2008年10月11日(土)
「東京ゲームショウ2008」の3日目となる本日、セガブースではDS用A・RPG『ファンタシースターZERO(以下、PSZ)』のステージが開催された。
ステージには、プロデューサーを務める酒井智史氏が登壇。12月25日に発売となる本作のシステムや機能紹介を行った。
▲こちらはステージに登壇した酒井氏。氏は、本作のタイトルについて「原点に立ち返るという意味をこめて「ZERO」という言葉を使った」と話していた。 |
まずはじめに酒井氏が触れたのは、ビジュアルチャットについて。これは、タッチペンで直接スクリーンに書き込んでチャット行っていくというもので、もちろん言葉だけでなく絵を使ってのコミュニケーションも可能。また、戦闘中に役立つショートカット機能や、気に入った発言のログを取り込む機能も備えているという。このビジュアルチャットは、場所を限らず使用できるとのことだ。
続いて、舞台とキャラクターなどさまざまな要素を説明した。本作の舞台は地球と月になるようで、キャラクターは14タイプ存在するという。キャラクターのセーブは、ソフト1つにつき3体まで可能に。ワイヤレスプレイで同時プレイできるのは4人まで。アクション部分には、アクションパレット機能を採用しており、あらかじめ登録しておいた武器を自由に切り替えて遊べるようだ。また、本作から新たに追加されたアクションとしてBボタンを押して敵の攻撃を回避できる「緊急回避」とAボタンを一定時間押しっぱなしにすることで発動できる「チャージ攻撃」の紹介も行われた。
▲チャージ攻撃はテクニックにおいても用意されており、テクニックで使った場合は、強力な攻撃だけでなく、一定範囲に効果をおよぼすものもあるらしい。アイテムに関しては、350種類以上用意されていると言及していた。 |
ここで、どうしても『ファンタシースター』の新作をプレイしたいというお笑いコンビ「我が家」の3人がゲストとして登場。ネタを披露した後、酒井氏とともに4人でプレイを楽しんでいた。
▲4人で楽しむ酒井氏&「我が家」の面々。さっそくビジュアルチャットを使いこなし(?)ワイワイとプレイしていた。デモプレイは、中ボスを撃破したところで終了。 |
その後、ステージには本作のテーマソング「負けないココロ」を歌う奥村初音さんが姿を見せ、ライブを行うことに。「お客さんの前で歌うのは初めて」とちょっぴり緊張気味の奥村さんだったが、素晴らしい歌声を披露! 歌い終えた後、奥村さんは「不思議な感じやったんですけど、お客さんがとても暖かい感じでした」と笑顔を見せていた。
▲「負けないココロ」を歌う奥村さん。実は今日10月11日は、18歳の誕生日だそうで、酒井氏から花束を手渡されていた。横で聞いていた酒井氏も「いつもは開発用のDSで聞いてますけど、今日は生で聞けて何よりでした」とニッコリ。 |
最後は「我が家」の3人も再び登場し、全員で挨拶をしてステージは終了となった。酒井氏の挨拶によると開発はもう終盤まできているとのことなので、シリーズファンはワイワイと楽しい年末を過ごしてみては?