2008年10月9日(木)
東京ゲームショウ2008の基調講演・最終セッションは、マイクロソフトのコーポレート バイスプレジデント、ジョン・シャパート氏が登場し、Xbox 360関連の新情報を続々と明かした。
▲力強くXbox 360の躍進を語るシャパート氏。 |
先ほどの和田氏の講演に絡み、シャパート氏は、ゲーム業界の発展にはさまざまなポイントが必要になると語った。1つが開発ツールの提供、1つがオンラインサービスの提供や接続性。そして、世界で多くの人が代金を払える価格帯のコンシューマ機器。これらを兼ね備えたXbox 360によって「日本のパブリッシャーが世界で成功することを手伝える」と、シャパート氏は笑顔で話した。
ここで、Xbox 360用ソフトの新情報が、つぎつぎと発表された。まず、スクウェア・エニックスのRPG『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-』の発売日が、日本は2月19日、海外は3月3日に正式決定。そしてキューエンタテインメントから『NINETY-NINE NIGHTS II(仮)』が、バンダイナムコゲームスから『鉄拳6(仮)』が、それぞれXbox 360で発売されることも明らかになった。
そして全世界待望の『Halo』シリーズ最新作『Halo 3:Recon』が2009年内にマイクロソフトから発売される(海外では2009年秋)。さらに、リアルタイムストラテジーの『HALO WARS』を、本作のリードストーリーライターのグレーム・ディバイン氏が実際にプレイしながら解説。発売時期は2009年初頭を予定しているとのこと。
▲セッションでは、話題作の新情報が一気に発表された。ディバイン氏(左写真)は『HALO WARS』を実機でプレイ。 |
この他の話題として、Xbox 360のインターフェースを大幅アップデートする「New Xbox Experience」の提供日も発表された。講演中に初めて日本版の画面が公開され、24カ国19言語のワールドワイドで11月19日に提供が始まる。なお、これにあわせて11月13日に、HDDとゴールドメンバーシップ3カ月分、そしてヘッドセットを組み合わせた「Xbox 360 ハードディスク(60GB) LIVE パック」も登場。価格は11,550円(税込)となる。
▲「New Xbox Experience」の日本語にローカライズされた画面がお目見え。当初の発表段階から、かなり細部が変わっているようだ。 |
オンラインコンテンツのXbox LIVE アーケードも充実。タイトーから『スペースインベーダー エクストリーム』と『アルカノイドLive!』が、SNKプレイモアから『The King of Fighters ’98 Ultimate Match』と『メタルスラッグ7』が、キューエンタテインメントから『メテオス ウォーズ』が登場する。そしてマイクロソフトから、STGの金字塔『R-Type』と『R-TypeII』をアレンジして2人協力プレイも可能にした『R-Type Dimensions』が発売されることも決まった。
▲Xbox LIVE アーケードに、かつて日本で大流行した名作がズラリと揃った。なかでも、大きくアレンジされた横スクロールSTG『R-Type Dimensions』は要注目。 |