2008年10月9日(木)
毎度どうも。カネキングです。本日10月9日~12日に千葉・幕張メッセで開催されている「東京ゲームショウ2008」での、Wii用ACT『モンスターハンター3(トライ)』のプレイレポートをお届けします。
出展されていた試遊台で討伐できたのは、ドスジャギィ、クルペッコ、ラギアクルスの3モンスター。すべて新モンスターです。
▲体験プレイの会場はこんな感じ。長蛇の列ができていました。 |
まずは肩慣らしに、大剣でドスジャギィに挑戦。僕がWiiリモコンを握った時は、すでに周りの3人がドスジャギィを狩っていたので、お任せして基本操作を教えてもらうことにしました。ヌンチャクのスティックで移動、WiiリモコンのBボタンで緊急回避など、従来の操作と似ている部分もありますが、もっとも大きな違いは攻撃周りの操作方法でした。大剣の場合は、Wiiリモコンを左に傾けてAボタンでなぎ払い、右に傾けてAボタンで斬り上げ、上に向けてAボタンでため斬りが出せます。このように、剣士の武器はリモコンを傾ける+Aボタンといった操作が中心になります。
▲武器ごとの操作方法は、インストカードを撮影してきたので、こちらでご確認ください。なんとなくおわかりいただけるかと思います。ちなみに遊べた武器は、片手剣、大剣、ハンマー、ライトボウガン、ヘビーボウガンの5種類です。 |
ひと通り操作方法を確認して、ドスジャギィのエリアにいざ突撃! おーいたいた。皆頑張ってるねー。じゃあちょっくらお邪魔しますよっ! ってな感じにため斬りを叩き込んだら討伐完了の文字が……。す、すいません、なんか……すいません。
▲体験プレイはこんな感じで行われていました。大剣を使っている人が多かったですね。ため斬りは、最大までためると逆に威力が落ちてしまうそうなので気をつけましょう。 |
ま、まぁドスジャギィなんてちっこいモンスターは所詮僕の敵ではなかったということですよ! 調子に乗った僕は本作のメインモンスターでもあるラギアクルスにそのまま突撃しました。ラギアクルスがいるのは水の中。そうです。ラギアクルスのクエストでは、シリーズ初となる水中戦が楽しめるのです。
水中では、スティックを倒すとカメラが向いている方向にハンターが移動します。カメラは十字キーで操作するので、右手で進行方向を、左手でハンターの向きを操作するといった具合になります。文章で書くと複雑ですが、実際はちょっと触ればすぐに慣れると思います。水中では、やはり地上に比べると動きが鈍く、ラギアクルスに翻弄されてしまいました。緊急回避などは行えますが、こちらも使い勝手が違うので難しいかったというのが率直な感想です。あと、タル爆弾や閃光玉はちゃんと使えました。水中でも爆弾は爆発するみたいです。
そんな感じであれこれ試している僕に、ラギアクルスは容赦なく襲い掛かってきます。これが初心者狩りってやつですね! なんて大人気ない! 「あれ、納刀ってどうするんだっけ!?」、「納刀状態からガードってできるの!?」、「回復薬飲まないと……何ボタンだっけ」と、生まれたばかりの赤ちゃんのように水中でモゾモゾしていると、ラギアクルスが突然地上に上がりました。こ、これはチャンス到来! 他のハンターさんと一緒に地上に出て、落とし穴やら閃光玉やらを使って必死に攻撃します。しかしあえなくタイムオーバー。周りを見渡しても、討伐に成功している人はいませんでした。う、うーん。ホントに討伐できるのコレ。
このままでは引き下がれない! コンパニオンさんに必死に頼み込んで、クルペッコにチャレンジしてみました。あと1回! あと1回だけお願いします! ライトボウガンを片手に、プライドをかなぐり捨ててフィールドに直行。大剣を使っていた時は、Wiiリモコンを傾ける操作に苦戦して思い通りに攻撃できなかったんですが、ライトボウガンは傾ける操作がほとんどいりません。そうですよ。僕が弱かったんじゃなくてラギアクルスが強かったんじゃなくて、Wiiリモコンが悪かった! ……んじゃないかな。そうであってほしいな。
自動マーキングが発動していたっぽく、すぐクルペッコさんに遭遇できました。情報によれば、コイツは他のモンスターの泣きマネをして余計なモンスターを呼び寄せやがるとのこと。ならば簡単です。呼ばれる前に討伐すればいいんです。序盤から麻痺弾や毒弾、そしてハンターを鬼人化させる新たな弾なんかを使って序盤からハイペースで攻撃。手加減は無用です。よーしこのままいけるかなー。しかし、気をゆるめたその時。ついにクルペッコが泣きマネをしやがりました! 「え、ちょ、これ、まさか……」。マップ左上から、急速に大型モンスターが接近してきます。そしてご対面。大型の飛竜が飛んできました。で、でけー! クルペッコ1頭だったのが、突如として2頭同時に相手をするクエストになってしまいました……。こ、これはキツい。結局、クルペッコに的を絞って立ち回るも、あえなくタイムオーバー。残念……。ボックスの中にこやし玉が入っていたんですが、ここで使うものだったんですねぇ。
こうして、まったくいいところなしの体験プレイは終了。ダメだったのは、Wiiリモコンではなく僕の腕でしたとさ。ごめんねWiiリモコン。まぁ、クラシックコントローラに対応しているそうなので、僕のような人はそちらを試してみるといいかもしれません。試してみたいことは山ほどあったのですが、やはり時間的に全部プレイするというわけにはいきませんでした。続報を待つしかないですね。新作なので当たり前ですが、新要素が多すぎるよカプコンさん! あ、肉を焼く時の音楽が新曲になっていたので、耳を傾けてみるといいかもしれません。持ち上げるタイミング自体はメチャクチャわかりやすいので、すぐにこんがり肉が焼ける……と思います。
▲ご協力いただいたコンパニオンさんを記念に撮影させていただきました。丁寧に教えてくださるので、わからないことはバンバン質問するといいですよ! |
なお、体験プレイをすると特製のトートバッグがもらえます。また、スペシャルステージに登場した受付嬢さんもブースにいらっしゃるとのこと。体験プレイとあわせてチェックしておきましょう。最後に1つ。本日の体験プレイは、午後12時の段階で約2時間待ちでした。一般日はかなりの混雑が予想されますので、会場には早めに行った方がいいでしょう。
▲スペシャルステージに登場した受付嬢さん。か、かわいい……。2人が手にしているのは、物販コーナーで販売されている特製グッズです。 |
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■「東京ゲームショウ2008」開催概要