任天堂が放つ新機軸のDSタイトル『トモダチコレクション』が1位

文：電撃オンライン

　6月第3週（集計期間：2009年6月15日～21日）のソフト販売ランキングは、任天堂の新機軸DSタイトル『トモダチコレクション』が10万本以上を売り上げて1位になりました。

　『トモダチコレクション』は、現実と同じ時間が流れる島で、自分自身や家族、友だちなど、身近な人たちのMiiを作ってコミュニケーションを楽しむソフト。決まった目的やゴールがなく、遊び方はプレイヤー次第という従来のゲームとは一線を画した内容になっています。発売週実績は推定10.6万本、店頭消化率は90％前後と非常に活発な動きを見せました。今後、友だち同士や家族間で、本作によるコミュニケーションの輪が広がっていけば、さらに大きな伸びも期待できそうです。

　続く2位には、TYPE-MOONの人気タイトル『Fate/stay night』をベースにしたPSP用FTG『Fate/unlimited codes PORTABLE』（カプコン）が初登場。発売週実績は推定3.3万本で、昨年12月に発売されたPS2版（発売週9.3万本/累計12.8万本）と比較すると販売実績は3分の1程度にとどまりましたが、店頭消化率は75％前後に達するなどこちらも順調なスタートを切っています。

　この他新作では、レベルファイブ“アタマニア シリーズ”の第2弾、DS『多湖輝の頭の体操』の『第1集 謎解き世界一周旅行』（1万本）と『第2集 銀河横断謎解きアドベンチャー』（5,000本）が7位と17位に入りましたが、第1弾のDS『スローンとマクヘールの謎の物語』（発売週5.0万本/累計15.0万本）と比べると鈍い出足となりました。（アスキー総合研究所）

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