2009年7月31日(金)
日本一ソフトウェアから8月6日に発売されるPSP用ソフト『流行り神3 警視庁怪異事件ファイル』の最新情報が公開された。
『流行り神3』は、都市伝説を題材にしたホラーAVG『流行り神』シリーズの最新作にして完結作。今作の物語は、これまでのシリーズ作品より1話分増えた、全5話+αで構成されている。プレイヤーは警視庁の警察史編纂(さん)室に所属する刑事・風海純也となり、常識だけでは解決できない怪異事件の真相を“科学的見地”、もしくは“オカルト的見地”から究明していくことになる。
第1報では、主要キャラクターや第零話のあらすじなどを掲載。第2報では、サブキャラクターの紹介に加え、第1話と第2話の概要をお届けした。第3報となる今回は、第3話と最終話のあらすじと、最大6人であそべるミニゲーム『旧校舎のメリーさん』について紹介する。
近藤嶺二 | 等々力定弘 | 堂本咲枝 | 新納留吉 | |||
小暮に調査を依頼した、団地の自治会長。 | 団地に住む老人。変わり者だと近所では有名。 | 団地の付近の地域を担当している民生議員。 | 理髪店の店主。捨てる予定だった人毛を盗まれる。 |
【最終話“コインロッカーベイビー”あらすじ】その日、風海が登庁してみると、あるべきはずの職場がなかった。比喩(ひゆ)ではなく、昨日まであったはずの地下5階の編纂室が消滅していた。編纂室に入るためのドアがあった場所には、コンクリートの壁がたちはだかっている。まるで、それが当たり前であるかのように。 何が起きたのかもわからぬまま、別々の部署に異動となった風海たち。それぞれの思いを胸に彼らが遭遇する最後の事件とは……?
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本作には、複数人で遊ぶことができるゲーム『旧校舎のメリーさん』が収録されている。これは、すごろくの要領でさいころの出た目の数だけ移動しながら、旧校舎から脱出を目指すミニゲーム。1本のソフトがあれば、シェアリングを通じて最大6人のプレイヤー(6台のPSP)で遊ぶことが可能だ。
“メリーさん”が出没するという噂を聞き、その真偽を確かめるべく旧校舎に足を踏み入れた編纂室のメンバーとアドバイザー7名。しかし、旧校舎内に足を不意入れたとたんに誰かの悲鳴が校舎内にこだまし、外へ通じるドアは奇妙な力によって閉じられてしまう。旧校舎に閉じ込められ困惑する一同に、背後から“旧校舎のメリーさん”が迫る……!
本作の目的は、メリーさんから逃げつつ、他のメンバーより先に旧校舎から脱出すること。メリーさんに接触すると体力を1奪われ、3つの体力をすべて失うと異次元に連れ去られてゲームオーバーに。また、教室に入るとランダムでさまざまな“カード”が入手できる。4つ集めると玄関の鍵を開けられる“鍵カード”をはじめ、移動の進行方向を強制的に切り替える“靴カード”、メリーさんを強制的に移動させる“バットカード”などがあり、効果的な場面で使えばゲームを有利に進めることができるだろう。
プレイヤーの誰かが玄関の鍵を開けたら、あとはその玄関から出た者が勝ち抜けとなり、逃げ遅れた最後の1人が敗者となる。4つの鍵を集めるために協力し合ったり、誰かにメリーさんを押し付けて自分に有利になるよう仕向けたりと、入手した“カード”をうまく使いながら、周囲の人との駆け引きを楽しもう。
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