2009年9月3日(木)
タイトーは、PSP用ソフト『DARIUSBURST(ダライアスバースト)』を今冬に発売する。価格は未定。
『ダライアスバースト』は、同社のSTG『ダライアス』シリーズの最新作。1997年にリリースされたアーケードゲーム『Gダライアス』以来、12年ぶりの完全新作となる。ゾーン分岐や海洋生物型の巨大戦艦ボスといったシリーズ定番の要素は健在ながら、新攻撃システム・BURSTなどが搭載されるなど新たな戦い方が盛り込まれている。
また、豪華クリエイターが参加している点もポイント。メカニックデザイナーは『機動戦士ガンダム00』など多くのアニメ制作に携わっている海老川兼武さんと柳瀬敬之さんが担当する。SF設定はスタジオオルフェの千葉智宏さんと黒田洋介さんが担当。さらにサウンドは、タイトーの音楽チーム・ZUNTATAに加えて、『ダライアス』シリーズサウンドでおなじみの小倉久佳さんが参加する。
■ プロローグ ■惑星アムネリアに人類が誕生してから数千年。高度に発展した文明は、多次元宇宙の構造を解明し、数々の超技術を保有するに至る。だが、そんな人類を待ち受けていたのは、異星知性体との大規模戦闘であった。 高度に進化し、機械と融合した生体を持つ“シーマ”。 人類と生態系も思考も大きく違う異星知性体との度重なる戦闘は、幾度となく人類を滅亡の危機へと追いやった。そのたびに人類は、伝説の名を冠した戦闘機“シルバーホーク”を駆り戦い抜き、そして生き残る。 戦いは一方で、人類を他惑星へ移住させる原動力ともなり、多くの惑星に無数の文明を築くに至った。最初の英雄サムラックとルティアが発見した惑星ダライアス。惑星ダライアスから、ヴァディス、オルガ、地球へ……。各地に広がった人類文明。しかし、異星知性体の攻撃も終わってはいなかった。惑星ダライアスに、再び異星知性体“ベルサー”の侵略の手が伸びる。 外敵の侵略に対し、防御を固めていたダライアス防衛軍であったが、初戦で絶対防衛ラインを破られてしまう。勝利を勝ち取るため残された手段は1つ、新たなシステム“バースト機関”を搭載したシルバーホークバーストによって、敵母星への逆侵攻をしかけることのみ。 選ばれたパイロットは、女性型AI端末のTi2。新型機開発のテストパイロットのリーガ・プラティカ。今、未来を託されたシルバーホークバーストが、宇宙へと羽ばたく。再び勝利の伝説を蘇(よみがえ)らせるために! |
▲シルバーホークバーストに搭乗するのは、女性型AI端末・Ti2と、テストパイロットのリーガ・プラティカになるという。女性型端末とは、いったい……!? |
外見的な特徴は過去作のものをベースにしているが、スペックは別モノ。パワーアップアイテムを集めることで、ショット、ボム、アームそれぞれが強化されていく。
▲パワーアップ方式はシリーズ作品を踏襲している。たとえばショットは、ミサイルショット→レーザーショット→ウェーブショット。ボムは、1方向のシングルボム→2方向のツインボム→4方向のマルチボムといった具合だ。アームはノーマルアームから、防御力2倍のスーパーアーム、地形衝突耐性を持つハイパーアームへと強化される。 |
シリーズ初登場となる“バースト”は、シルバーホークバーストにとって最大の攻撃方法。バーストゲージの分だけ使用することができ、火力は非常に高い。バーストユニットを設置して火力を二分すれば、広範囲をカバーすることも可能だ。
▲バーストは、ボスなど耐久力の高い敵に対して積極的に使っていきたい。 |
▲敵もバーストを使ってくる。この時、タイミングよくバーストを発動すると、敵のバーストエネルギーを吸収してカウンター攻撃を撃つことが可能だ。 |
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