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2009年8月25日(火)

グラハムがあの必殺技を叫んでいた!? “ガンプラ&ゲーム列伝”をレポ

文:電撃オンライン

 8月21日~23日に、東京ビッグサイトで開催された『機動戦士ガンダム』30周年記念大博覧会“GUNDAM BIG EXPO”。そのステージイベント“ガンプラ&ゲーム列伝”の模様をお届けしていく。

 このステージイベントは、ガンダムシリーズの歴史とともに進化をし続けてきたガンプラやゲームの魅力や、最新アイテムを紹介していくというもの。ここではゲストとしてヒイロ・ユイ(『新機動戦記ガンダムW』)役の緑川光さん、アレルヤ・ハプティズム(『機動戦士ガンダム00』)役の吉野裕行さん、グラハム・エーカー(『機動戦士ガンダム00』)役の中村悠一さん、沙慈・クロスロード(『機動戦士ガンダム00』)役の入野自由さんが登場。さらに“名人”ことバンダイの川口克己さんと馬場俊明さんがガンプラの解説役としてステージに現れた。

“ガンプラ&ゲーム列伝” “ガンプラ&ゲーム列伝”
▲ガンプラのHGシリーズなどに採用されている1/144スケールという規格について川口さんが「不思議な数字だと思われる人が多いかと思いますが、これは国際スケールにのっとっているためなんです。1/144という数字自体は、子どもの手にちょうどなじむ大きさをスケール換算した時に出てきた数字なんです」と説明。中村さんをはじめ声優陣は興味深そうに聞き入っていた。
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▲発売開始となった当時のガンプラもお目見え。緑川さんは並んで買った思い出などを教えてくれた。吉野さんも「コアファイターが収納されるタイプのガンプラを持っていましたね」と懐かしそうに語っていた。
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▲最新モデルとなる『HG RX-78-2ガンダム Ver.G30th』のガンプラもステージに登場。精巧に作られ、川口さんによる塗装が施されたキットを渡された吉野さんと入野さんは、興味津々といった様子で触っていた。
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▲自身もよくガンプラを作っているという中村さんが「塗装も今は、ガンダムマーカーなどで簡単に塗れますよね」と塗装について切り出すと、川口さんからは「シリンダーなどのメカ部分にメタリックを塗ってあげると見栄えがよくなりますよね」と名人らしいワンポイントアドバイスが飛び出していた。
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▲自分の演じた役が乗った機体がキット化されたことについて、中村さんは「ガンダムに乗っている2人(緑川さんと吉野さん)は確かにうらやましいですが、僕の場合は“グラハム専用”という名前が入るので、そこがうれしいですね」と笑顔で話していた。
“ガンプラ&ゲーム列伝”
▲自分が乗った機体のキットを買いに行ったという緑川さんは「TVの上に飾っているんですが、ウイングガンダムは羽根があるので、カッコいいんですけどちょっとしたことで落ちてしまって大惨事になるんですよ」と悩みどころを披露。
“ガンプラ&ゲーム列伝” “ガンプラ&ゲーム列伝”
▲入野さんは、宮野真守さんとともに組み立てた『ガンダム エクスシア』で“電撃ガンプラ王決定戦2008”にエントリーした思い出を披露。これは、プトレマイオスのガンダムマイスターたちが駆るガンダム4機からイイとこ取りした機体となっている。

 ここからは、バンダイナムコゲームスのプロデューサーであるヒロノケイさんが登場。発売中のPS2&Wii用ソフト『SDガンダム Gジェネレーション ウォーズ』と、9月3日に発売予定のPS3用ソフト『機動戦士ガンダム戦記』を紹介していくことに。

“ガンプラ&ゲーム列伝” “ガンプラ&ゲーム列伝”
▲ここ数年でのガンダムゲームの進化の速さに驚かされていると話す緑川さん。『Gジェネレーション』シリーズを何本かプレイしたことがあるという緑川さんは「グラフィックもカッコいいんですが、遊びやすくなっていますよね」と最新作をプレイした感想を述べていた。
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▲『SDガンダム Gジェネレーション ウォーズ』の音声収録について中村さんは「戦闘シーンがほとんどなので、テンションの維持が大変でしたね。でも『Gジェネ』ならではの要素としてグラハムは“ゴッドグラハムフィンガー”という技を使えるんです!」と本当にうれしそうにゴッドガンダムとグラハムのコラボについて話してくれた。
“ガンプラ&ゲーム列伝”
▲“ゴッドグラハムフィンガー”の存在に心ときめいてしまったのか、入野さんはしきりにうらやましがっていた。ちなみに釘宮さん演じるネーナ・トリニティはシャイニングフィンガーを使えるらしい。緑川さんも「いつかは“ゴッドヒイロフィンガー”を使いたいですね(笑)」と楽しそうにコメント。
“ガンプラ&ゲーム列伝” “ガンプラ&ゲーム列伝”
“ガンプラ&ゲーム列伝” “ガンプラ&ゲーム列伝”
▲続けて『機動戦士ガンダム戦記』の映像を見ながらトークしていくことに。映像を見た一同は、映像の美麗さに驚いていた。ヒロノさんから8人までのオンラインマルチプレイが可能だと説明されると、中村さんは「最近、いろんな現場でオンラインプレイで遊んでくれる仲間を探している最中なんですよ」と話していた。
“ガンプラ&ゲーム列伝”
▲『機動戦士ガンダム戦記』に登場するガンダム7号機のキットがステージに。こちらのキットは、ゲームの発売後となる9月6日に発売される予定とのことだ。
“ガンプラ&ゲーム列伝” “ガンプラ&ゲーム列伝”
▲最後はステージに訪れてくれたファンにあいさつをしてステージは終了となった。

(C)創通・サンライズ

■GUNDAM BIG EXPO概要
【開催期間】2009年8月21日~23日(※終了)
【会場】東京ビッグサイト 東2・3ホール
【入場料】
 大人(中学生以上):1,500円(税込)
 小人(小学生):800円(税込)
 幼児(6歳未満):無料


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