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2008年10月30日(木)

想像を超える新次元を体験せよ! 『グランド・セフト・オートIV』本日発売

文:電撃オンライン

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『グランド・セフト・オートIV』に登場する人物、事件などはすべて架空のものです。
また、暴力シーン、銃撃シーン、流血シーンが含まれます。
CERO:Z(18才以上のみ対象)
※18才未満の方は購入できません。
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 カプコンから、PS3/Xbox 360用ACT『グランド・セフト・オートIV』が、本日10月30日に発売された。

 『グランド・セフト・オートIV』は、主人公の“ニコ”が「リバティーシティ」を舞台に活躍するクライムアクションゲーム。濃密な世界観、まさしく「リバティー」を体現した自由度の高さ、多彩なアクションなどを兼ね備えている。

 以下に、舞台となるリバティーシティについてや登場キャラクターなど、これまでに公開された4種類の見どころを一気に掲載する。

●リバティーシティ

 本作の開発を行った「ロックスター・ノース」のアートチームは、リバティーシティが実際に存在しているかのように表現することに、膨大な時間を費やしたという。リバティーシティをデジタルの世界に創造するためには、ゲームの域を超えるほど、細部まで描かれた映像を必要としたとのこと。それらは、プレイヤーに街の中で存在しているというリアリティを体感してもらうために行われた。

 リバティーシティには、昼夜の概念があるだけでなく、天候も変化する。住人はその環境の変化に応じた反応を示す。さらに、街には広告やポスター、ブランドショップ、時間に応じた放送をするラジオ局やインターネットまでが用意されており、これまでにデジタル世界で創造されたどの街よりも、楽しい時間をユーザーに提供する。

建物の外観だけにとどまらず、消火栓や歩道、昼と夜で変化する光の加減、港で聴こえる警笛の響きなど、細部まで作り込まれることで、リバティーシティに命が吹き込まれた。
画像は、上段が実際のニューヨークの風景で、下段がリバティーシティの風景。インスパイアされたニューヨークの息遣いをゲームの中でも感じることができる。

●キャラクター

 重厚で、時にクレイジーな物語が奏でられる本作は、そのストーリーと登場人物も見どころの1つ。愚かだがどこか憎めなく、個性豊かな人々の思惑が交錯する中で、主人公“ニコ”はどのような運命をたどるのか。ここでは多彩でユニークな登場人物をおさらいしていく。

・ニコ・ベリック

東欧出身で、歳は30代半ばの主人公。祖国で大きなざせつを経験し、従兄弟の“ローマン”の成功にあやかろうとリバティーシティを訪れることに。だが、“ローマン”は成功どころか大きな借金とトラブルを抱えており、“ニコ”もそれに巻き込まれてしまう。

・ローマン

“ニコ”の従兄弟。見栄を張って「アメリカン・ドリームを実現した」と“ニコ”にメールや手紙を送っていたが、実は多額の借金を抱えている小さなタクシー会社の経営者。楽天家でギャンブル好きの性格が災いして、借金の額は日々大きくなっている。

・リトル・ジェイコブ

ジャマイカ系アメリカ人。親友のためならその命を捧げることもいとわない信頼できる男。“ニコ”にとって異国の地・リバティーシティで得た心強い相棒だ。

・ブルーシー

自動車の整備工場を営む、根っからのポジティブなマッチョ男。筋トレが趣味で、己の肉体美を自慢したがる自分大好き人間であり、それを象徴するかのように胸には「我」と書かれたタトゥーが刻まれている。

・ミシェール
リバティーシティにやって来た“ニコ”にできる初めてのガールフレンド。ある人物から紹介され、付きあうことになる。

・マニー

もともとゴロツキだったが、街や子どもたちのためにストリートを「浄化」する活動家になる。現在はTV局に売り込むために、浄化の苦闘を記録したドキュメンタリー番組を制作している。

・エリザベータ

10年間にわたり、ヤクの取引に手を染めている売人。自分自身もヤクに溺れているおかげで、パラノイア的な妄想に囚われており、狂気と正気が同居している。

・ブラッド

ロシアンマフィアの一員であり、借金の取り立てを行っている。自分のことをホーブビーチ一帯を牛耳る究極で最強の男と思っているが、実際は小者相手にショバ代をゆすりながらエラそうな口を叩き、大物に取り入るしか能のない単なる下っ端。

・ファウスティン

リバティーシティで幅を利かすロシアンマフィアのトップ。酒に溺れており、酔っ払うと暴力的でムラの多い自分勝手な性格に拍車がかかる。“ニコ”の弱みを握っており、取引として仕事を依頼してくる。

・ディミトリ

“ファウスティン”が率いるロシアンマフィアの幹部で、彼の右腕的存在。“ファウスティン”からの信頼を一身に受けるものの、本人はすぐにかんしゃくを起こす彼の世話に手を焼き疲れている。

・パッキー・マクレリー

リバティーシティでは衰退しつつあるアイルランド系マフィアの後継者。3人の兄と1人の妹を持つ。仲間になって好感度が上がると、携帯電話で起爆できる車載爆弾を用意してくれるスペシャルアビリティを受けられる。

・フランシス・マクレリー

アルゴンキンに位置するリバティー市警・ウェストミンスター署の署長。部下からの尊敬を集めているが、実は腹黒い悪徳警官だ。“ニコ”の犯罪歴を知っており、それをネタに自分に都合の悪い問題を排除するよう強要する。

●ミッション

 『グランド・セフト・オート』シリーズの魅力と言えば、豊富でやり応えのあるミッション。もちろん本作においても当てはまり、サイドミッションを含めるとぼう大な数のミッションが用意されている。本作のストーリーは、さまざまな依頼人からミッションを受注することで進行していく。その内容は楽に終わるものから、危ない仕事までさまざまだが、目的の達成方法はプレイヤーの手に委ねられている。

 なお、ミッションを遂行するために必要となる武器や乗り物も細部にまでこだわった作り込みがされており、それぞれの挙動はリアルなものとなっている。特に銃撃戦で追加された物陰に隠れた状態からの攻撃や、相手の銃弾を受けぬように障害物から手だけ出して敵に発砲するガンファイトは、より戦略性が高く実戦に近いものとなった。

シリーズ随一とも言えるリアルでスリルあふれる破天荒なミッションの数々。進化したグラフィックだけでなく、新たに追加されたシステムにも注目したい。

●マルチプレイモード

 本作には、オンラインで最大16人で対戦可能なマルチプレイモードが用意されている。遊べるモードは以下の14種類。

 「チームモード」
・チーム・デスマッチ(2-8チーム)
・チーム・マフィアワーク(2-8チーム)
・チーム・カージャック(2-8チーム)
・コップス&クルックス(2チーム限定)
・ターフウォー(2チーム限定)

 「Co-opモード」
・フリーモード(最大16人)
・ディール・ブレイカー(最大4人)
・ハングマンズ・ヌース(最大4人)
・ボム・ダ・ベースII(最大4人)

 「対戦モード」
・デスマッチ
・マフィアワーク
・カージャック

 「レースモード」
・レース
・GTAレース


 また、パーティモードという8人まで入れるゲームロビー機能も存在する。これを選択すると、どのモードに入るか決める前に、友だちとリバティーシティをうろつくことができ、他人のゲームに参加する際は、チームとして参加することになる。

マルチプレイモードだけでも十分なボリュームを持つ本作。世界中のプレイヤーとの対戦を楽しもう。

(C)2008 Rockstar Games, Inc.


データ

▼『グランド・セフト・オートIV』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PS3/Xbox 360
■ジャンル:ACT
■発売日:発売中(2008年10月30日)
■価格:8,390円(税込)
 
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