名乗り、拳の力により乱世の覇を握ろうとする。

“ラオウ”の覇業の夢を実現すべく、「修羅の国」から合流する。「崇山旋風脚」の使い手で、拳王軍軍師として活躍する。

“ラオウ”の幼なじみで、兄“ソウガ”とともに「修羅の国」より渡海。“ラオウ”を密かに想う双剣の騎士。

乱世の風に情報を読む、南斗の智将。南斗流鴎拳の使い手。“ラオウ”に帰順を請われるが……。

突如“ラオウ”の前に現れ、「拳王軍」に入った謎の女軍師。

北斗四兄弟次兄。その天賦の才で伝承者にもっとも近いといわれていた。死の灰を浴び、余命少ない中で、北斗神拳を医術に生かし、人々を救う。

南斗六聖拳の一派・南斗紅鶴拳の伝承者。策謀に長け、“ラオウ”や“サウザー”と協定を結び勢力を拡大する。

“ユリア”の実の兄にして、乱世の趨勢を冷徹に見る泰山天狼拳の使い手。

“ユダ”軍の副官“ダガール”配下の女性。悲しい過去を持っていた。

「聖帝」を名乗り、乱世にあって「拳王軍」と拮抗する勢力を有する。自らも、南斗鳳凰拳を使う強者。秘孔の効かない特殊な身体を持ち、“ラオウ”と戦うが……。

(C)長田悠幸・原哲夫・武論尊 2006 (C)天の覇王製作委員会 2008

■TVアニメ「北斗の拳ラオウ外伝 天の覇王」
【放送局】TOKYO MX・テレビ愛知・テレビ大阪・キッズステーション
【放送日】
　テレビ愛知……10月2日より毎週土曜 25：28～
　TOKYO MX……10月3日より毎週金曜 22：30～
　テレビ大阪……10月7日より毎週火曜 26：05～
　キッズステーション……10月6日より

【スタッフ】(※敬称略)
　原案：武論尊・原哲夫
　作画：長田悠幸
　製作総指揮：堀江信彦
　監督：阿部雅司
　脚本：大野木寛
　キャラクターデザイン：丸藤広貴
　総作画監督：輿石暁
　音響監督：明田川仁
　美術監督：Lee Seo Gu
　音楽：KAZSIN
　エグゼクティブプロデューサー：飛田野和彦
　アニメーション制作会社：株式会社サテライト
　製作：天の覇王製作委員会

【キャスト】(※敬称略)
　“ラオウ”役：宇梶剛士
　“ソウガ”役：松風雅也
　“レイナ”役：中原麻衣
　“リュウロウ”役：諏訪部順一
　“サクヤ”役：木村亜希子
　“トキ”役：東地宏樹
　“ユダ”役：谷山紀章
　“リュウガ”役：松原大典
　“イザベラ”役：別府あゆみ
　“サウザー”役：関俊彦
　他

• TVアニメ「北斗の拳ラオウ外伝 天の覇王」公式サイト