2009年7月4日(土)
8月1日に発売されるWii用ソフト『モンスターハンター3(トライ)(以下、MH3(tri-))』のプレミアム先行体験会が、東京にあるラフォーレミュージアム六本木で開催されている。
この体験会は、公式ファンクラブで参加者を募集していた完全招待制のイベント。『MH3(tri-)』の最新イベントバージョンをプレイできる体験エリアや展示エリア、物販エリアなどが用意されている。ここでは、イベントの模様をレポートするので、参加できなかったハンターもぜひご覧いただきたい。また、開発スタッフからコメントもいただいたので、あわせてチェックしてほしい。
入り口に入ると、看板娘がお出迎え。まずは、そのままオリエンテーションエリアに向かうことに。 |
設置された椅子に座っていると、モンスターハンターフェスタの司会などでおなじみのタレント・宇佐美友紀さんとプロデューサーの辻本良三さんが登場。辻本プロデューサーは「試遊台では、クルペッコ、ラギアクルスに加えて、ボルボロス、そして全武器を用意しています。限られた時間ですが、楽しんでいってください」とあいさつをした。 |
その後、昨日行われた『MH3(tri-)』完成披露発表会でお披露目された最新プロモーション映像が上映され、集ったハンターたちを沸かせた。 |
今回のイベントでは、2人でクエストを行う闘技場モードエリアと、4人プレイを楽しめるオンラインモードエリアが用意されている。参加者はそれぞれのエリアを25分間体験可能。最初のプレイでは、新しく生まれ変わった操作性や追加されたモーションを確認していたが、徐々に自在に武器を振り回していたのを見て取れた。
新武器・スラッシュアックスに人気が集中するかと思ったが、太刀やハンマーなど、使い慣れた武器を選ぶハンターも多かった。これまでと比べ、どう変化しているかが気になっているのかもしれない。 |
展示エリアでは、『MH3(tri-)』の展示物以外にも歴代のメインビジュアルや、ユーザーから募集したイラストを見ることもできる。チャチャは昨日の状態から、“マカ壺のお面”を装備したバージョンに変化していた。 |
グッズ展示には、“恐竜2009砂漠の奇跡!!”にて先行販売される予定の『海竜ラギアクルス 化石フィギュア』や『超造形魂モンスターハンター第3弾』などが出展されている。また参考出品のカプセル自販機用商品『カリケシ』は、かなり精巧な作りになっていた。 |
他に、歴代のプロモーション映像を楽しめるエリアや物販エリアも。大勢のハンターが足を止め、映像や商品に見入っているのが印象的であった。 |
会場には、辻本プロデューサーに加えてプランナーの小嶋慎太郎さんも来ていた。2人に現在の心境やファンへのメッセージをお聞きしたので掲載する。
辻本プロデューサー:ようやくマスターアップ、完成したという気持ちでいっぱいです。しかし、発売まではまだ1カ月あるので、大勢の人に『MH3(tri-)』の魅力を伝えていきたいですね。根本からシステムから作りなおすという勇気ある決断をしていますが、遊んでいる人の反応を見ると、「やってよかった」と思います。『モンスターハンター』でありながら、オリジナルタイトルを作るような気持ちで制作してきた『MH3(tri-)』。とにかく気合が入ったものになっているので、手に取ってもらい、驚きや興奮、ワクワクを味わってもらいたいです!
小嶋プランナー:やっと発売までこぎつけました。一安心という気持ちです。プロモーション映像に関しては毎回新しいものを用意してきました。楽しみにしてくれている人へ、フックになるようなものに仕上がっており、うまくいったと思います。今回、会場に来てくれている人はシリーズをやっている人ばかりで、Wiiリモコンへの対応が早いですね。うれしかったのは、プレイしてくださった人が「『モンスターハンター』がまた戻ってきた!」と言っていたことです。さまざまな要素を見直して、作りなおしているのを感じてくれたのだと思います。新しい狩りが8月1日に開始されます。月並みですが、すべての要素を楽しんでほしいです。ゲーム以外にも、関連グッズやイベントなどで盛り上げていくので、こちらもチェックしてください。
来場者には、オリジナル手さげクリアファイルとストラップというお土産も用意されていた。 |
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■『モンスターハンター3(トライ)』プレミアム先行体験会 概要