2009年4月22日(水)
カプコンから5月28日に発売されるDS用ソフト『逆転検事』の新情報が公開された。
『逆転検事』は、同社の人気アドベンチャー『逆転』シリーズの最新作。今作では検事の御剣怜侍が主人公となり、糸鋸圭介刑事とともに数々の難事件に挑む。これまでのシリーズ作品では“法廷”を中心に物語が展開したが、『逆転検事』では“事件現場”を中心にさまざまなエピソードが描かれる。
今回は、新たに公開されたゲーム画像とあわせて、本作の第1話“逆転の来訪者”をもとに、ゲームの流れを説明していく。
『逆転』シリーズ作品ではおなじみのオープニング映像。第1話のオープニングでは、御剣と同じ上級検事・優木誠人の姿が……。どうやらピストルを持っているようだが、第1話の犯人は優木なのか!?
久しぶりに検事局内にある執務室へと帰ってきた御剣を待っていたのは、見知らぬ男の死体だった。この殺人事件の真犯人を追うため、まずは事件現場である執務室の捜査からスタート。十字ボタンで御剣を動かしつつ、怪しい場所の前でAボタンを押すと、その場所を調べることができる。もちろん、現場にいる人物に話しかけることも可能だ。そうして情報を集め、Lボタンを押すと“ロジックモード”に突入。ロジックモードでは、2つの情報をまとめて“証拠品”を得ることができる。
▲ロジックモードでは、正しい組み合わせを選べば新たな展開に進むが、失敗してしまうと真相から遠ざかってしまうので注意しよう。 |
入手した証拠品と事件現場の状況の間に“ムジュン”を発見したら、推理パネルを押そう。捜査手帳に記録された証拠品一覧の中から、ムジュンを示す証拠品を“つきつける”ことができる。ムジュンの指摘に成功した場合は、捜査が進展して新たな局面に突入する。しかし間違った指摘をしてしまうと“真相ゲージ”が減少してしまう。このゲージが0になると、その時点でゲームオーバーになってしまうので、“つきつける”場合は慎重に。
▲証拠品を“つきつける”際には、『逆転』シリーズおなじみの演出を見ることができる。ちなみに「これだ!」のボイスは、新たに収録したものを使用するとのこと。 |
捜査の途中で関係者と意見が対立した場合は、“対決”に突入する。対決は、相手の発言のムジュンを指摘して追い詰めるという、『逆転裁判』における“法廷バトル”とほぼ同じ流れで進行していく。相手の発言に対して“ゆさぶる”を行うと、新たな情報を引き出すことが可能。またムジュンを見付けたらその発言に対して証拠品を“つきつける”ことができ、さらに相手を追い詰められる。
▲相手の発言にムジュンを見つけたら、その発言に対して証拠を“つきつける”! 証拠が正しければ相手を追い詰めることができるが、間違えると真相から遠のいてしまう。 |
優木検事の推理のムジュンを指摘するも、まだ真犯人を特定できるほどの証拠がないようだ。執務室から追い出されてしまった御剣は、執務室の前の廊下を捜査することに。はたしてこんな場所に有益な証拠が残されているのか?
▲現在公式サイトで公開中のWeb体験版よりも先のシーン! 何やらボールのようなものが転がっているが……? |
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