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2008年11月5日(水)

封印指定執行者“バゼット”参戦! 『Fate/unlimited codes』新情報公開

文:電撃オンライン

 カプコンは、12月18日発売のPS2用ソフト『Fate/unlimited codes』の新情報を公開した。

 本作は、業務用ゲーム『Fate/unlimited codes』をPS2に移植したもの。TYPE-MOONの人気AVG『Fate/stay night』のキャラクターを操作して戦う3D対戦格闘ゲームで、1人プレイ時にはシナリオ担当・奈須きのこ氏が書き下ろしたストーリーが展開する。

 PS2版には、原画担当・武内崇氏による完全新規デザインの“セイバー・リリィ”が登場することをお伝えしていたが、新たな追加キャラクターの情報が明らかになった。今回公開されたのは、ファンディスク『Fate/hollow ataraxia』に登場した“バゼット・フラガ・マクレミッツ”が参戦するという情報。以下に、動画とともに本日公開された情報を掲載する。

繰り返す逆月の主・“バゼット・フラガ・マクレミッツ”
アイルランドのルーン魔術の大家「フラガ」出身の魔術師で、魔術協会所属の封印指定執行者。戦闘に特化した武闘派の魔術師で、「硬化のルーン」を拳や足に刻んでの格闘戦を得意とする。また、「伝承保菌者(ゴッズホルダー)」の異名を持ち、家系に代々伝わる宝具「斬り抉る戦神の剣(フラガラック)」を保有している。協会から冬木の聖杯戦争を監視するという任務を帯び、協会推薦のマスターとして聖杯戦争に参戦する。自身にまつわる大切な記憶が欠落しているようだが……。
魔術と格闘を融合させたファイティングスタイルの“バゼット”。拳が光っているのは、「硬化のルーン」を使っているから? 他にも、「斬り抉る戦神の剣」を使用する画面を確認できる。

 実際に動いている“バゼット”の姿がこちら。動画からは、特殊動作ウェービング使って相手の攻撃に割り込む姿や、彼女の代名詞ともいえる「フラガラック」を使って、コンビネーションを決めるのを見ることができるので、ぜひチェックしてほしい。


 新規登場人物の情報にあわせて、本作に登場するキャラクターの情報を掲載する。本作では、『Fate/stay night』に登場したさまざまなキャラをプレイヤーが使用できる。アーケード版の隠しキャラクターも登場する。

疾風の蒼き槍兵・“ランサー”
高い瞬発力と白兵戦の能力を備え、必中必殺の紅い魔槍を持つ。口は悪いが根は実直で、己の信念と忠義を重んじる英霊。因果を逆転し「敵の心臓に命中する」という事実を作った後に攻撃する「刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)」を持つ。
リーチの長い攻撃と、俊敏さを生かした手数の多い攻撃がウリの“ランサー”。「刺し穿つ死棘の槍」の演出は必見だ!

妖艶なる黒き蛇・“ライダー”
英霊の中でも有数の機敏性と筋力を持ち、疾風のごとき襲撃と豪快な力技で敵対者を打ち倒す。その名の通り高い騎乗能力を持ち、豊富な宝具を用いる。また、魔眼封じの目隠しの下には石化の魔眼「キュベレイ」を有している。
チェーンを使って相手を引き寄せたり、トリッキーな技で相手を急襲するのが“ライダー”のスタイル。「ブレイカーゴルゴーン」で魔眼封じを外している時に300%魔力開放を行うと、相手の動きを遅くすることができる。

無名の侍士・“アサシン”
暗殺者のクラスでありながら、「物干し竿」と呼ばれる刀から繰り出される剣技で他のサーヴァントと真っ向から渡り合う。純粋な剣技を魔法域の事象にまで高め、「まったく同時に」3つの斬撃を繰り出し敵を斬るという必殺の「燕返し」を駆使する。
1度相手を間合いに捉えれば、物干し竿のリーチを生かした連係で相手を追い詰めることができる。超必殺技の「秘剣・燕返し」は密着状態ならガード不能となる脅威の技だ!

神代の魔術師・“キャスター”
女性の英霊で、神代にしか存在しない高等な魔術を自在に操る。扱う魔術は多種多様で、魔法の域に達するほどの圧倒的な威力を誇る。
全キャラクター中最多の必殺技を持つ“キャスター”は、飛び道具系の必殺技を豊富に持ち、離れた位置から一方的に攻撃できるのが強みだ。設置トラップ系の技も豊富に持っているため、プレイヤーの智略が重要となるキャラクターだ。

最古の英雄王・“ギルガメッシュ”
本来存在するはずのない8人目のサーヴァント。その正体は、世界のすべてを有したと言われる人類最古の英雄王“ギルガメッシュ”。「王」を自称し、傲岸不遜(ごうがんふそん)で傍若無人。あらゆる宝具の原典を所持し、それらを矢の様に撃ち出して敵を射抜く。
無数の宝具を打ち出せる「バビロン」と、近接攻撃に特化した「エア」のモードを切り替えて戦うことができる。モードの切り替えには読みとテクニックが要求されるが、使いこなすことができればかなりの強さを発揮する。

怒涛の破壊者・“バーサーカー”
“バーサーカー(狂戦士)”の英霊。狂化によって理性を失うことで、力を攻撃のみに特化させており、圧倒的な破壊力を持つ。巨大な斧剣を軽々と振り、あらゆるものを粉砕する。
間違いなく本作No.1のパワーキャラクターが“バーサーカー”だ。斧剣によるリーチも相当なものだが、一部の通常技や必殺技にスーパーアーマー特性がついているため、相手の攻撃を受けてもひるまずに反撃できる。スピードと手数の少なさはパワーで押し切れ!

代行者・“言峰綺礼”
今回の聖杯戦争の監督役を務める「言峰教会」の神父。“遠坂凛”の兄弟子で、教会の人間でありながら魔術師でもある。教会の思惑を受けて前回の「聖杯戦争」に参加しており、悪として生まれついた自身と「この世全ての悪(アンリマユ)」とを重ねて見ており、その誕生を見届けようとしている。
長身から繰り出されるリーチの長いパンチとキック、中国拳法をベースとしたバリエーションの豊富な連係が“綺礼”の武器だ。使用数に制限のある黒鍵(こっけん)を相手に意識させ、常にプレッシャーを与え続けよう。

マキリの杯・“間桐桜”
「穂群原学園」での“士郎”の1年後輩で、妹のような存在。前回の「聖杯戦争」時の聖杯の破片から作られた蟲を身体に植え付けられており、今回の「聖杯戦争」におけるもう1つの聖杯でもある。大聖杯の中に留まる「この世全ての悪(アンリマユ)」との契約の影響で、人格まで変貌した禍々しい姿となってしまう。
黒い触手による予測不能な攻撃を得意とする“桜”。リーチが長く多段ヒットする通常技によるラッシュは脅威のひと言。歩行速度が遅いのが唯一の欠点だが、瞬間移動技や飛び道具を駆使して相手に詰め寄ろう。

淑女のフォークリフト・“ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト”
フィンランドの魔術の名門であるエーデルフェルト家の現当主。魔術協会の本部(時計塔)における“遠坂凛”のライバルだ。“凛”と同じく宝石魔術とガンド撃ちを得意としているが、レスリングも使えるのが特徴。
“凛”同様に宝石魔術を得意とするが、“ルヴィア”は専ら打撃攻撃での使用を得意とする。打撃だけでなく、タックルからの投げ技なども持っているため、打撃をちらつかせてガードを誘い、投げ技で一気に決めてしまおう。

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データ

▼『Fate/unlimited codes』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PS2
■ジャンル:FTG
■発売日:2008年12月18日
■価格:通常版 7,340円(税込)/限定版「SP-BOX」 10,490円(税込)
 
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