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2009年3月24日(火)

オカマキャラが気になる!? TVアニメ『シャングリ・ラ』アフレコレポート!

文:電撃オンライン

 4月5日から放送が始まるTVアニメ『シャングリ・ラ』。その第2話のアフレコが、都内のスタジオで行われた。

『シャングリ・ラ』

 『シャングリ・ラ』は、角川書店から刊行されている池上永一さん原作の同名小説をアニメ化した作品。物語の舞台は、地球温暖化防止のため、森林都市に生まれ変わった東京。そこでは、タワー状の積層都市アトラスに住む特権階級と危険なジャングルと化した地上に住む庶民との間に格差が生じていた。身勝手な森林化を進める政府に対し、武装ゲリラを率いて反旗をひるがえす18歳の少女・國子の戦いが描かれる。

 そんな本作の収録に参加しているキャスト陣にインタビューを行った。インタビューに答えてもらったのは、北条國子役の高橋美佳子さん、美邦役の有賀由衣さん、石田香凛役の井口裕香さん、草薙国仁役の石井真さんの4名だ。本作の見どころなどを語っていただいたので、興味がある人はご覧いただきたい。

――演じるキャラクターを初めて見た時の感想と、実際に演じてみた感想を教えてください。

高橋さん:初めて見た時は、まず「かわいい!」と思いました。そして、かわいいセーラー服を着ているのに武器を持っているという、その対比がおもしろいと感じましたね。オーディションの時に國子のセリフを読んだんですが、その時は元気で明るくてまっすぐな子だという印象を受けました。実際演じてみて、最初に持った“元気で明るくてまっすぐ”といったイメージは変わらなかったんですが、彼女にリーダー的な素質があるところを意識するようになりました。セリフもそうしたものがあるので、ゲリラのみんなを引っ張っていけるような指導力が見え隠れするキャラクターになるように心掛けています。あと、親代わりのモモコさんと一緒にいる時は甘えん坊さんな一面もありますね。演じていて、私もその気持ちの変化を感じるので、(國子は)モモコさんに対しては信頼があって、他の人とはちょっと違う接し方をするんだなと思っています。

有賀さん:最初、オーディションの時にキャラクター表を見て、「すごいかわいいけど大丈夫かな!?」とびっくりしました(笑)。高貴な感じの口調や、過去にいろいろあったであろうという雰囲気を持ちつつも、本当は甘えたがり。そういう二律背反が心情にある小さい子だなぁ……。大変だなぁ……。と思いましたね。実際に演じてみたり、動いている絵を見たりしたら、思っていた以上に可憐でした。でもしゃべっていることは辛らつで冷たくて怖い、でもその根底に流れているものは純粋さ。そこの振れ幅をどう表現していくかというのをまだ探っています。今後、ミーコととても仲よくなるみたいですので、そのへんの絡みが楽しみです。

井口さん:初めて見た時、この絵(※画像左)で香凛がくわえているアメの棒が口に見えたんです。口がここまで曲がっているのかなと(笑)。

石井さん:曲がりすぎですよ(笑)。

井口さん:イジワルさを表現しているのかなと思ったんですよ(笑)。ここまでひん曲がるような口ではないんですけど、常に含み笑いをしているような、とても冷たい目をしている子ですね。10歳なのになんだか冷めた表情をしている子だなと思ったのが最初の印象です。実際演じてみて変わったことではないんですけど、より気を付けようと思ったことがあります。この子はとても冷めた子なので、テンションが上がっても「やったぁ!」みたいな感じで普通の10歳の女の子のような喜び方はしないということですね。これは音響監督さんにも言われました。落ち着いているところやクールなところを根底に持っているので、そういったところをきちんとやっていかないとなと思いました。お金もうけを第一に考えている子ですが、本当はすごく甘えん坊で、両親に愛されたい、もっと自分を見てもらいたい、という思いがあるということも忘れてはいけないなと思っています。

石井さん:まず名前と風貌ですよね。髪型がきっちりしている軍人さんなので、最初はお堅い役なんだなという印象でした。自分はこう思っているということをしっかり言っていくキャラクターで、演じていてそこはすごく難しいなと思っています。でも最近、実は田舎のお味噌汁が大好きのようなどこにでもいるお兄ちゃんで、友だちにしたいような、こいつといると安心するよな、と思えるようなキャラクターだなと感じてきました。今、演じていてすごく楽しいですね。まだあまり出番がないので、早くもっと話にかかわってきて、この人の性格が全面に出てきたらおもしろいなと思います。今後、國子とのかかわりがすごく深くなっていくらしいです。とにかくまっすぐな人なので、僕自身の演技でそのまっすぐさをどれだけ出せるかというか、どこにでもいる兄ちゃんのように安心して見てもらえるようにできるか、それが僕の中の目標ですね。

――ご自分のキャラクター以外で気になるキャラクターはいますか?

高橋さん:誰もが気になると思うんですけど、モモコとミーコですよね(笑)。この2人は何なんだ、どこからどうやって出てきたらこういう風になるんだろうと。冒頭からすぐオカマキャラ2人が出てくるので気になるというか、気にならずにはいられない2人だと思うんです。でも、あまり多くを語ることができないキャラクターでもあって。『シャングリ・ラ』という作品の中では重要なキーパーソンになるので、これからの彼女……いや彼? (少し考えて)彼女たちの動向が楽しみです。

有賀さん:やはり私も、モモコ&ミーコがとっても気になっています。もともと私がオカマが大好きということもあるんですが(笑)。実際声を当てているものを見たら、よりキュ~ンと、「かわいい~」と思いました。あと、涼子さんも実際に声を当てているのを聞いたら、この人は妖艶な怖さを持っているのが意外でした。この人はどこまで行ってしまうのだろうと思います。

井口さん:原作を読んでから絵を見て、「あ、こんなにきれいな人なんだ」とかいろいろと衝撃があったキャラクターもいたんですが……その中でも、水蛭子さんが気になりますね。想像していたキャラクターと違った部分もありますし、水蛭子さんが出ているシーンがアニメでどう表現されるのか、今後とても気になるところです。

石井さん:第2話までの間では、草薙と絡みがあるのが烈音(れおん)というキャラクターなんです。ある程度立場の高い方なんですが、弟に対する思いなどを隠していて……。原作にいないキャラクターなので、この人がどういう人なのか何もわからないんです。自分が絡んでいるだけにすごく気になっていますね。あとちょっとしたところなんですけど、美邦さまに仕えている女官たちが気になります。今後あの人たちが美邦さまにどう接していくのか、原作を読んでいると緊張感が伝わってくるので、アニメでどうなるのか楽しみですね。

――アフレコを2話まで終えての感想や、現場の雰囲気などを教えてください。

高橋さん:1話は緊張したんですけど、他のキャラクターの声を聞ける収録だったので、すごく楽しみにしていました。現場は、私よりも先輩の役者さんがたくさんいらっしゃるので、安定感、安心感があるというか。先輩方に囲まれてお芝居をする機会が最近少なくなっていたような気がしていたので、初心にかえるような気持ちになれてうれしいですね。

有賀さん:初めて第1話の収録にきた時は、意外と和やかな雰囲気だなと思いました。私はどちらかというと外画をやっていたので、長尺(長編作品)だと結構ピリッとした雰囲気になるんですよね。音響監督の鶴岡さんのお人柄や進行の仕方もあり、解きほぐされました。でも、2話は逆に緊張してしまいました(笑)。キャストの方々が、昨今のアニメにしては男性の方がすごく多いので、見ていていろんなカッコいいキャラクターとか……ヨダレが(笑)。そういう気持ちです。

井口さん:先輩に囲まれて、心地よい緊張感もあり、お芝居を聞いていい鳥肌が立ったりと、めぐまれた環境にいられるなと思っています。毎回アフレコが楽しみです、モモコさんをはじめ、役者さんがとても色っぽい演技をされるので、ついつい「私もこんな色っぽさが出せたらな」と思っています。役者さんは男性なんですけどね。モモコさんの色っぽさにクラクラきながらアフレコを楽しんでいます。……ヨダレが(笑)。

石井さん:ベテランの方とご一緒できるいい現場だな、刺激的な現場だなと思っています。小説を先に読んで、その後アニメに向かっているんですけど、皆さんがイメージ通りの演技をされているので、このアニメはすごいな、大丈夫だ! と思いました。

――森林化した東京が舞台の本作ですが、もし朝起きて周りがジャングルになっていたらどうしますか?

高橋さん:とりあえず探検に出掛けると思います。『シャングリ・ラ』には、温暖化防止のために森林化して地球を冷やそう、酸素を増やして、炭素を減らしましょうという地球規模の制度が出てくるんですが、その話を聞いた時はなんて素敵なことなんでしょう! と思いました。でも、蓋を開けてみるとその森林が人間の脅威になっている。その逆の発想がこの作品のおもしろいところだと思うんです。私には思い付かないことを題材にしているなと思いました。私だったら、東京都内が自然でいっぱいになって、うれしい! と思って喜んで探検に出掛けると思います。

有賀さん:起きたら、「あ、夢だ」と思ってまたすぐ寝ます。私ウニという名前の猫を飼っているんですが、何度か起きて寝てを繰り返して、そのうち「ウニさんどこー!」と猫を探します。

井口さん:『シャングリ・ラ』を読んだ後なので、ちょっと怖いイメージが出てしまいますね……。どうしよう。とりあえず、切りますよね。家の周りにきた木は。でもきっとものすごい勢いで迫ってくると思うので……。海の方に逃げようかな……。なるべく夢であってほしいですけど。とにかく逃げます!

石井さん:高橋さんは、國子たるゆえんを持っているなと思いましたね。好奇心があるんでしょう?

高橋さん:絶対楽しそうじゃないですか(笑)。

石井さん:うーん……。俺は、まず半径10メートルぐらいに誰かいないかおっかなびっくり探して、いないとわかったらとりあえず食える物を探します。で、何もなかったらちょっとずつテリトリーを広げていきます。

(一同、口々に「慎重ですねぇ……」)

石井さん:とにかく慎重に行かないと何が起こるかわかりませんから。獣がいるかもわかりませんし。だんだんテリトリーを広げて、人を探す。これですね。怖いです。

――作品の魅力や見どころを教えてください。

高橋さん:原作とは話がちょっと違ってくると思うので、原作を読んでいる人はその違いを楽しんでもらえればと思います。作品魅力は、やはりストーリーですね。近い未来こういう世界になってしまうのではないか、という予言のようなものが含まれた作品になっています。非現実的なことも起こるんですが、経済の状況とか格差社会とか、わりと今の日本にもあるようなことが小説の中にも描かれています。近い未来起こり得るんじゃないかと思って見るとより楽しめるのではないでしょうか。

有賀さん:小説は小説の味があると思うんですけど、アニメとしての作品のよさを考えると、まずキャラクターがおのおのとても濃いというところですね。見ているだけ、声を聞いているだけでも楽しめると思います。あとは、よりエンターテイメントの要素も増えると思います。1話目も、國子のアクションシーンがカッコよくスカッとします。そういうところは、アニメならではの気持ちよさ、見どころですね。

井口さん:キャラクターたちがそれぞれ持っているものはすごく単純だと思うんです。“生きたい”とか“愛されたい”とか。そういうものを持っている人たちがぶつかり合っていく中で起こるストーリーが魅力です。國子がミニのセーラー服を着て戦うシーンはとても素敵な映像になるんだろうなと思っています。頭脳で戦う人たちもいるので、その切り替えなども見ていて楽しいのではないでしょうか。

石井さん:自分たちが住んでいる世界が、植物たちで覆われてしまっているんです。実際に見たことのある風景があんなことに……という場面が結構いっぱい出てくると思います。今日もね、ハンズとか。そういうところも見ていておもしろいんじゃないかなと思いますね。後は、香凛たちが炭素経済を操っているシーンとか、一見「え、アニメでそんなのやるの!? 視聴者の方わかるのかな……」と心配になってしまうんですけど、そういう頭脳戦がこの話の本筋に大きくかかわっていて、今後おもしろくなってくるんじゃないかなと思っています。

――石井さんにおうかがいします。『シャングリ・ラ』は、オカマキャラクターをはじめ、女性(?)がとても強い作品だと思うんですが、女性キャラクターに対してどういった印象を受けましたか?

石井さん:皆さんしぶといなと思います(笑)。

――キャラクターそれぞれに、シリーズ構成の大野木寛さんが“石橋を叩いて渡る”にちなんだ言葉をつけているんですが、ご自身の性格をたとえるとどうなるでしょう? ちなみに國子は“石橋でなくとも、叩かず走り抜けるタイプ”となっています。

高橋さん:どうなんでしょう……(笑)。

石井さん:さっきの意見を踏まえると、國子のまんまじゃないんですか?(笑)

高橋さん:私、実際の性格は國子と全然違うと思います。私は、この中で言うと美邦ですね。石橋は叩いても渡りません。無理と思ったら渡らないです。本当は國子みたいに叩かず走り抜けるタイプと答えたいんですけど、それはあくまで憧れです。本当はビビッちゃって渡れないです。

有賀さん:まず、石橋をチェックします。叩きますし、眺めますし、いろいろ検査をします。その後、誰かに「渡れるかもしれないよ……?」と言って行かせます(笑)。とりあえず男性の体型の人が行って、その後割腹がいい人が行って、それを確認してから「よし」と思って行きます。

井口さん:行ける時と行けない時の差が激しいので、行くとしたら気付いたら渡っちゃってたということもあると思います。行けない時は叩いたら壊れちゃって渡れなかった、みたいな感じで、どっちか極端だと思います。でも、どちらかというとやっぱり渡りたいですね。

石井さん:とにかく、見るだけにしますね。それこそずーっと見て。有賀さんと同じかもしれないですけど、結局誰かが渡るのを見ます(笑)。でも信じられなくて、自分も渡るんですけど、そろりそろりと、おっかなびっくりですねぇ……。

――最後に、今後の意気込みやファンの方へのメッセージをお願いします。

高橋さん:私は北条國子に賭けています。今年で声優デビューして10年なんですけど、このタイミングでこの役をやらせていただいたのは何かのご縁であり運命だろうと感じているんです。この役をやり切った後には何かが見えてくるような予感がしているので、國子とともに半年間生きていきたいなと思っています。頑張ります!

有賀さん:国産アニメでレギュラーをいただいたのが初めてなので、まず当たり前ですけどしっかりやる。そのうえで、美邦だけじゃなくいろんな役ができるんだよというアピールを、ガヤとかでやりたいなと思っています。こすいんですけど(笑)。あとは、もちろん美邦ですね。美邦は奥が深いキャラクターなので、やればやるほど難しく、かつおもしろくなっていくと思っています。自分の役をこねくり回しつつ、他のキャラクターとも楽しくやっていければと思っています。

井口さん:魅力的なストーリーとキャラクターで、すごく素敵なお話なので毎回見逃さずに見ていただきたいです。最初の何回かはモモコさんとミーコさんの声優さんが“?”になっているので、そんなところもぜひ楽しんでもらえればと。まぁ、1回聞けばなんとなくわかるような気はするんですけどね(笑)。ドキドキワクワクする展開が待っているので、毎回見てもらえるとうれしいです。

石井さん:とにかく皆さん濃いキャラクターばっかりで、飲み込まれないようにしないとと思うんですが、草薙は正直者で素朴なお兄ちゃんなので、変に気張ったりせず、自分の中の等身大の部分を出して行ければと思います。本気でこの作品に取り組んでいますので、ぜひよろしくお願いします。

――ありがとうございました。

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 また、アップフロントグループ・角川書店・角川ザテレビジョンの合同企画として開催された『KADOKAWA×UP-FRONT STYLE アイドル☆オーディション2008』でグランプリに輝いた三澤紗千香さんが、本作の蒲郡由里(がまごおりゆり)役でデビューする。三澤さんは、山梨県出身の高校2年生。苗字を変えたいという想いから結婚願望が強い由里を演じるにあたり、今の心境などを語ってもらった。

『シャングリ・ラ』

――役が決まった時はどんな気持ちでした?

三澤さん:どれが自分の妄想なのか、現実なのかわからない感じです。今もこうしてここにいるのが信じられなくて……(膝を叩いて)痛いので、現実だと思います(笑)。

――由里を演じるにあたっての意気込みなどを聞かせてください。

三澤さん:年齢が近いキャラクターですし、周りに同じくらいの歳の女の子もいるので、参考にしながら演じたいですね。のんびりした子なんですけど、元気さや若さを入れていけたらと思っています。

――原作の印象はいかがでした?

三澤さん:難しい言葉並んでいて、私大丈夫なのかなと少し心配になりました。でも今は頑張ろうという気持ちでいっぱいです。

――気になっているキャラクターはいますか?

三澤さん:烈音と紫音ですね。どんな経緯があって思いあっているのか、とても気になります。

――この『シャングリ・ラ』がデビュー作になりますが、今後どのようなことをしたいですか?

三澤さん:坂本真綾さんが好きなので、坂本さんのようにいろいろなことができるようになりたいんですけど、まずは今いただいた役を精一杯やっていきたいと思っています。

――ありがとうございました。

(C)2008 池上永一/角川書店/シャングリ・ラ製作委員会

■TVアニメ『シャングリ・ラ』
【放送開始日】
 チバテレビ……4月5日より毎週日曜 24:00~
 tvk……4月6日より毎週月曜 25:15~
 テレ玉……4月5日より毎週日曜 25:30~
 サンテレビ……4月7日より毎週火曜 24:00~
 テレビ愛知……4月9日より毎週木曜 25:58~
 KBS京都……4月6日より毎週月曜 25:00~
 TOKYO MX……4月8日より毎週水曜 25:30~
 テレビ北海道……4月9日より毎週木曜 25:30~
 TVQ九州放送……4月7日より毎週火曜 25:53~
 ※日時はすべて予定。予告なく変更になる場合がある。

【スタッフ】(※敬称略)
 原作:池上永一(角川文庫刊)
 監督:別所誠人
 シリーズ構成:大野木寛
 クリエイティブ・プロデューサー:もりたけし
 キャラクターデザイン:村田蓮爾
 アニメキャラクターデザイン:石井久美
 クリエイティブ・スーパーバイザー:武半慎吾
 美術デザイン:佐藤肇
 デザインワークス:草彅琢仁、飯田馬之介、片貝文洋、川原智弘
 音響監督:鶴岡陽太
 音楽:黒石ひとみ
 音楽制作:FlyingDog, Inc.
 オープニングテーマ:May’n『キミシニタモウコトナカレ』
 アニメーション制作:GONZO
 他

【キャスト】(※敬称略)
 北条國子:高橋美佳子
 美邦:有賀由衣
 石田香凛:井口裕香
 草薙国仁:石井真
 モモコ:?
 ミーコ:?
 武彦:堀内賢雄
 北条凪子:京田尚子
 小夜子:石塚理恵
 鳴瀬涼子:五十嵐麗
 タルシャン:中村秀利
 水蛭子:金田朋子
 今木烈音:中村悠一
 今木紫音:福山潤
 奏総一郎:平川大輔
 九土省吾:櫻井孝宏
 クラリス:渡辺久美子
 山崎友香:山下百合恵
 蒲郡由里:三澤紗千香
 メデューサ:柿原徹也
 他



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