2008年12月3日(水)
5pb.は、Xbox 360用ソフト『11eyes CrossOver』を2009年春に発売する。
本作は、PCゲームメーカー・ラズエルから2008年4月に発売されたPC用AVG『11eyes-罪と罰と贖いの少女-』の移植作品。平穏な学園生活から突如、変貌を遂げた世界で起こる異形の者との戦いが描かれていく。Xbox 360版では、PC版のストーリーをもとに加筆したシナリオ本編に加えて、新規要素として、完全書き下ろしのオリジナルシナリオや新主人公“天見修(あまみしゅう)”などのキャラクターが追加されるという。
では以下に、本編&オリジナルシナリオのストーリーと、登場人物たちを紹介していこう。
隻眼の主人公“皐月駆(さつきかける)”は、幼なじみ“水奈瀬ゆか(みなせゆか)”とともに、「虹陵館(こうりょうかん)学園」で平穏な学生生活を送っていた。だがある日を境に、2人は不気味に変貌を遂げた世界へと迷い込むようになってしまう。廃墟の如く無人と化した街。その空は鮮血のように赤く染まり、黒く巨大な月がかかっていた。
そんな世界で理由もわからぬまま、3人の黒い騎士たちに命を狙われる“駆”と“ゆか”だったが、やがて同じ境遇の仲間を見つけ、敵と同じ数である6人で生き残るための戦いに身を投じる。壮絶な戦いの果てに、少年と少女たちを待つ真相とは……?
主人公“天見修”は現在の科学技術と魔術を融合した「現代魔術師」であることを隠し、周囲とは距離を置いて日々を送っていた。そんな折、街では「ドッペルゲンガーを見たものは、行方不明になる」という噂が流れはじめる。現代魔術師としての直感と不穏な気配を察した“修”は、密かに失踪事件の調査を開始するのだが……。
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