2008年12月5日(金)
2009年1月23日に、DVD第1巻が発売されるOVA「苺ましまろ encore」。そのアフレコ終了後に行った、出演声優陣へのインタビューをお届けしていく。
「苺ましまろ encore」は、「月刊コミック電撃大王」(アスキー・メディアワークス刊)で連載されている、ばらスィー先生原作のコミック「苺ましまろ」を映像化した作品。TVシリーズとOVA第1期に続く、3度目のアニメ化となる。
インタビューに答えてくれたのは、“伊藤伸恵”役の生天目仁美さん、“伊藤千佳”役の千葉紗子さん、“松岡美羽”役の折笠富美子さん、“桜木茉莉”役の川澄綾子さん、“アナ・コッポラ”役の能登麻美子さんの5人。その内容を、以下に掲載していく。
――新シリーズが始まるにあたっての感想を聞かせてください。
生天目さん:アニメ化の発表から時間が経っていたので、今日のアフレコはかなり緊張しました。ひさびさにみんなと会えてよかったです。
千葉さん:新シリーズが決まってうれしかったです。昨日自宅でチェックしている時に、うまくできるか不安だったんですが、5人集まったらあの時に戻れました。
折笠さん:久しぶりの収録でした。キャラクターのデザインがこれまで以上に可愛らしいタッチで描かれていたのが印象的です。私もみんなと同様で久しぶりの「苺ましまろ」の収録だったのでとても緊張しました。ひとつひとつの台詞を確認しながらしっかり演じさせていただきました。
川澄さん:前回のOVAから1年半ぶりで、どんな感じだったかなって思いながら収録にのぞみました。みんなの声を聞いて、苺ましまろの世界に戻ってきたなと思いましたね。
能登さん:久しぶりの“アナ”でした。昨日、自宅で台本を読んでいるときは不安もあったのですが、スタジオで“千佳”ちゃんの第一声を聞いた瞬間、すぐに「苺ましまろ」の世界に入り込めました。共演しているみんなのおかげですね(笑)。
――OVA第1巻の見どころはどこですか? 自身の演じるキャラクターの目線から語ってください。
生天目さん:今日は怪人をやったんですが、絵的に変質者みたいな感じなのかなーと思って演じたんです。でも怪人と変質者は違うと言われてしまいました(笑)。
千葉さん:“千佳”は、いつも通り普通でした。舞台はバーチャルな世界だったんですが、対“美羽”ちゃんだとやっぱりツッコまずにはいられなくて、楽しかったですね。“千佳”の決してブレない、いつもの「普通な感じ」を見ていただけたらうれしいです。
折笠さん:“みっちゃん”があんなことになるなんて……。4コママンガもありますし、ボケましょう(?)のコーナーもあります。どんな風にはじけたかは……でき上がってからのお楽しみです。
川澄さん:アニメ「苺ましまろ」は基本的には日常を描いている作品ですが、今回は初めてファンタジーの要素も入ったお話でした。物語の舞台が変わっても独特のテンポは一緒で……そこが「苺ましまろ」の魅力ですよね。見どころは相変わらずの「ゆるさ」です(笑)。
能登さん:“アナ”もいつもと変わらず、ちょっとあたふたして取り繕ったりしています(笑)。寂しかったのは“伸恵”お姉ちゃんに愛でられるシーンがなかったことですかね。次回に期待したいと思います(笑)。
――ファンへのメッセージをお願いします。
生天目さん:皆さんの応援あってこのように帰ってくることができて、うれしいなと思っています。私としては、このゆるさを劇場でも見てみたいので、これからもぜひ応援してください。
千葉さん:私も映画化を期待しています(笑)。前回のOVAから1年半あって帰ってきたんですが、これは皆さんの地道な応援あってのことだと思います。また1年半後、劇場の方でお会いできるのを楽しみにしています。私たちも舞台挨拶のためにTシャツを作らないといけないので(笑)、スタッフの皆さま、どうか早めにお願いします(一同笑)。
折笠さん:TVシリーズから長く愛していただけている作品だなと感じていて、うれしく思っています。私たち、演じている側も楽しんでアフレコしています。その雰囲気が三度お届けできるのは幸せなことだと思っています。そしてその空気を、大きな劇場で皆さんに感じていただけたらいいなと思います。「“コッポラ”対“美羽”」、カミングスーンです(笑)。
川澄さん:今回の「苺ましまろ」にはタイトルに「encore(アンコール)」と付いていて。ファンの皆さんに望んでいただいている作品に出演させていただけて感謝しています。この先、本当に劇場版が製作されたとして……(笑)。私はこのメンバーでぜひカーテンコールにこたえたいと思います。よろしくお願い致します。
能登さん:Tシャツの柄は何がいいのかなと、今から考えています(笑)。こうして、途切れることなく作品が続いているのはありがたいことだと思いますね。私自身もとても大切に思っている作品です。どうぞ末永く応援していただけるとうれしいです。
(C)ばらスィー/アスキー・メディアワークス/苺ましまろOVA2パートナーズ
■OVA「苺ましまろ encore」