2008年10月10日(金)
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| カプコン代表取締役社長・辻本春弘氏 | バンダイナムコゲームス代表取締役副社長・鵜之澤伸氏 | スクウェア・エニックス代表取締役社長・和田洋一氏 |
世界経済の低迷などゲーム業界を含めた産業全般が苦境に立たされる中、壇上の三氏はいずれもピンチとは感じていないとコメントした。辻本氏が「辛い時代だからこそ人は娯楽を求める」と、経済の低迷が逆にゲーム業界に利するとすれば、和田氏は「今の市況がゲーム産業に影響を与えない」と強調。さらに、鵜之澤氏は「ゲームという娯楽がリーズナブルであるが故、不況に強い」と続く。世間の市況低迷がチャンスなのだとは三氏の共通の認識である。
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また、日本のメーカーが立ち遅れているとされるグローバル化に関しては、和田氏は、世界に自社ブランドの認知を進めているとしながら、グローバルに作りグローバルに売っていきたいと短期的な目標を提示。辻本氏は、カプコンというブランドが、『バイオハザード』など海外でのドル箱タイトルを持っているが、いまだ意識はグローバルに向いていないと意識改革の必要性を説いた。一方、日本トップクラスのキャラクターコンテンツを有するバンダイナムコゲームスの鵜之澤氏は、自社のコンテンツが世界で高い認知度を誇っていながら、続編の製作などある種の安易さでPS2の時代にガラパゴス化(閉鎖化)してしまったと振り返る。これにより、日本がゲーム業界でトップだった時代はとうに終わってしまった。ただ、開発力は世界に比肩しうるものを持っているからオリジナリティをもったゲームを作っていくことが突破口だと辻本氏が受けた。
2010年と直近の短観に関して、辻本氏は、自社ゲームを映像化することで付加価値を高める戦略を採っていると語り、鵜之澤氏は、ハイエンドが状況の打破につながらず、斬新さ、普遍性がカギであり、ナムコゲームスというメーカーはその点に自信を持っていると認識。和田氏は、業界の垣根がなくなり、国境もなくなるとさらにグローバル化が進むと予想。それにあわせて、自分たちだけである程度の規模のネットワークの構築の必要があると締めた。
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