2009年9月22日(火)
10月から放送がスタートするTVアニメ『とある科学の超電磁砲(レールガン)』。そのアフレコが都内のスタジオで行われた。
本作は、『とある魔術の禁書目録(インデックス)』に登場するキャラクター・御坂美琴(みさかみこと)を主人公に据えた、原作・鎌池和馬先生、作画・冬川基先生のコミックをアニメ化したもの。監督は『とらドラ!』でも監督を務めた長井龍雪さん。キャラクターデザインは『とある魔術の禁書目録』の田中雄一さん、シリーズ構成は『鉄腕バーディー DECODE:02』の水上清資さんがそれぞれ担当する。
▲こちらの写真は、アフレコに参加したキャストを撮影したもの。 |
アフレコ終了後に、御坂美琴役の佐藤利奈さん、白井黒子(しらいくろこ)役の新井里美さん、初春飾利(ういはるかざり)役の豊崎愛生さん、佐天涙子(さてんるいこ)役の伊藤かな恵さんからいただいたコメントを掲載する。放送を心待ちにしている人は、ぜひチェックしてもらいたい!
――皆さんが演じるキャラクターの魅力を教えてください。
佐藤さん:御坂美琴は、学園都市に7人しかいない“レベル5”に属する強い超能力の持ち主なんですが、それを盾にしたり、いばったりしない、ごくごく普通の女の子ですね。誰にでも明るく接することができるイイ子だなぁと思っています。感情表現がかなり豊かで、演じていて楽しいです。
新井さん:黒子さんは学園都市を守る“風紀委員(ジャッジメント)”という仕事に就いております。レベルも4で、“風紀委員”としてもとても有能です……が、とても変態です(佐藤さん・笑)。お姉さま(美琴)のことをとても愛しておりまして、ありとあらゆる手段を使ってお姉さまをどうにかしようと思っております。
豊崎さん:飾利という名前の通り、頭をお花で飾っている女の子です。黒子さんと同じく“風紀委員”なんですが、レベルは高くありません。そのかわりにPCなどの電子機器の扱いなどが得意で、実際に戦うのではなくオペレーターとして“風紀委員”を支えています。いつも佐天涙子ちゃんにスカートをめくられています。原作に“甘ったるい声”という記述がありましたが、それを上手に再現できればいいなと思っています。
伊藤さん:佐天涙子は……初春のスカートをめくっている役です(笑)。
豊崎さん:なんだそりゃー!(笑)
伊藤さん:(笑)。レベルは0で能力はないのですが、そういうことを気にしない、サバサバとした性格の女の子です。初春といつも一緒にいる、彼女のお姉ちゃんのような役です。
――ここまで演じてみての感想を一言どうぞ。
佐藤さん:アフレコが終わると心地よい疲労感を感じています。というのも、美琴は戦ったり叫んだり怒ったりと、体力を削るシーンが多いんです。楽しいんですけどね。
新井さん:信じられないような音が出ます(一同笑)。お姉さまにボコボコにやられるんですが、その際につねられた時や、それ以外にもおしるこをすする音など、「わたしって、こんな音を出せるんだ」というくらい、聞いたことのない音が出てきます。
豊崎さん:スカートをめくられて必死です(笑)。第2話までですが、毎回スカートをめくられるシーンがあるので。ちょっと恥ずかしいです(笑)。
伊藤さん:アフレコの雰囲気がとても和やかで楽しいです。おもしろい音も出たりしますし(笑)。
――「このことならわたしにおまかせ!」というような、皆さんの“レベル5”の能力を教えてください。
新井さん:おおおおおお~……。
佐藤さん:変な音出てるよ!!(笑) 読書が好きなので、本を読むことなら何時間でもできるんじゃないかなぁと。本当に好きで、2時間で単行本を1冊読んじゃうくらいです。寝ないで3日くらいは読めるんじゃないかな? って思っています。
新井さん:お掃除です。キレイにします。重曹が好きです(笑)。
佐藤さん:確かにお家キレイでしたよ。整理整とん上手です。
豊崎さん:温かい飲み物が好きで、温かい飲み物をいれるスキルは高いと思います。コーヒーも好きで、お家で豆を挽(ひ)いたり、紅茶もティーパックじゃなくてお茶葉からいれたり。最近は日本茶を入れるスキルがじょじょに上がっています。
伊藤さん:……う~ん、レベル5は思いつかないです。
――レベル2くらいではいかがですか?
佐藤さん:すごい下がった!!
伊藤さん:レベル2だったら……お散歩が好きです。1人でよく歩き回っています。
――放送を待っているファンにメッセージをお願いします。
伊藤さん:個性豊かな女の子たちがたくさん出てきて、とてもにぎやかな楽しい作品になっています。ぜひ見てください。お願いします!
豊崎さん:学園都市という舞台で繰り広げられる戦いだったり、人間模様だったりに注目してください。皆でドタバタにぎやかに騒いでいるところも、見ていて元気が出ると思います。人間味のあるキャラクターが多いので、個々の内面もしっかり見てもらえたらうれしいです。
新井さん:『とある魔術の禁書目録』を見ていた方がご覧になったら、「全然違うじゃない」と思うくらいすごく楽しい作品です。ギャグやアドリブも多いですし。もちろん『禁書目録』を見ていなかった方も楽しんでもらえると思います。
佐藤さん:コミックスはとても人気があって、満を持してのアニメ化ということで、始まる前からスタッフさんもキャスト陣もプレッシャーを感じていました。ですが、そんなプレッシャーをはねのけるほど、絵がきれいで、細かいところまでよく描かれています。コミックスを読んでいる方もそうでない方も楽しめると思います。ありえない音を出したり、笑いをこらえたり汗をかいたり、シーンひとつひとつにディスカッションを重ねながらガチで(笑)作っていますから!ぜひオンエアをご期待ください。
――ありがとうございました!
なお現在、豊崎愛生さんと伊藤かな恵さんがパーソナリティを担当するWebラジオ『とある“ラジオ”の超電磁砲』が配信中。9月18日からは第1回目が配信されており、番組内容の更新は毎週金曜日の19:00頃となっている。豊崎さんと伊藤さんのキャッキャウフフなトークが聞いてみたい!! という人は、TVアニメ『とある科学の超電磁砲』公式サイトからぜひチェックしてもらいたい
(C)鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN
■TVアニメ『とある科学の超電磁砲』