2009年3月13日(金)
バンダイナムコゲームスは、5月21日発売のDS用AVG『有罪×無罪(ゆうざいむざい)』の新情報を公開した。
本作は、有罪とも無罪ともとれる事件の真相を、“裁判員”の視点で究明していく社会派推理アドベンチャーゲーム。裁判員制度施行日の5月21日に発売される。
裁判員は、被告人の有罪/無罪を見極める必要があるため、これまでの推理ゲームとは違った観点からの推理や洞察力が求められる。プレイヤーが被告人に質問したり、他の裁判員と評議を行ったりすることで見えてくる真実。プレイヤーの判断次第で、事件は新たな展開を迎える。
全4話のストーリーは各話とも、実際の裁判と同じように展開する。1日目は、検察と弁護側の主張を聞いて他の裁判員たちと話し合う。2日目に証人尋問や被告人質問を実施し、その証言にもとづいて再び評議を行って判決を決定。3日目に、被告人に判決を言い渡す、という流れとなっている。今回、1話と2話のあらすじが公開されたので、以下に画像とあわせて掲載する。
閑静な住宅街で突如起きた火災。半焼した民家から、住人と思われる70歳女性の遺体が発見された。警察は、近所に住む被害者の長男の妻を放火殺人容疑で逮捕。被告人は、失火については罪を認めたものの、放火殺人については無罪を主張している。
▲姑(しゅうとめ)と嫁は、普段からトラブルが絶えなかったようだが……。 |
▲ワイドショーでも嫁が犯人であるかのような報道がされている。 |
大学の薬学部教授が研究室内で死亡。司法解剖の結果、シアン化カリウム(青酸カリ)の服毒死であることが判明した。警察は、事件発生時に研究室内にいた同大学職員である被害者の妻を、殺人容疑で逮捕。被告人はクレジットカード濫用による多額の借金を抱え込んでおり、保険金を目当てに被害者を殺害したものとして起訴された。しかし被告人は、夫の死は仕事を苦にした自殺であるとして、無罪を主張する。
▲毎月の借金返済に負われ、妻が考え付いたことは……? |
▲薬品庫から青酸カリを持ち出したのは一体誰なのか? |
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