2009年3月4日(水)
アスガルドのhoney beeレーベルより、万葉集をモチーフにした女性向けCD『万葉恋歌・楓の章』と『万葉恋歌・椿の章』が、東京国際アニメフェアで限定販売される。価格は各1,575円(税込)。
『万葉恋歌』は、万葉集を現代風にアレンジしてオリジナルのラブストーリーに仕上げたCDシリーズ。ドラマパートと和歌だけが聞けるパートの2つがあり、ドラマパートでは登場キャラクターが物語の中で和歌を詠んでくれる。
第1弾『万葉恋歌・桜の章』&『万葉恋歌・藤の章』は、昨年末に開催されたコミックマーケット75とオフィシャル通販で期間限定販売されており、それに続く第2弾の発売が決定。初恋を叶える青春恋物語『万葉恋歌・楓の章』には小野大輔さんが、運命によって導かれた恋人を探すラブストーリー『万葉恋歌・椿の章』には石田彰さんが出演する。今回、両名にコメントを寄せてもらったので、以下に掲載する。
――万葉集や和歌の本をお読みになったことはありますか?
小野さん:百人一首のイメージが強いですね。あと、“貝合わせ”が風情があって好きです。
石田さん:学校の古典の授業以外では、ほぼ触れたことがありません。
――今回の和歌の中で、印象に残ったものはありますか?
小野さん:「万代と 心は解けて わが背子が 摘みし手見つつ 忍びかねつも」。切ないですねぇ……。
石田さん:「道の辺の 草深百合の花笑みに 笑みしがからに 妻と言ふべしや」。なかなか皮肉な状況じゃないですか。
――最後にひと言メッセージをお願いします。
小野さん:和歌+ひとり芝居で、1本で2倍おいしいCDです。雅で切ない世界をお楽しみください。
石田さん:人を恋する気持ちは、時代が移り変わっても同じだということなのでしょう。それが本当のことなのかどうか、実際に聴いて確かめてみてください。
『万葉恋歌・楓の章』と『万葉恋歌・椿の章』は、3月18日~21日に東京ビッグサイトで開催される東京国際アニメフェア2009での限定販売となる。販売はパブリックデーの20日と21日のみの販売となるので注意しよう。なお4月1日~15日の期間限定で、アスガルドのオフィシャル通販で受注販売されるとのことだ。
(C)honeybee
■東京国際アニメフェア2009概要