2009年7月3日(金)
日本一ソフトウェアは、PSP用AVG『雨格子の館 PORTABLE 一柳和、最初の受難』を9月17日に発売する。価格は5,229円(税込)。
『雨格子の館 PORTABLE 一柳和、最初の受難』は、2007年3月にPS2用ソフトとして登場し、ベスト版も発売された『雨格子の館』のPSP移植作。恐がりな主人公・一柳和が、山奥の洋館で起こった猟奇殺人事件の謎を解いていく本格推理アドベンチャーゲームだ。
本作では、主人公以外の登場人物全員が容疑者という状況の中で、次々と“見立て殺人”が発生する。最終目的は殺人犯を突きとめることだが、犯人の事件予告をもとに次の事件の“見立て”を読み解き、犯行を阻止することも可能だ。殺人が起きなかった場合、狙われた登場人物が生存してその後のストーリーが変化していく。
PSPへの移植にあたって、新たにシナリオやCGが追加され、ゲームの難易度が下がる“Easy Mode”が導入された。この他にも、システム面で改良が施されている。これらの新要素を、序盤のエピソードや主要登場人物の紹介とあわせてお届けする。
▲一柳和(いちやなぎ なごむ) | ▲日織(ひおり) | ▲椿(つばき) |
▲斑井(まだらい) | ▲御陵(みささぎ) | ▲那須(なす) |
▲暗石(くらいし) | ▲鈴奈(すずな) | ▲静奈(しずな) |
今作より導入された“Easy Mode”。このモードでプレイすると、重要キーワードが赤く表示されたり、調査中に重要なアイテムにカーソルをあわせるとカーソルの色が変わったりと、、推理に役立つヒントを得ることができる。またバッドエンドになった時は、次回のプレイへのヒントがもらえるという。
さらに、体育会系で豪快な性格のキャラクター・那須をフィーチャーした、新エピソードも追加されている。これは、本編シナリオクリア後の2周目以降のプレイ中に、ある条件を満たすことで見られるようになるエピソード。“意外性”と“那須らしさ”に満ちた内容となっている。この他、新規CGも多数収録されているとのことだ。
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