2009年6月4日(木)
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米国現地時間3日、SCEAは先のカンファレンスで発表したタイトルのプレゼンテーションをメディア向けに開催した。プレゼンが行われたのは『God of War III』、『Heavy Rain』、『ModNation Racers』、『Ratchet and Clank Future: A Crack In Time』のPS3用4タイトル。それぞれの開発者が実機を使って、詳細の説明と質疑応答を行った。残念ながらプレゼン中の撮影はNGだったため、文字のみになるが、その模様を以下に紹介していこう。
カンファレンスでも非常に歓声が大きかったタイトルで、今回のプレゼンでもメディアの数が最も多く、人気の高さがうかがえた。カンファレンスで披露された場面を、説明を加えながらデモを行っていた。やはりプラットフォームがPS3になったことで、従来作品よりも動きやグラフィックに格段の進化が見られ、特にアクション面は敵味方とも非常に豊富で、スピード感が大幅にアップしていることが感じられた。
開発者によると、完成度は30%程度とのことで、敵のモーションにはもっともっとバリエーションをつけていく予定だという。また、敵のモーションは体のパーツごとにモーションが多数用意されており、それを敵ごとにランダムに組み合わせることで、出てくる敵それぞれに違う動きを与えることができるようになった。これにより、敵の群れがいたとしても全員違う動きをしながら襲ってくる、という状態を作り出すことができ、より緊迫感を感じられるとのこと。
カンファレンスでは、中ボスらしきケンタウロスにとどめをさす時に、腹部を引き裂くといったモーションが見られ、会場からも驚嘆の声があがったが、このモーションは各ボスクラス敵すべてに違ったものが用意され、まだまだバリエーションを増やしたいと開発者は語った。
本日のプレゼンでは、主人公のクレイトスが神の目を持つ敵を倒す際に、首を切り落とすショッキングなアクションを目撃することができた。ただしこの行為には意味があって、神の目を持つ首を手に入れることで、神にしか見えない扉を見つけることができたり、戦闘に有利になるようなアイテムを見つけられる能力を手に入れたりできるのだという。また、その首は重要な何かがある地点に近づくと振動が強くなる特徴があり、その地点に向けて首をかざすと重要なアイテムや扉を発見することができる設定になっている。最初に映像を見たときはかなり驚いたが、設定を聞くと妙に納得でき、不思議な感じがした。
また、ストーリーは『III』が最後というつもりでスタッフは作っているが、ユーザーの反響や会社の方向性などによっては続編がないとは言い切れないとのこと。続編を望む声が大きければ、実現する可能性はゼロではなさそうだ。
数年前に発表されて以来、期待する声が多くありつつも謎に包まれていたこのタイトル。今年のE3ではプレイアブル出展されるなど、具体的な内容が一気に明らかとなった。ゲームのジャンルはサイコスイリラー的なアドベンチャーで、プレイヤーとなる4人のキャラクターのストーリーが互いに影響を与え合い、物語をつむいでいく。
登場人物は、麻薬中毒のFBI捜査官、不眠症でモーテルでしか眠れない女性など、何かしら裏のあるクセの強いキャラクターばかり。ただし4人には、死体に毎回折り紙が握られている連続殺人事件――“折り紙殺人事件”の犯人を追っている、という共通点がある。
ゲーム中、画面に出てくるコマンドを入力することで話を進めたり、プレイヤーの周りに浮かび上がるいくつかの思考コマンドを選ぶことで感情を表現したりする。こうした操作は、開発スタッフが以前手がけたPC用AVG『Indigo Prophecy』のオペレーションを踏襲しているとのことだ。
また全体を通したストーリーは、各キャラクターの選択肢の選び方やキャラクターの生死で、まったく違った展開になるという。コマンドの入力をミスし続けると、そのキャラクターが死んでしまうこともあるし、そのまま他のキャラクターのストーリーを進めることも可能。その場合、死んでしまったキャラクターは、生きていれば登場するはずだった場面に現れず、行うはずだったことが行われないままであるなど、いろいろと影響がある模様だ。展開のパターンは数多く用意されているので、1回のプレイで終わるわけではなく、さまざまな展開を楽しむことができそうだ。
画面のリアルさだけではなく、人間の心情もリアルに描いている本作だが、残念ながら日本での発売は未定とのこと。派手さはやや少ないが、根強いファンが多く付きそうな予感のするタイトルなので、今後も動向に注目したいところだ。
基本はカートに乗りレースを楽しむゲームだが、タイトルに“Mod”という文字が入っているように、文字通りプレイヤー、カート、コースなど、さまざまなものをカスタマイズできるところが大きな特徴。特にコースエディットは、コースの素材(アスファルト、タイル、ダート)、地形の編集(山や湖の設置)、太陽の位置(昼か夕方か)などを替えて、実に多種多様なコースを作ることができる。大まかに作ることも可能だが、こだわりたい人は立ち木の位置も1本単位で動かすことができるので、納得のいくまで作りこむことが可能だ。作成したコースはアップロードやダウンロードが可能になる予定で、自分の作ったコースを披露できるのはもちろん、他の人が作ったコースで遊ぶこともできるなど、広がりを持った楽しみ方ができる模様だ。
『ラチェット』シリーズ最新作はPS3で登場。水や火などマップの表現力が大きく向上したのはもちろん、さまざまな追加要素も盛り込まれているようだ。まず武器だが、スナイパーライフルのように遠くからズームを使って狙い撃つことができる武器や、水や火を吸い取ってそれを弾にして撃てる銃などを確認できた。後者は水や火の特性を使って敵を倒したりおびき寄せたりといったアクションができ、攻略に必要になる模様。他にも、足にはめて移動スピードをアップするアイテムも登場、ゲームのテンポも非常によくなっている印象だ。
一方、ラチェットの相棒・クランクのステージでは謎解きの一例が披露された。床に設置してある複数のスイッチを同時に踏まないと先へ進む扉が開かないステージだったのだが、クランクの“自分の動いた軌跡をたどる分身を作る”特殊能力を使って、同時にスイッチを踏むことが可能となり、先に進める――という謎解きだ。他にも謎解きは多数用意されるとのことなので、ファンは期待しておこう。
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