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2009年6月3日(水)

新ハード・PSP go発売決定! 新型コントローラも登場したSCEAカンファレンス

文:電撃オンライン

 現地時間6月2日に、米国・ロサンゼルスのShrine AuditoriumでSCEAのカンファレンスが開催された。

 SCEA社長兼CEOのジャック・トレントン氏に紹介され、登場したSCEI代表取締役会長兼グループCEOの平井一夫氏は、「PSPも発売され、5年が経っているので次のステップに行きたい」と説明すると、新型携帯ハード・PSP go(PSP-N1000)を紹介。ポケットからPSP goを誇らしげに取り出して見せた平井氏は、「もう明らかになっている、秘密の情報ですが」と苦笑しながらコメントし、集まった報道陣を笑わせた。

SCEAカンファレンス SCEAカンファレンス
▲平井氏は、PSP goにPC用マネージングソフト・Media Goのソフトウェアを同梱すると明かした。これによって、PSP対応のファイル管理をPC上でさらにスムーズに行えるようになる。

 UMDスロットを廃止したPSP goでは、本体に内蔵された16GBのフラッシュメモリーにソフトをダウンロードする。これまでと同様に、PlayStation Storeでデジタルコンテンツを購入できるだけでなく、PSPで音楽をこれまで以上に楽しめるようになるアプリケーション“SensMe channels(仮)”のサービスも今秋よりスタートするとのことだ。

 欧米での発売日は10月1日で、価格は244,99ドル。日本は11月1日に発売され、価格は26,800円(税込)。

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▲こちらが、PSP go本体。スライド式の本体となっているため、PSP-3000と比較しても通常時の大きさはそこまで差はなく、重さは40%軽量しているという。
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▲さらに、ポリフォニー・デジタル代表取締役兼プレジデントの山内一典氏が登場し、PSP用ソフト『グランツーリスモ』を発表。こちらのソフトは、欧米では10月1日、日本では10月8日に発売される。

 またPS3用の新型コントローラが公開された。マイクのような形が印象的なそのコントローラは、モーションセンサーを内蔵しており、さまざまな直感的な操作を行える。PS3用周辺機器のPLAYSTATION Eyeと連動するという。新型コントローラはバットやゴルフクラブ、大剣や銃など、さまざまなアイテムに変化し、コントローラを動かすことでそのアイテムに応じた反応をするようだ。欧米での発売時期は2010年を予定しているとのこと。

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▲カジュアルなゲームばかりでなく、銃を操作したFPSのような、本格的なシューティングゲームにも対応するという、この新型コントローラ。具体的な操作方法は明かされなかったが、他にデバイスを持っていなかったことから、このコントローラのみで操作するようだ。
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▲バトルアリーナと呼ばれた空間では、さらにさまざまなアイテムを使うことができた。2つの新型コントローラを使い、剣と盾を備えた剣闘士となったり、弓を構えることができるようだ。
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▲他にも、戦車を動かすリアルタイムストラテジーのようなゲームをプレイ。プレイしている最中に、ボタンを押すと戦車の視点に変更でき、シューティングゲームにも早代わり!

 なお、カンファレンスで紹介されたソフトについては、後ほど掲載する予定。今後も電撃オンラインの記事を見逃さないように!

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