2009年9月25日(金)
東京ゲームショウ2009のSCEブース内にプレイアブル出展されているPS3用ソフト『グランツーリスモ5』をプレイしてきたのでレポートしよう。
今回プレイしたのは、ロジクール社の「Driving Force GT」が据え付けられた筐体。ガッチリ包み込まれるようなシートに座り、早速ゲームスタートする。今回プレイしたのはフランクフルトモーターショーで発表されたばかりの“フェラーリ458 イタリア”だったが、筐体によってドライブできる車種が違うので、並ぶ順番によってどの車に当たるかはわからない状況だった。しかしあこがれのフェラーリ、しかも最新車種ということで、果たしてどんな感触なのか、ワクワクしながら走り出す。
まず、印象が強かったのがそのグラフィック。PS3なので、きれいなのは当然に思えるが、背景の車体への映り込みが非常に凝っていた。特に木の下を通った時に葉っぱまできちんと映り込んでいるので、より自然に近い表現となっていた。走ったルートがお馴染みのルート246だったので、実在するビルなどもよりリアルに精密に描き込まれていて、感動さえ覚えるほど。残念なことに走っている間はゆっくり見ている余裕はないのだが……。
感触のほうはというと、ドライビングアシスト(補助)がほぼON+オートマでプレイしたので、新しくなったといわれる物理シミュレーションの違いを感じるところまではいかなかったが、アシストによって初心者でも比較的楽に走れる難易度になることがわかった。これまで「難しそう」という印象を持っていた人でも、一度触れてみてはいかがだろうか。