2009年3月16日(月)
3月14日、東京・秋葉原において、4月9日発売のWii用A・RPG『朧村正』店頭試遊イベントが開催された。
『朧村正』は、江戸・元禄時代を舞台とした和風のアクションRPG。百姫と鬼助の2人の主人公が、それぞれの目的のために妖刀を求めて日本中を旅していく。開発は、PS2『グリムグリモア』や『オーディンスフィア』を制作したヴァニラウェアが担当している。
ソフトの情報についてはこれまでのニュース記事を参照してほしい。
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店頭体験イベントでは、来月いよいよ発売される『朧村正』がプレイ可能。あいにくの空模様にもかかわらず、本作を楽しみにしている人が集まり、各店舗前には試遊を待つ列ができていた。
▲AKIHABARAゲーマーズ本店前 |
▲ソフマップ秋葉原アミューズメント館前 |
▲ラオックス アソビットゲームシティ前 |
▲メッセサンオー前 |
▲ゲームを体験した人には特製ブロマイド3枚セットがプレゼントされていた。 |
体験を終えた人に感想を聞いてみると「東京ゲームショウ2008で見て、気になっていた。爽快感があって楽しい」や「キレイなビジュアル以外にも、音楽もすごくよかった」、「Wiiと一緒に購入したい」などの声があがっていた。
また本作を手掛けた、はしもとよしふみプロデューサーが店頭に登場。同氏は「雨が降っているにもかかわらず、店頭に並ばれてプレイしてもらっているのがうれしいです」と現在の心境をコメント。本作の魅力について聞いてみたところ「ゲームは3Dで表現するというのが全盛なんですが、(本作では)全員が本気でドットを打っているのが魅力の1つです」と話した。しかし、ただ2D表現でゲームを作るのではなく、グラフィックやシステムなどは最新のものを使っており、ユーザーライクな作りにしていることも魅力であると付け加えた。
爽快なアクションを楽しめる本作だが、アクションが苦手な人でも楽しめる工夫を入れているのだとか。本作は“無双”と“修羅”という2つの流儀(モード)から選択することが可能。“無双”はRPGの成長要素が強くアクションが苦手な人でも楽しめるモード、“修羅”は自分の腕と戦略のみが頼りというアクションに重きを置いたモードだ。流儀はプレイ中に切り替えることも可能なので、“修羅”で進めていき、つまったら途中で“無双”に切り替えるということもできる。
はしもとプロデューサーは最後に、「グラフィックがキレイなだけでなく、気持ちよく遊んでもらえるように、ローディングや操作性にもこだわっています。刀は108本あり、やり込み要素もふんだんに存在します。アクションゲームを昔やっていたという人も、横スクロールACTが苦手という人も楽しめるゲームに仕上がっています。ぜひ、この爽快感を味わってもらいたいです」と、発売を楽しみにしているファンにメッセージを送った。
秋葉原の店頭試遊イベントは終了してしまったが、今週末には大阪・日本橋で同様のイベントが開催される。興味を持った人で大阪近郊在住の人は、足を運んでみては?
はしもとよしふみプロデューサー(写真左)。ヴァニラウェアと共同で作り上げていくことについて「作業の中では困ることはなかったんですが、どこまで高めていくかという時に、お互いこだわり性なので終わらないことが大変でした」と笑いながらコメントしてくれた。 |
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■『朧村正』店頭試遊イベント概要