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2009年5月21日(木)

『プロ野球チームをつくろう!2』本日発売! DOLが野球つく★番長に挑む!!

文:電撃オンライン

 本日5月21日は、セガのDS用SLG『プロ野球チームをつくろう!2(以下、野球つく2)』の発売日です。そして覚えていますか? 以前この記事で、電撃オンラインが野球つく★番長こと馬場保仁プロデューサーに対戦で敗れたことを。

「電撃オンライン、たのもー!」
『プロ野球チームをつくろう!2』

 こ、これは……馬場さんとセガの広報K氏ではないですか!!

「電撃オンラインさん、負けてばかりで悔しいでしょう。リベンジさせてあげにきましたよ(ニヤニヤ)」

 ぐ……ここまで言われては、いくらチキンの集まり、プライドは神田川は捨ててきた電撃オンラインの面子とはいえ、ガマンならん。いいでしょう、吠え面かかせてやるわー!!

「それってこんな顔ですか?」
『プロ野球チームをつくろう!2』

 ムキー!!


 ところ変わって天下分け目の決戦場(ただの会議室という説アリ)。今回は、キャナ☆メン&kbjの電撃オンラインチームと、馬場さん&広報K氏の野球つく★番長チームとに分かれて戦う。戦いに使用するのは新モードの野球つくJapanロード(以下、Japanロード)で、最終的に1位を出したチームの勝ち、同じチーム同士での対決は協力しようが足を引っ張ろうが何でもアリ、というルールだ。とはいえ、この4人にチームプレーを要求するのは無駄。ただのデスマッチとなった。

『プロ野球チームをつくろう!2』
▲試合前、互いに火花を散らす両チーム。kbjは初心者のため、勝敗は、本作を事前に練習を重ねたキャナ☆メンが、いかに馬場さんに食らいつくか……のハズだったのだが。

 Japanロードでは、ホストとなるプレイヤーが部屋を作成し、ワイヤレス通信を使って最大4人で遊ぶことができる。しかし、キャナ☆メンが何を思ったか、いきなり“1人で遊ぶ”を選択してチームの足並みどころか、全員の足並みを乱す。

 「何やってんだよ、キャナ☆メン~」と全員のツッコミを受けつつ、いざ勝負開始。Japanロードは、まず12球団から好きなスタートパック(2軍や若手中心)を選択して、ランダムで選ばれた各チームの中心選手からドラフトで10人を獲得、ショップで戦力を補強してから勝負へ、といった流れになる。詳しくは、5月11日の記事を参照してほしい。

『野球つく2』 『野球つく2』
▲和気あいあいとプレイしているように見えるが、実はドラフトで好きな選手を取るために、皆でブラフをかましたり、話術で誘導したりと頭脳戦の真っ最中。それでも、ドラフトに並んだ選手を見ながら、最近のペナントの話で盛り上がったり、好きなチームを語ったりする会話が楽しめるのも、顔を合わせて戦うJapanロードの楽しいところだ。

 Japanロードのドラフトでは、特定の組み合わせで発生する“役(成立させるとボーナス獲得)”も狙いどころ! ということで、広報K氏がキャナ☆メンの役成立を阻止すべく西武の帆足獲得を狙うのだが……なんと帆足は、馬場さんの役も成立させる選手で、「なんで味方の邪魔するんだよ!」と怒られる場面も。あれですね、対戦プレイは会社の上下関係も絡んでくると、さらに頭を使わないとダメですね。傍から見るぶんにはニヤニヤできるんだけど。

 と思いきや、電撃オンラインチームの2人も、同じ選手をドラフト指名する始末。相手のこと笑っていられないじゃん! という感じで両者チームプレーがグダグダだったが、馬場さんは「Japanロードでは、会話をしながらプレイをする空気こそ楽しんでほしいです」とのこと。

『野球つく2』 『野球つく2』
▲写真の2人の笑顔を見てもらえれば、対戦を通じてゲームプレイや会話を楽しんでいたこともおわかりいただけるかと。ちなみに、右の写真のように3人が同じ選手を指名する場面もあり、会話アリ、頭脳戦アリのJapanロードは、皆でボードゲームを楽しむようなおもしろさがある。


■試合開始! リベンジを誓う電撃オンラインチームの勝敗は……?

 Japanロード(第1部)の試合は総当たり戦なので、全部で3戦・6試合行われる。ちなみに試合の組み合わせは以下の通りだ。

1戦目 キャナ☆メン VS 馬場さん kbj VS 広報K氏
2戦目 キャナ☆メン VS kbj 馬場さん VS 広報K氏
3戦目 kbj VS 馬場さん キャナ☆メン VS 広報K氏

 5月11日の記事では、馬場さんに敗れたキャナ☆メン。雪辱(せつじょく)を晴らすべく「絶対勝つ!」と意気込んだ1戦目だが、里崎(ロッテ)1人に2点を取られ、序盤から旗色が悪い。それでも5回表に3-2と逆転し、6回裏に馬場さんの好プレーを阻んで流れをこちら側に引き寄せる。前回の対決とは逆の展開に、「これは(キャナ☆メン側の)攻撃チャンス到来では?」と両者が感じて迎えた7回表、事件は起きた

 先発の安藤(阪神)でこちらの攻撃をしのいでいた馬場さんが、「よく頑張った、ここで交代だ」とポーズを押した時、キャナ☆メンが操作をミスしてまさかの試合スキップ。一瞬にして4-5の敗北が表示された。

『プロ野球チームをつくろう!2』
▲ありえない失策に、放心状態のキャナ☆メン(左下)。馬場さんが、スコアから試合がいかに接戦だったかを説明しているのだが……まったく耳に入らず。

 馬場さんも「あの流れはキャナ☆メンさんが勝ちそうだったのに、もったいないですね」と話すほど、このありえないプレイは、野球つくの神様につばを吐きかける結果となった。キャナ☆メンはこの後、何をしてもすべてが裏目に出て、3連敗してしまう。前回の対戦では試合に流れを感じたJapanロードだったが、今回は試合を超えて勝敗全体の流れを痛感するプレイ(プレイとさえ呼べないものだが)であった……。

 不戦敗のような形で勝利を手にした馬場さんは、相手チームに対し自分有利でトレードできる“はないちもんめトレード”で内海を獲得し、2戦目に備える。一方、kbjは1-1の状況から8回裏にスタートパックからいる松坂(西武)が3ランを決め、そのまま広報K氏を降した。kbjは先発の石川(ヤクルト)を獲得して、やはり投手面を強化している。

 2戦目は、1戦目に敗れたキャナ☆メンと広報K氏が、「下克上だ!」と大きな口を叩いて勝者に挑むのだが、なす術もなく敗北。特に1戦目、馬場さんいわく“野球つくの神様に見放される行為”を犯したキャナ☆メンは、本気で戦っているにもかかわらずkbjからフルボッコに遭い、9-2と散々な結果に終わる。5点以上差をつけると“2人”自分に有利なトレードができるため、kbjは小久保(ソフトバンク)と張本(ショップで買えるOB選手)を獲得して、大いに戦力を充実させた。張本は、馬場さんから「野手が貧弱」と称されたチーム強化のため、2戦目直前にキャナ☆メンがゲットした選手だけに、またも放心状態に

『プロ野球チームをつくろう!2』
▲「ありえないんですけど」という顔でkbjを見るキャナ☆メン。3人の選手を奪われたのでは、手足をもがれて野球をするようなものだ。皆が「1戦目のアレが響いていますね」と解説する。

 意気消沈のキャナ☆メンから運も選手も吸い取って、大幅にチーム強化をしたkbjは、OB選手をショップで購入して名投手・阿波野を獲得。そのまま、馬場さんと優勝を争う3戦目に先発させていた。黄金時代の巨人のような層の厚さで試合に臨んだワケで、試合の展開も1点をこまめに取っていくkbjが8回の時点で4-1と有利に試合を進める。その裏、ノーアウト1・2塁のピンチを招いたkbjは、相手全選手のヤル気を1イニングダウンさせるGMスキルを使用して0点に抑え、馬場さんの流れを完全にシャットアウト。9回に反撃を狙う馬場さんの打線も加藤(オリックス)で封じ込めてしまった。結果……kbjの優勝!

『野球つく2』 『野球つく2』
▲キャナ☆メンを踏み台にして、優勝の勝利を喜ぶkbj。頂上決戦を制した結果的に電撃オンラインにリベンジを果たされてしまった馬場さんは、「2戦目でkbjチームが2人の強打者を獲得したのが大きかった」とその敗因を語る。


 試合終了後、電撃オンラインがリベンジを果たしたことで、セガより馬場さんのサイン入りソフト3本と、非売品ステッカー3つをいただいた。このステッカーは、セガサミーの社会人野球チームのヘルメットにはって使用される、普通では手に入らないアイテムだ。なお、このセットは抽選で3名に電撃オンラインプレゼントコーナーよりプレゼントしている。

『野球つく2』 『野球つく2』
▲電撃オンラインのおねだり応え、ソフトだけでなくパッケージの表紙にサインを入れてくれた馬場さん。ソフトとステッカーのセットが欲しい人は、ふるって応募してほしい。

(C)SEGA (社)日本野球機構承認 NPB BIS プロ野球公式記録使用

データ

▼『プロ野球チームをつくろう!2』
■メーカー:セガ
■対応機種:DS
■ジャンル:SLG
■発売日:2009年5月21日
■価格:5,229円(税込)
 
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