2008年10月14日(火)
10月9日に、東京ゲームショウ2008のKONAMIブースにおいて、12月18日発売のDS用ソフト『幻想水滸伝ティアクライス』のステージイベント「幻想水滸伝ティアクライス トーク&ライブ」が開催された。
スペシャルゲストが多数出演した今回のイベントは、ディレクターによるゲーム内容の説明からスタートした。注目度の高いタイトルだけに、本作のテーマやストーリー、システムの説明に来場客も興味津々。作品の簡単な説明を終わると、本作のキャラクターボイスを担当する声優陣がつぎつぎに登場した。初日の9日に登場したのは、主人公役・梶裕貴氏、“リウ”役・柿原徹也氏、“マナリル”役・矢作紗友里さんの3人。キャラクターの印象やアフレコでの苦労話など、ここでしか聞けない制作裏話を話してくれた。
そして最後に登場したのが、本作のオープニングテーマ「Tears in the Sky」とエンディングテーマ「ティアクライス ~希望のトビラ~」を歌う高杉さと美さん。テーマソングだけでなく、なんと声優としても作品に携ったとのこと。演じたのは、主人公と“リウ”の母親代わりである“シスカ”というキャラクター。声優は初めての経験で、かなり緊張したようだ。
そしてトークが終わると、高杉さと美さんの「Tears in the Sky」のステージライブへ。大勢の観客の拍手に包まれながらステージイベントを終えていた。なお、オープニングテーマ「Tears in the Sky」と、エンディングテーマ「ティアクライス ~希望のトビラ~」のCDは、ゲーム発売前日の12月17日にリリースされる。
未来への無限の可能性がテーマの作品と話す小牟田氏。その言葉通り、ストーリーや通信機能を使ったコミュニケーションの話は大きな可能性を感じさせる。 |
声優の登場に合わせて、演じたキャラクターのムービーがモニターに表示されていった。 |
「名前が主人公? 呼びにくくてかわいそう(笑)」と、柿原さんが梶さんをいじる場面も。冗談を交えつつ終始なごやかな雰囲気でトークが進められた。 |
最後は高杉さとみさんの「Tears in the Sky」初公開ライブ。この曲を通して、本作の素晴らしさを伝えられたらいいな、とのこと。 |
●主人公役・梶裕貴氏
――主人公はどのようなキャラクターですか?
かわいい顔をしているけど、実は周りをグイグイ引っ張っていく熱い心を持った少年です。こういった熱いキャラは新鮮で、楽しく演じさせていただきました。
――アフレコで苦労した点はなんですか?
収録が1人で寂しかったことかな(笑)。アニメなどと違って収録は1人ずつなんです。
――個性豊かな108人のキャラクターが登場するということですが、梶さんならどのようなパーティで遊びます?
実はこのシリーズは結構遊んでいて……たぶん今回も協力技ってありますよね? パーティメンバーで協力して放つ技があるんです。それがカッコイイ組み合わせで遊びたいですね!
――最後にひと言お願いします。
ファンはもちろん、世界観なども今までと一風変わっているので初めて遊ぶ人も楽しめます。ぜひ、手にとって遊んでみてください!
●“リウ”役・柿原徹也氏
――“リウ”はどのようなキャラクターですか?
争いや、めんどくさいことが嫌いなキャラ。でもじつはキレ者で、わざとバカやって争いの回避に務めたり。結構いいヤツです。物語が進むと、さまざまな一面が見られると思う。
――アフレコはやはり1人?
ええ。なので「梶くんはどうやっていた?」とかいちいち詳しく聞きながらやってましたね。
――柿原さんはどんなパーティはどうなりますか?
パーティを組まずに1人でどこまでいけるかやってみたいなぁ。主人公だけとか!
――最後にひと言お願いします。
あまり通信プレイとかしない一匹狼でしたが、これを機会に通信プレイの勉強をしようかな(笑)。
●“マナリル”役・矢作紗友里さん
――“マナリル”はどんなキャラクターですか?
この娘、皇帝の娘でお姫様なんです。姫役ってじつは初めてで、「姫キタ~!」って思ってたんですけどいろいろなことが……。あまりここでは言えない感じです。
――矢作さんのアフレコはどうだったんですか?
実は私がトップバッターでした……。みんなで声を合わせるシーンで、私の「せ~の!」という掛け声が最後まで使われていたり(笑)。
――矢作さんはどんなパーティで冒険をしますか?
ビジュアル重視で! “マナリル”+イケメンたちですね~。主人公と“リウ”は…………い……る?(メンバーに入っていないようです)
――では最後にひと言お願いします。
言えないことが多くてもどかしいけど、素晴らしい作品に仕上がっています。楽しみにしていてください!