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2009年1月7日(水)

【今週の1本】“しま”を自分色に作り変える! 『ぼくとシムのまち』プレイレポート

文:電撃オンライン

 ここ最近は、ハードなゲームばかりプレイしていたので、たまにはまったりと楽しめるゲームがやりたいと思うようになった村田(仮)です。こんにちは。そんなわけで、現在好評発売中のDS用ソフト『ぼくとシムのまち キングダム』をゆるゆるとプレイしてみることにしましたよ。

■まずはキャラクターの作成から

 花壇や噴水など、多彩なオブジェクトを配置して自分だけの“しま”を作っていく本作。ゲームを開始すると、まずはキャラクター作成が始まります。ここでは性別や髪型、服装などを自由に選択可能。それぞれのパーツごとに色も決められる(一部、色が決まっているものもあります)ので、作れるキャラクターの自由度はかなり高いと言えるでしょう。村田(仮)もついついキャラクター作成にこだわってしまい、気付けば開始からいきなり30分もたっていましたよ。

『ぼくとシムのまち キングダム』 『ぼくとシムのまち キングダム』
▲こちらがプレイヤーキャラクター作成画面。ゲーム中ずっと付き合うことになるので、じっくり考えながら作りましょう。

■発明品で“しま”を復興!

 さて、キャラクターを作成すると、いよいよ本編の始まりです。お話は、主人公が前作のDS『ぼくとシムのまち リゾートに元気をとりもどそう!』の舞台だったリゾート地から自分の“しま”に帰ってきた場面から始まります。主人公は、“しま”の住人に挨拶をした後、自分の家で眠りにつくのですが、なんとその日の晩に事件が発生! 突然現れた謎の人物が不思議な機械を使って、“しま”にあった家や木などを消してしまったのです。そこで主人公は、発明家であるドクターFの作った機械を使って“しま”を復興することになります。“しま”作りだけでなく、ストーリーの展開にも期待できそうな導入ですね。

『ぼくとシムのまち キングダム』 『ぼくとシムのまち キングダム』
▲預かった主人公の家のカギをなくしそうになったりと、ちょっとうっかり者の新米市長エレンや、怪しげな発明家ドクターFなど、“個性的”というよりも“アクが強い”といった方がピッタリくるキャラクターが登場します。

■自分だけの“しま”を作っちゃおう!

 復興の方法は、いたってシンプル。木や建物からその物体が持っている“エッセンス”を吸い出すことのできる“チューチューマシン”と、取り出した“エッセンス”同士を合成してオブジェクトを作り出す“ごうせいマシン”の2つを使って、“しま”にオブジェクトを配置していくだけです。とは言っても、用意されているオブジェクトは非常に豊富! シックなものから和風なものまで、多種多様なので自分好みの“しま”が作れます。まずは操作に慣れてみようということで、モリモリとオブジェクト作成に励んでみましたよ。

『ぼくとシムのまち キングダム』 『ぼくとシムのまち キングダム』
▲こちらが“チューチューマシン”を使用中の画面。“エッセンス”を吸い出せる物の前に立つと星マークが表示されるという親切設計です。

『ぼくとシムのまち キングダム』 『ぼくとシムのまち キングダム』
▲“ごうせいマシン”を使ってオブジェクトを作成! 組み合わせる“エッセンス”によって、できあがるオブジェクトが変わるので、やりこみ要素も抜群ですよ。

■“しま”よりも自分の家のほうが重要ですよね!

 また本作では、“しま”の住人に野菜を配る、テニスで試合をするといったミニゲームもプレイすることが可能。成績によってお金やアイテムを手に入れることができます。手に入れたお金を使って家具を購入し、自分の家をカスタマイズできるので、“しま”の復興の息抜きにもなります。というか、村田(仮)は“しま”の復興そっちのけで繰り返しミニゲームをプレイし、ひたすら自分の家の模様替えしていました。ミニゲームでお金を稼いでは家具を買い、あれこれとコーディネイト。もっとゲームを進めていけば、拡張もできるとか! 現実の部屋の方もこのくらい気軽に変えられるといいんですけどねぇ……。

『ぼくとシムのまち キングダム』 『ぼくとシムのまち キングダム』
▲こちらが、家具配置画面。家具を配置するのに必要なスペースも下画面に表示されるので、「配置したら部屋が狭くなりすぎちゃった!」ということはありません。

■ちょっと時間が空いたときにも気軽に楽しめます

 “しま”を自分好みに再建したり、自分の家をデザインしたりと、まったりとしたプレイが楽しめる本作。個人的には、自分の家のカスタマイズがイチオシ! 時間を忘れて遊んでしまいますよ。また、ちょっと時間が空いた時にも気軽に楽しめるので、通勤・通学のおともにも最適でしょう。実際、村田(仮)も電車の中でチマチマとプレイし続けています。のんびりとゲームを遊んでみたい人は、ぜひプレイしてみてください。

 ちなみに本作は、Wii版も発売されています。こちらは、さまざまな土地を冒険できるなど、DS版とは違った展開が楽しめるので、興味のある人は合わせてチェックしてみてください。(村田(仮))

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データ

▼『ぼくとシムのまち キングダム』
■メーカー:エレクトロニック・アーツ
■対応機種:DS
■ジャンル:SLG
■発売日:2008年12月4日
■価格:4,980円(税込)
 
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