2009年4月16日(木)
SCEは、4月23日発売のPS3用ソフト『キルゾーン2』の完成披露試写会を、都内の劇場・新宿バルト9で開催した。
電撃オンライン読者30組60名も招待したこのイベントでは、PS3の描写力を生かした『キルゾーン2』のリアルで迫力ある映像を楽しむため、劇場スクリーンを使っての試遊プレイが行われた。ゲストとして、eスポーツ選手の谷口純也さんと、タレントの福島和可菜さんが駆け付け、2人による劇場スクリーン使用での試遊プレイも行われた。
▲ご覧の通り、SFではあるもののリアルな映像で描かれている本作。ただし、このゲームの本質は静止画ではなく、射撃や爆発にあわせて五体が駆動するリアルな“動き”にあるようだ。 |
▲谷口さん(右)は、eスポーツ日本代表にも選ばれているスゴ腕のFPSプレイヤーで、福島さん(左)は元陸上自衛官で現在も予備自衛官として年に数日の訓練をこなしているという。 |
いざ劇場スキリーンを使用してのプレイでは、まず谷口さんがその腕前を見せてくれた。強敵であるエリート兵に1度はキルされてしまったものの、2度目は手榴(りゅう)弾を上手に使って見事クリア。1度やられてしまったことについては、「家で練習していたんですが、『キルゾーン2』はAIが優秀で、プレイするたびに動きが違うので……と言い訳してみました」と苦笑していた。
続いて、自衛官時代は師団長秘書を務めたこともあり、300m射撃が得意だったという福島さんがプレイ。ステージも、スナイパーライフルを使った狙撃で敵を退ける場所が選ばれた。さすがに実際の狙撃とは勝手の違うゲームの狙撃に、なかなか狙いが付けられずに苦戦していたものの、それでも高所に陣取った敵の数人をキルして会場からの拍手を受けていた。
▲谷口さんは、eスポーツのためスイスに留学しているという。毎日ゲーム漬けの日々は、うらやましいかと思いきや、精神的につらいものがあるそう。 |
▲「アクションゲームが好きで、前作もプレイした」と話す福島さん。自衛官時代は、155ミリ自走榴弾砲を運用する部隊にいたそうで、「(前述の自走榴弾砲で)30km~40kmの標的を狙うには、偵察など他の部隊との連係が重要。『キルゾーン2』もチームワークが大事という点は、リアルだと思いました」とコメントしていた。 |
最後は、「オンライン機能もあるので、皆さんと会えるのが楽しみです(谷口さん)」、「『キルゾーン2』はもうすぐ発売なので、家で楽しみたいです。皆さんもプレイしてみてください(福島さん)」とそれぞれにメッセージを口にして、ゲストコーナーは終了となった。
KILLZONE2 (C)Sony Computer Entertainment Europe.
Published by Sony Computer Entertainment Inc. Developed by Guerrilla.