2008年11月14日(金)
ガストは、DS用RPG『アニーのアトリエ~セラ島の錬金術士~(以下、アニーのアトリエ)』の発売日を、2009年1月29日に決定したことを明らかにした。
『アニーのアトリエ』は、錬金術を題材にした同社の人気RPG『アトリエ』シリーズ最新作。リゾート開発のために、世界各地から錬金術士を集めてその腕を競う「錬金術大会」が行われるセラ島を舞台に、主人公の少女“アニー”が錬金術を使って玉のこしを目指す物語だ。
今回、発売日とともに、イベント「錬金術大会」に参戦するキャラクターと「錬金術」に関する情報が公開されたので掲載する。
“クラウス” | ||
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紅衣に身を包んだ錬金術士で、錬金術大会に参加する“アニー”のライバル。赤い服という目立つ服装をしているにもかかわらず、街中ではほとんど見かけないという謎に満ちた人物だ。 |
“ユリアン・ファニール” | ||
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名だたる錬金術士を世に送り出している名家・ファニール家の跡取り息子。神童とまで呼ばれ、自分の力を誇示するために錬金術大会に参加する。 |
“ジョエル王子” | ||
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「オルドール王国」の第1王子。幼いころから剣術と馬術、さらに料理が得意だ。端正な容姿から国内外の女性から人気が高い。 |
ゲーム中では、キャラクター同士によるセリフの掛け合いを見られる。何度も名を名乗る“クラウス”や、“ユニアン”の生意気な態度、国王の思いつきなど、気になる画面ばかりだ。 |
『アニーのアトリエ』では、半年に1度開催される「錬金術大会」がゲームを進める上で、重要な役割を占める。この「錬金術大会」は、セラ島リゾート開発計画の中核を担っており、錬金術士によるリゾート開発を促しながら、他地方からセラ島へ人を呼ぶ客寄せのイベントになっているようだ。この大会で好成績を残すことは、開発計画に貢献することとなり、ゆくゆくは“アニー”の目的である玉のこしへの近道となるという。
「錬金術大会」では、実行委員である“ハンス”から与えられる課題をクリアするのが目的となる。ただし、その課程や結果によって成績が変化するという。金賞、銀賞、銅賞という3種類の成績が用意されており、それに応じて報酬も変化するようだ。 |
本作のキモとなるアイテム調合は、アイテムとアイテムを錬金術で掛け合わせ、新しいアイテムを作り出すというもの。以下では、そのアイテム調合を詳しく説明していこう。
アイテムを作る場合、図書館でレシピという作り方を知る必要がある。どうやら、レシピはセラ島で唯一の街「リヒターゼン」にある図書館で売られているとのこと。 |
リヒターゼンには、アイテムを売っている雑貨屋もある。ここではアイテム調合の材料を購入したり、錬金に必要な機材も購入できる。 |
アイテムには、「とくちょう」というパラメータが存在。特徴には「あかい」や「あおい」など色を表すものから、「ハイパワー」や「いいかおり」などいくつかの種類がある。冒険者ギルドで、アイテム作成の依頼を受ける場合、特徴を指定してくることもあるという。特徴の違うものも渡せるようだが、指定された特徴の場合、報酬にボーナスがつくようだ。
アイテム調合の際に、特徴を持ったアイテムを材料にすると、そのアイテムが持つ特徴が出たアイテムになることがある。 |
アイテム調合の際に「中和剤」を入れることで、狙った特徴を付けやすくすることも可能。その場合は、あらかじめ付けたい特徴を持った中和剤を用意しておく必要がある。 |
本作のアイテム調合では、狙った特徴から選んでアイテムを作る「特徴引き調合」が可能だ。ただし、得られる錬金術の経験値が減少してしまうというので、便利な反面、注意も必要となる。 |
アイテム調合の際に、最後に選択するのが機材。錬金機材は、主に成功率に影響する。特に難易度の高いアイテムを調合する際や、時間が限られている時には、重宝するだろう。
便利な機材だが、調合するアイテムとの相性もある。例えば調理器具なら、菓子や食物系のアイテムと相性がよく、成功率が飛躍的にアップするとのこと。 |
使い込んだ機材は、レベルが上がっていく。レベルが上がることで調合の成功率が上がり、さらには機材の呼び名も変わっていくようだ。 |
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