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2009年8月7日(金)

【N-06A体験レポ】通信対戦は快適なの? インフラストラクチャーモードを体験!

文:電撃オンライン

 どうも、皆さん2週間ぶりです。前回、NTTドコモの2009年夏の新ケータイ“docomo PRIME series N-06A(以下、N-06A)”の新機能 “アクセスポイントモード”が、いかに手軽かつ画期的かというのを説明しました。後編である今回は、実際に“アクセスポイントモード”を利用して、PSPのインフラストラクチャーモード対応ソフトのオンライン対戦に挑戦してみたいと思います。

【N-06A体験レポ】通信対戦は快適なの? インフラストラクチャーモードを体験!
▲前編を読んでいない人のために、一応パシャリ。こちらが、無線LAN機能を搭載した画期的なケータイ“N-06A”です。

■インフラストラクチャーモードでオンライン対戦ができるタイトルってどれ?

 実際に対戦を始める前に、インフラストラクチャーモードについてかる~く説明しておきます。インフラストラクチャーモードというのは、PSPの無線LAN機能を使ってネットワークに接続するモード。これによって、さまざまなネットワーク連動サービスが受けられたり、全国のプレイヤーとオンライン対戦ができるようになります。

 さてさて、それじゃあPSPのインフラストラクチャーモードを使ってオンライン対戦ができるタイトルって、一体どんなものがあるのか編集部で調べてみたところ……。

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▲『みんなのGOLF ポータブル2』▲『ワールドサッカーウイニングイレブン2009』
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▲『METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS』、『METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS+』。画像は『OPS+』です。▲『レジスタンス ~報復の刻(とき)~』

 こちらの5タイトルが、オンライン対戦可能なゲームのようです。どれも名作ぞろいで、1年中遊べるタイトルばかり。欲を言えば、もうちょっとラインナップが充実していればなぁ……なんて思いつつ、実際に『みんなのGOLF ポータブル2』(以下、みんGOL P2)、『ワールドサッカーウイニングイレブン2009』(以下、ウイイレ2009)、『レジスタンス ~報復の刻(とき)~』(以下、レジスタンス)の計3タイトルのオンライン対戦をプレイしてみたいと思います。

■はたしてタイムラグはあるのか? オンライン対戦開始!!

 それでは、まず一番タイムラグがなさそうな『みんGOL P2』からプレイしてみましょう。本作は、2007年12月に発売された、誰でもカンタンな操作で遊べるゴルフゲーム。『2』からは、オンライン対戦によって日本中のプレイヤーとラウンドできるようになっています。

 そんな前置きはさておき、早速プレイ開始です。今回は、“Wi-Fiモード”の中の、最大16人で対戦が可能な“リアル大会”をプレイします。開始して、すぐ表示された大会をなんとなく選んでみると、平日の昼なのにわらわらと6人ほど人が集まりました。発売から約1年半が経過しているゲームですが(BEST版は2009年3月に発売)、まだまだプレイしている人は多いみたいですね。

 大会に参加すると、1人1人順番に打っていくのではなく、全員が同時に打っていくリアルタイム進行でサクサクプレイが可能。1ホールが終わるごとに、“簡易チャット機能”でカンタンな会話もできるので、みんなでワイワイと楽しくプレイできました! あぁ、おもしろかったー……って、肝心な“アクセスポイントモード”を利用した場合のプレイ感などをまったく話してませんでしたね(汗)。

 さて、“アクセスポイントモード”を利用してプレイした印象としては、たった1ラウンドのプレイでしたが、回線が切れることは一度もなく、また、他プレイヤーとのコミュニケーションにもズレがなく、ストレスをまったく感じることなく快適にプレイすることができました。もうちょっと対戦プレイを楽しみたかったのですが、「悲しいけどコレ、仕事なのよね……」と泣く泣く『みんGOL P2』を終了。

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▲ゲーム開始前や、1ホール終了後には“簡易チャット機能”で他のプレイヤーとコミュニケーションをとることができます。オンライン対戦だと、こういうのも楽しみの1つですよね! それが手軽に体験できる“N-06A”……恐ろしい子!!▲無線LANでオンライン対戦をしていると、途中で回線が切れる&タイムラグなどで対戦者に迷惑をかけることもしばしば。でも、今回のプレイでは一度も回線切れやタイムラグがありませんでしたよ!

 続いて、『ウイイレ2009』と『レジスタンス』のオンライン対戦をプレイ。どちらも、かなり激しく動くゲームなので、タイムラグや処理落ちが心配です……。処理落ちのため、パスやシュートのタイミングがズレて負けてしまったり、攻撃を当てたと思ったら敵が瞬間移動して逆に撃たれてしまうとガッカリです……が、その心配はまったく必要ナシ! 『みんGOL P2』同様、とっても快適にプレイすることができました。

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▲11人 vs 11人で激しく動く『ウイイレ2009』も、処理落ちせず快適にプレイできました!
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▲タイムラグの発生はFPSでは致命的。しかし、“アクセスポイントモード”を利用すれば、敵が瞬間移動して「時間が消し飛んだだと!?」なんていう場面になることもありません。

 ちなみに、参考になるかはわかりませんが、僕がプレイする『レジスタンス』のプレイ動画を掲載してみました。この動画を見て、いかにサクサク動いているのかがわかっていただけたらと思います。でも、初めてプレイしたので、すぐに死んでしまう&無理な体勢でのプレイのため、画面がどんどん左にズレていくのはご了承ください(笑)。


■リアルタイム対戦モノも快適プレイ可能! これは使えるわ……

 前編&後編でN-06Aの高機能“アクセスポイントモード”を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか? 今回、実際にN-06Aを触ってみた感想としては、まず設定方法がびっくりするくらいカンタン!! ロクに説明書などを読まずに触ったのですが、ほっとんど迷うことなく設定できました。また、今までは無線LAN機器を持っていなかったり、公衆無線LANアクセスポイントに行くのがメンドウでできなかったオンライン対戦が、手軽に、そしてさまざまな場所でプレイできるというのはアツすぎます!! 

 ゲームだけでなく、PSPを使ってネットサーフィンができるというのも魅力的! そして、7月22日(水)から、PS3&PCを介さずに映像コンテンツをPSPで直接ダウンロードできるようになったのも忘れてはいけませんね!! アニメ好きの僕としては、N-06Aを使えば1,000話以上のアニメ作品を、さまざまな場所でレンタル購入できるというのが一番うれしいかも……(笑)。

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▲外出先で480×270の画面サイズでインターネット検索ができるのも魅力。ちなみに、右の画像はPSPで見てみたN-06Aの商品ページです。
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▲TVアニメ『戦場のヴァルキュリア』もレンタル購入できますよ! 先日発表された続編のために、予習しておくなんてどうでしょう? 他にも、レンタル購入できる作品がたくさんあるので、PSPを持っているアニメ好きのユーザーにも、N-06Aはオススメできますよ!

 ちなみに、このN-06Aは“アクセスポイントモード”の他にも、約8.1メガのカメラを始め、撮影した画像などを、Wi-Fiを利用して自動アップロード専用BOXにアップロードできる“ライフストレージ”(別途、申し込み設定が必要)や、バーチャル5.1chサラウンドが楽しめる“SRS SOUND”(ステレオヘッドホン(別売)が必要)など、さまざまな便利な機能がありますので、ゲームユーザー以外にもオススメですよ(詳しい機能の紹介は公式サイトで)。

 そんなわけで、無線LAN機器を持っていない方、外出先でもガンガンオンライン対戦をプレイしたい方……そんな方は、N-06Aの購入を検討してみてはいかがでしょう? 携帯電話としての基本機能も充実していますし、ゲーム機だけでなく、仕事などでノートパソコンをネットにつなぐ時にも使えちゃいますしね! ネットをいろいろな場所でガッツリ使う方なら「パケ・ホーダイ ダブル」の月額上限13,650円(税込)というのも、FOMAのサービスエリアの広さを考えれば結構お手ごろ価格だと思いますよ?(ごえモン)

■おまけ 海に行って“アクセスポイントモード”を使ってみた

 前編の記事を読んだ謎の男・すぎっちが、「どうしても海で“アクセスポイントモード”を使ってみたいんです!! 海岸で、『ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」』をダウンロード購入できるか確かめたいんです!!」とおかしなことを言うので、一緒に伊豆旅行へ行ってきましたよ。その時の模様をおまけでちょっぴり掲載します。

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▲海岸でもしっかりネットにつながりましたよ「イヤッホーウ!!」。『ぼくなつ4』もしっかり購入できました。サービスエリアが広いので、さまざまな場所で“アクセスポイントモード”が使えます。海岸では若干電波が弱くなる時もありましたが、音声通話はまったく問題なかったです。

◆◇◆◇◆◇おまけフォト◆◇◆◇◆◇

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▲やってきました! 河津浜海水浴場!!▲海岸でも旅館内でもオンライン対戦。
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▲料理は、ゲームをプレイしながらスタッフが美味しくいただきました。

●アクセスポイントモードのご利用にはN-06A(親機)とFOMAネットワーク間で通信料金がかかります(パソコン・PDAなどを接続した場合の通信料金がかかります)。送受信データの容量が多い場合は、パケット通信料が高額になりますので、「パケ・ホーダイ ダブル」などのパケット定額サービスをご利用ください(アクセスポイントモードご利用の場合、月額上限額は13,650円(税込)となります)。
●アクセスポイントモードのご利用には、別途、mopera Uのご契約が必要となります。mopera Uのサービス内容・詳細についてはドコモホームページをご覧ください。
●N-06A(親機)と対応機器(子機)が同じ規格に対応していないと接続できません。N-06AはIEEE802.11b/gに対応していますので、W i-Fi対応機器(子機)の通信規格をあらかじめご確認ください。
●ゲームによってはアクセスポイントモードでゲーム機を接続すると利用できなくなるものもあります。※N-06Aの通信速度である受信時最大7.2Mbps、送信時最大384Kbps(ベストエフォート方式による提供)は、技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。実際の通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況に応じて変化します。※この記事は、編集部の調査に基づいて作成されたものです。

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