2009年7月7日(火)
スパイクは、9月に『428 ~封鎖された渋谷で~』のPS3版とPSP版を発売する。価格はPS3版が7,140円、PSP版が5,040円(各税込)。
本作は、昨年12月にWiiで発売されたチュンソフト制作のサスペンスサウンドノベルを移植したもの。渋谷で起こった誘拐事件をきっかけに動き出す、主人公5人の運命が描かれる。
▲主人公その1・遠藤亜智。かつては“KOK”という渋谷の若者グループのリーダーをしていたが、今は組織を抜けて1人で街のゴミ拾い活動をしている。この日、ゴミ拾いをしにスクランブル交差点にやってきた亜智は、1人の少女と出会う。さらにそこへ拳銃を持った男が近づいてきて!? |
▲主人公その2・加納慎也。渋谷署の刑事で、誘拐事件の犯人を逮捕するため、この日は朝からスクランブル交差点で張り込みをしていた。犯人によって身代金を奪われてしまった加納は、上官の命令を無視して犯人の追跡を開始する。しかし、犯人の大胆かつ巧妙な手口に翻弄されるばかりで……。 |
▲主人公その3・御法川実。元新聞記者のフリーライター。自分の記事に、絶対の自信を持っている。何かと指さすクセがあり、困っている人を見ると放っておけない。 |
▲主人公その4・大沢賢治。大越製薬の研究所長で、ウィルス検査の第1人者。寡黙で、ウィルス研究に並々ならぬ情熱を捧げている。 |
▲主人公その5・タマ。猫の着ぐるみを着た女の子。あるものを購入するため、どうしてもお金が必要で、日給2万円のアルバイトをすることに。 |
▲謎の少女・ひとみ。拳銃を持った男に撃たれそうになったところを、亜智に助けられる。しつこく追ってくる男から逃れるため、渋谷の街を走る亜智と走り回る。しかし、追っ手は拳銃の男だけではなく……。 |
本作は、1人の主人公の何気ない選択が、他の主人公の運命も変えてしまう。そのため、プレイヤーはどの選択肢を選べばすべての主人公をハッピーエンドに導けるのか、考えながらゲームを進めていくことになる。なお、文章中に登場する通常とは異なる色で示された文字列を選択すると、別の主人公のシナリオへ“JUMP”することができる。
▲まずは自分に行動させてもらいたいと、ひとみを説得する亜智。この選択肢を選ぶと……犯人グループとおぼしき集団に取り囲まれてしまう! 詰め寄られる亜智、どうする!? |
▲ひとみの頑固さに負け、彼女を先に行かせることに。亜智も一緒には行動するが、怪しい人物たちにひとみが連れ去られそうに。この後、亜智の取る行動とは……? |
▲JUMPシステムで、別の主人公キャラの物語を読み進めることができる。一見まったく無関係な主人公たちが、実はあらゆる部分でつながっているのだ。 |
『428 ~封鎖された渋谷で~』のPS3版かPSP版を予約すると、特典DVDが付いてくる。DVDには、未公開メイキング映像が収録されている他、監督・イシイジロウさんと脚本・北島行徳さんの2人による対談も入っているとのことだ。
▲主人公の1人・御法川 実とその相棒・磯千晶がナビゲーターを務める、未公開メイキング映像が収録された予約特典DVD。映像中には人気キャラクター・タマももちろん登場する。 |
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