2009年2月14日(土)
フロム・ソフトウェアより2009年春発売予定のPSP用ソフト『己の信ずる道を征け(おのれのしんずるみちをゆけ/以下、オレイケ)』のゲーム概要をお届けする。
『オレイケ』は、過去の自分のプレイをトレースする“分身”を利用してステージ中のギミックを攻略していくパズルアクションゲーム。主人公の忍者・朧身の疾風丸(おぼろみのしっぷうまる)が、奇怪な一団にさらわれた藩主の息女・真奈姫(まなひめ)を取り戻すため、東海道五十三次を舞台としたステージを駆ける。キャラクターデザインは、人気イラストレーター・okamaさんが担当している。
疾風丸 | 真奈姫 | 御雷丸 | ||
▲分身の術を得意とする忍者、人呼んで朧身の疾風丸。姫を救うために、東海道へ旅立つ。 | ▲相良稲津藩(さがらいなずはん)の姫。謎の妖術使いにさらわれてしまう。 | ▲“みかづちまる”と読む。主人公の兄貴分にあたる長身の忍。同じ組織に所属していたが、大きな事件をきっかけに裏切り、主人公と敵対する立場となる。 |
本作のカギを握るのは、疾風丸が忍法で生み出す分身。分身は1分間だけ行動でき、プレイヤーはこの時間内にステージクリアを目指す。しかし、すべてのギミックを1分間で攻略するのは不可能だ。そこで複数の分身との協力が必要に。
▲ちなみにパズル“アクション”である本作は、マップ上に敵も出現。攻撃を喰らうと硬直して時間をロスしてしまう。 |
分身の術を使うと、そこまでの自分の動きをトレースする分身が誕生し、プレイヤーは再度ステージを初めから攻略を開始する。今度は分身と一緒にステージを攻略できるので、1人では時間がかかる、もしくは1人では超えられないギミックを踏破。その繰り返しでステージをクリアするのだ。以下に画像を交えて具体的に説明しよう。
▲左やや上にいる忍者が操作キャラ。ボタンの上で×を押すと……。 | ▲右上に階段が出現した。この階段はボタンから離れると消えてしまう。分身を出そう。 |
▲弐忍目(ににんめ)に操作キャラが変わり、分身は過去のプレイヤーの動きをトレースしてボタンを押し続ける。階段を登って先に進めるように! |
▲壱忍目(いちにんめ)が、画面やや上にある灯篭(とうろう)を破壊! すると左下に階段が出現する。このまま進んでも時間を残り時間がだいぶ減っているはずなので、弐忍目で素早く階段を出現させ、参忍目(さんにんめ)でステージ攻略を進めるといいかもしれない。 |
また、ステージの行く手を塞ぐボス敵も存在する。ボスの体力は、制限時間内に1人で倒せるほど低くはないので、多数の分身で袋叩きにしてしまおう。
▲壱忍で倒せなければ、弐忍、参忍で倒せばいい。たくさんの分身と協力すれば、底知れぬ体力を持つボスも撃破可能! ちなみに、分身は最大10体生み出せる。それを超えると古い分身から消えていくので注意しよう。 |
疾風丸は、いくらでも使える分身の術以外にも、ザコ敵を一撃で倒す“火遁の術”ような強力な忍法も使える。分身の術以外の忍法を使うには、マップもパネルを踏むことで1枚ずつ溜まる“術力”が必要となる。
▲階数の右に表示されているのが術の種類。その右にある数字が術力。術の名前に脇には20という数字が書いてある。ここに書いてある数だけ術力を消費して、忍法を使用するのだ。 |
▲火遁の術が炸裂! 敵だけでなく、近くのすすきも燃やし尽くしてしまった。 |
なお、すでにお伝えした通り、2月15日には本作の先行体験イベントがフロム・ソフトウェア本社1階で行われる。事前登録は不要なので、本作に興味を持った人は足を運ぼう。
※画面は開発中のものです。
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