2009年6月25日(木)
コロムビアミュージックエンタテインメントが7月1日に発売するCD『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 05』の参加声優お2人にお話を伺った。
『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL』は、バンダイナムコゲームスの『アイドルマスター』に関連する音楽&トークCDのシリーズ。第5弾にあたる『05』では、三浦あずさ(CV:たかはし智秋さん)と菊地真(CV:平田宏美さん)が出演している。収録されているのは以下の15トラック。
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■『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 05』トラック |
これまで『01』~『04』でも出演声優にインタビューを行ってきたが、この『05』でも、たかはしさんと平田さんにお話を聞くことができた。植村俊一ディレクターも交えての爆笑トークが満載だ。まもなく発売されるCDを聴きながら、インタビューを読んでみてほしい。(※インタビュー中の名前は敬称略)
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| ▲左が平田さん、右がたかはしさん。 |
たかはし 最初にいただいた印象は“ダンサブルでカッコいい曲”です。『アイマス』の曲は普通のアイドルソングというよりは、音楽的に新しいものを毎度毎度取り入れていて、音楽業界でも注目されるような音使いをしている印象です。声優さんが歌うというよりは、アーティストが歌うような曲がいつも入っていて驚かされることがあります。この曲もご多分にもれず、ちょっと新しいイメージで安●奈美恵さんのような(笑)。
『Mythmaker』は、先日のライブ(東京公演)で初めてお披露目させていただいたんですが、レコーディングの日がなんとライブがあった週の月曜日で。しかも作家さんがLindaAI-CUEさんということもあり、歌い手としては難関な……歌詞が凝っていてカッコいいんですけど、覚えて歌うとなると技量がいる歌詞でして。だからこそ、私としては臨むところだと。これを歌いきろう! と思って歌っていました。あずささんとしてのキャラを守りつつも、あずささんは765プロのアイドルでもあり演者でもあるので、“あずさが演じて”もいいのではと。ですから、私の中のあずささんがカッコいいものに挑戦しているというイメージで歌っています。
(東京の)ライブでは私の解釈をちょこっと入っていて、ライブ用にエロかっこいいものを意識していました。(ライブが)お披露目だったということもあるんですけれども、(CDとは)別物として歌わせていただきました。『Mythmaker』――伝説を作る人、伝説の人という神々しいタイトルなので、カリスマなどを意識しながらステージに立ち、歩き方も意識していました。歌もそうですね。
植村俊一ディレクター(以下、植村) レコーディング前にアメリカに行かれていましたが(編注:5月上旬にシカゴでAnime Central 2009に参加していた)、英語の歌詞に役立ったんじゃないですか?
たかはし なんのむちゃぶり!(笑) 確かに『Mythmaker』の資料を持っていって、向こうで覚えようと思っていました。うーん……まあね……何語だろうと『Mythmaker』の伝説だったりオーラだったりを伝えることが一番大切なことなので。歌詞に英語がたくさんあるんですけれども、そこには全部フリガナを振っておりまして(一同笑)。
平田 大切、大切。
たかはし カタカナだけじゃなくてひらがなも振ってたからね。ひらがな(のルビ)は余計に読みにくい、みたいな! でも、私なりに頑張りました。
植村 もう1つベタな質問をすると……アメリカでは伝説を作ってきたんですか?(笑)
たかはし あのー……よく『アイマス』関係の方に“サムかわ(寒くてかわいい)”を広めようとしているんですけどね。(おもむろに平田さんを見てモノマネ気味に)ちあきちゃん、あのねちあきちゃん、大丈夫だからね、って言われるんです。
平田 そう。ちあきちゃんはそのまんまが一番輝いている。
たかはし ほら、(返答が)面倒くさくなっているんですよね! それで、芸人さんがよくやっている「こんばんは、パリス・ヒルトンです」と同じことをアメリカでやったら、やっぱり会場がシーンとなって。一瞬の間があって「A……All right,all right」みたいな(一同笑)。人類っていうのは、さっきも言ったように英語だろうが日本語だろうが、その人の持っている空気が伝わるものなんですね。外国でもそうなのかと、落ち込みを通り越して「やった!」と、私は通用すると思いました。いろいろな意味で。
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平田 前の『迷走Mind』や『エージェント夜を往く』はどちらかというと「仕事で真が歌っていますよ」という歌だったと思うんです。カッコいい真を見てくださいといった“作られた真”というか。『自転車』では今回初めて、内面を作詞の白瀬(彩)さんが書いてくださって。プライベートで真は何をしているんだろう、恋をしたらどうなるんだろう、というようなところですね。
あと『自転車』は、自転車で走っているイメージの、本当にさわやかな曲です。ただ、キーが高かったんだよね……。これを下げるとなると、テイストが違ってしまうのでできなかったんですが、歌っていて腹式を使うので「こんなにお腹が痛くなるのか」というのを味わいました(笑)。
(東京公演でもあった)歌の最後の叫びについては……。歌詞をいただいたら、普通に「好きだ」と書かれていたので「あぁ」と納得して仮歌を聴いてみたら(平坦な音で)「好きだーーーーーーーー」って歌われていて。仮歌の方、どうしんたんだい! 何が起きたんだろう、疲れがピークだったんだね、そして私も歌うんだねコレで……って(笑)。ですからライブで「好きだー!」って叫んだのは、アドリブで興奮していたからだと思われた方もいるかもしれませんが、逐一仕事をまっとうしたということです! そこは誤解のないように。ちゃんとCDでも叫んでおりますので。
この曲は、ちあきちゃんの新曲とはまったく違うテイストですので、そういう意味ではお得なCDになっていると思います。ただ……ジャケットの絵が全然『自転車』とかみ合っていないという!(笑) ライブの2週間ぐらい前にこのイラストを見せていただいて「このジャケットになるからよろしくね」……何がよろしくなんだろう!? 私にこの衣装を着てこいと? (植村さんを見て)着てこいと!?
植村 (小声で)大阪があるから!
平田 大阪! ……無茶言わないでくださいね!(笑) そんな、いやーな前振りが植村さんからありまして。
たかはし 代わりに私が帽子をかぶっています。今日もかぶっています。
平田 歌のテイストとしては制服とかの方が合いそうですよね。
植村 このジャケットを見てジュリーを想像した人はおじさんです!
平田 いや、ジュリーでしょコレ。
たかはし 出て行ってくれって言ってますよコレ(一同爆笑)。
植村 ちなみに平田さんは自転車に乗るんですか?
平田 乗りますよー! 空色の自転車です。前にカゴがない自転車で、ちょっとデザイン性に富んでいます。MINIが作っている自転車……のハズ。って、みんな乗るでしょう自転車。
(なぜか沈黙し、見回す平田さん)
平田 え、何これ? 乗ります、乗ってください!
たかはし ノリノリです。
植村 ……はい、ありがとうございました。
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平田 いやー、本当に大変でした。最初に歌が来た時に「キーが出るわけないよ!」と。歌は本当に壮大でいい曲なんですけど、それを自分が真として歌うわけで、声が出る幅を考えると「むりだよーむりだよー!」って。でも、いただいた以上には歌うしかない! と思い、キーは下げていただきつつも頑張って歌いました。この曲にはハモりがなくて、オリジナルの曲がハモっていたら、私もハモりができたのになぁ……と(笑)。もともと私はこの曲を知らなかったのですが、とてもいい曲でして、JUJUさんの『ナツノハナ』を私のMP3プレイヤーに入れています。これを原曲キーでカラオケで歌えたらいいなって、ビミョーに練習しています(笑)。この曲に出会えて本当によかったです。
植村 (平田さんの)カバー曲はいつも挑戦だよね。
平田 『仮面舞踏会』もそうでしたね。忘れられないですよ。
たかはし 1人で少年隊。
平田 そうそう、他のみんなはソロなのに、何で私だけ“隊”なんだろうって。
たかはし 演じ分けでわかった。コレはニッキだ! 今のはヒガシ! とか。
平田 なぜ私が3人も……いや本当に大変でした。いい経験でした。
(C)窪岡俊之 (C)NBGI
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