2008年10月12日(日)
「東京ゲームショウ2008」のセガブースでは、12月に発売予定のWii専用ソフト『レッツタップ』を体験してきたので、その様子を掲載する。
レッツタップ!!(挨拶) どうも、kbjです! 幕張メッセから編集部に帰還し、ニュースを上げ、ヘロヘロになりながら、あがったニュースを眺めていた時のことでした。
kbj「ニュースがたくさん掲載されたなあ。自分が知らないソフトもたくさんあるよ。うん!? な、なんだこのニュースは!? コントローラを持たずに遊べる? しかも、制作を担当しているのは、名作『チューチューロケット!』を生み出した中裕司さんだって~!? キテる、これはkbjのアンテナにビンビンなにかがキテるよ。というわけで試遊してきま~す(ピュー)」
『レッツタップ』のコーナーでは、お姉さんが一緒にプレイしながら、優しく教えてくれます……といっても、操作は簡単。Wiiリモコンがセットされている箱に手を添えて、トントンとたたいてタップする、これだけ。確かにペンギンでも遊べるというキャッチコピーにウソはないかもしれません。ちなみにお姉さんと遊んだ「タップランナー」では、タップすることでキャラクターが歩きだし、連続でタップすると走り出します。強いタップでジャンプするので、さまざまな障害物をかわしながら、ゴールを目指すというアクションゲームです。
早速、最初のステージに挑戦。スタートと合図でタップをスタート! と思った瞬間に、自分のキャラクターがポーンと飛び上がってしまう。な、何が起きたんだ~? どうやら、強くタップしたので、ジャンプしてしまったようだ。落ち着いて、優しくタップをして、走り出したマイキャラクターだが、差を埋めるために急ごうとするとピョーンとジャンプしてしまう。むむむ、この加減がなかなか難しいぞ。さらに途中には、ハードルがセットされており、高く飛ぼうとすると時間がロスしてしまうのですが、低く飛ぶために優しくタップすると、高さが足りずひっかかってしまう。ここでもまたジレンマが……。結局、お姉さんと大きく差を空けられ、何とかゴール。すみませんすみません。初めてだったんで……次は頑張ります。
次のステージは、コース中にしびれるハードルが設置されているので、それを交わしつつ進んでいく。途中にはコースが分かれており、近いコースに進むためにロスを覚悟でジャンプするか、安全に進むかの判断が勝負の分かれ目になりそうだ。「ここでいいところを見せてやるさ!」とkbjは、上を選択。思い切ってジャンプしたところ、上のブロックに着地できました! 「やった」と思っていたら、次のブロックへ飛び移るのに失敗して下に落ちちゃいました。やっぱり油断したらダメなのね。
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| ただ、箱を叩くというだけなのに、それがゲームとして成立しているのはさすがのひと言。これまでにない新感覚なゲームに仕上がっています。 |
そんなこんなで早くもラストバトルに。最後のステージも、分岐ポイントが存在する他、綱の橋を渡ったり、風船を膨らますなど、肉体を使ったアトラクションのようなコースが特徴。これまでにコツをつかんだのか、あまりミスなくゴールできました。やりました~!! 優しく指導してくれたお姉さん、ありがとう♪
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| 一緒に、『レッツタップ』をプレイしてくれたコンパニオンのお姉さん。ちなみに途中で「腕とか疲れませんか?」と聞いてみたところ、「最初は疲れたんですが、慣れてきて強弱を使い分けられるようになったら、疲れなくなりました」と絵顔でコメントしてくれました。 |
試遊コーナーには、「ビジュアライザー」モード用の台も設置されていました。この「ビジュアライザー」は、5種類のミニゲームが、設定された時間ごとに切り替わる、スクリーンセイバーとミニゲームがあわさったようなモード。「花火」や「川」では、叩くリズムによって、上がる花火が変化したり、寄ってくる魚が変化するのです。なんとなく叩いていたのですが、横にいたセガのスタッフに「こんなに魚が集ってくる人を、これまで見たことありません。何者ですか?」と言われました。すみません、適当です。
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| ゲーム的というよりは、環境や背景の変化を楽しむイメージが強いように思えた「ビジュアライザー」。「川」では登場した魚の解説が表示されるのも、地味にいいです。 | ||
すっかり満足してブースを去ろうとしたら、な、なんと中氏が歩いているじゃないですか! ゲームを楽しんだ後ということでテンションが上がっていたkbj。無礼を承知で突撃インタビューを敢行してきたので、その様子をお届けします。
――コントローラを手に持たないという、これまでにない斬新なアイディアのソフトなんですが、いったいどういう風にして制作に至ったのでしょうか?
中氏:実は最初はWiiリモコンの検証をしていたんです。いろいろなデータを取った後、Wiiリモコンを机において話していた時なんですが、机をコツコツと叩いたら、その振動で反応したんですね。それで「えっ!? これも読み取るの?」って驚いて、隣の机を叩いてみたら、これも読み取った。「すごくおもしろい」って思って、これはゲームにできるなと思ったのが、きっかけですね。遊ばれた人なら感じたかもしれませんが、早く走ろうとするジャンプしてしまう。その微妙なジレンマをうまくゲームにできたと思います。
――キャッチタイトルに「ペンギンでも遊べる」とありますが、本作のターゲットはどの層を意識されているのでしょうか?
中氏:最初は、ちょっと感度のいい層を狙っていたんですが、そこから誰でも遊べるように変更しました。とくに「ビジュアライザー」は、反応でいろいろなものが動くんですが、その動くことが1番おもしろかったですよ。なんとなくとんとん叩いているだけでもいいし、電話しながらでもいい。最初に作ったものから今のように、癒しを強くした形になりましたね。このモードは1歳の子でも、箱を叩いて反応が起こることをよろこべるんです。また、自分の母親のような、コントローラ自体に抵抗を覚えてしまうような年齢層の方でも、箱を叩くだけならできる。それができれば一緒に遊べるんです。だから、そういう意味でも、みんなできるゲームだと思います。
――発売は12月予定ということですが、やはり年末年始に集った時に、遊んでもらうためでしょうか?
中氏:そうですね。『マリオカートWii』や『大乱闘スマッシュブラザーズX』のように、Wiiのゲームは4人で遊んでいる人が多いんですよ。だからその次をねらいたいですね。お正月に集って、『Wii Sports』をやって、次に『レッツタップ』を遊ぶみたいな。本作はすべてのモードを、4人で遊べるようになっているんです。バラエティ豊かなゲームばかりで、1つ1つを突き詰めて作っています。なかなかないと思うので、ぜひさわってみてほしいです。
――発売を楽しみにしています。ありがとうございました!
(C)SEGA / PROPE
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